2007年 12月 02日
「マリア」
ヒロイン、マリアを演じるのはニュージーランド出身で「クジラ島の少女/2002」のケイシャ・キャッスル・ヒューズ。
マリアの夫ヨセフに中米グアテマラ出身のオスカー・アイザック。
監督はアメリカンのキャサリン・ハードウィック。
マリアの父ヨアキム役のショーン・トーブは「クラッシュ/2004」に出演している。
マリアの母アンナ役のヒアム・アッバスはイスラエル、ナザレ出身女優。
ヘロデ王役のキアラン・ハインズは北アイルランド出身で、なんか見た事ある、あると思っていたら「ミュンヘン/2005」で眼鏡をかけた殺し屋カール役。この方そういや、ケイト・ブランシェットの「ヴェロニカ・ゲリン/2003」や、ヘレン・ミレンの「カレンダー・ガールズ/2003」etc.にも出演するおなじみ俳優。
映画ラストに“聖夜”が歌われ、メル・ギブソンの作った「パッション/2004」と同じくキリスト教布教映画。
ある日、愛してもいないヨセフ(アイザック)との結婚が両親により知らされる。心乱れる気持ちで森に入ったマリアは天使ガブリエルのお告げを受ける。それは“あなたは神の子を身ごもる”というものだった。
そして神の子を身ごもったマリアは夫ヨセフとベツレヘムへ向かう旅に出るのだった...
そして生まれたばかりのイエスに向けて照らされる光...これらが映画のシーンに神々しく登場するのが印象的。
ただし英語で喋ってるのが変?スゴく違和感あり(特にマリアをメアリーと呼ぶのはやめて欲しかった気がする)。で、あえて英語字幕を付けたメルの「パッション」は良かったなぁ。
1990年生まれのマリア役のヒューズと、この時代濃い系が多かったのか?ヒゲが似合うヨセフ役のアイザックは中々適役だと感じる。
一部モロッコで撮影されたという景色は美しい!
日比谷シャンテにて...
ヘロデ王役のキアラン・ハインズって、「ミュンヘン」のメガネの人だったんですか~、どこかで見たことがあるなぁと思ってました(納得)。
それと、おっしゃるように英語で話す違和感ありました。
ヨハネは英語では確かにジョン(Jhon)なんでしょうが、
ザカリヤが、「ジョンと名付ける」と言った時、日本人の私としては「ガック」ときましたよやはり(笑)
アメリカで字幕で映画をみせるというのはかなりハードルが高いようですが、現地語でやってもらっていたら、もっとリアリティがあったような気もしますね。
そうそう「ミュンヘン」のカールです。この方いろんな映画に出てますね。だから顔がどこかで観た?観た?になるんです。
全くです。ジョンと名付けるのシーンはガックでしたわ。
アメリカ人が字幕嫌いなのは、彼らが英語で作られた映画ばかり観てるからでしょうね?
我ら日本人はまぁ仕方ありませんが、字幕には滅茶強い国民でしょうね?多分世界一かも?
ヨーロッパ諸国は字幕ではなく、吹き替えが多いようですね?
でも吹き替えじゃ俳優の声と違って違和感あるので、やはり字幕が好きです。
この季節になると観たくなる作品のひとつですね。
ただしこれは,クリスチャンから見れば,純然たる布教映画ではなく
ヒューマンドラマの要素が勝っていたように思います。
でもその分,一般にはなじみやすい降誕物語となっておりました。
ちなみにパッションは純然たる布教映画としての色あいが濃いです。
あちらは100パーセント聖書に忠実ですから。
パッションは3月あたりの受難節の頃に観たくなる作品ですね~。
そういえばパッションはアラム語でしゃべってくれて
俳優さんは大変だったと思いますが
十字架の上でキリストが聖書のせりふと全く同じ言葉の
「エリ,エリ,ラマ,サバクタニ」(主よ,なぜ私をお見捨てになったのですか)と言うのを聞いたときは鳥肌立ちました。
ヨハネ=ジョンはなるほど興ざめですよね~~
レス遅くなってごめんなさい。
純然たる布教映画ではなくヒューマン・ドラマですか。成る程ね。
ヨハネとマリア、マリアの家族が詳しく描かれていて、興味深かったです。
「パッション」はDVDに落としてあるのですが、長いあの台詞(字幕)を想像すると今一度見る勇気が出ないでいます。
「パッション」でイエス・キリストを演じたジム・カヴィーゼルは素晴らしかったですね。
ヨハネ=ジョン...ヨハネはヨハネでいってもらいたいものです。