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「世界でいちばん不運で幸せな私」

「世界でいちばん不運で幸せな私」_a0051234_21402274.jpg「Jeux d'enfants」...aka「Love Me If You Dare」2003 フランス/ベルギー
フランス発ファンタジックな、コメディタッチのラヴ・ストーリー。
数年前(2004年9月日本公開)にシネスイッチ銀座で観た記憶がある。
かなり奇想天外な作品で、万人向けじゃないなぁ?と感じたフランス映画。
やはり奇想天外映画「ナルコ/2004」の主人公ギョーム・カネと「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜/2006」でピアフになりきったマリオン・コティヤールのコンビ映画なのでDVDを引っぱりだして来て再び観た。
監督、脚本はヤン・サミュエル。
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8才のジュリアン(チボー・ヴェルアーゲ)と、ソフィー(ジョゼフィーヌ・ルバ・ジョリー)は同じ小学校に通う同級生。ジュリアンの母は病に冒され、今日、明日の命。
ソフィーはポーランド移民の子で、同級生に“移民の子!移民の子!”とからかわれる日々。
そんな、母親が病気の子と、移民の虐められっ子。
互いに寂しさを紛らわせるため、ジュリアンが母からもらったメリーゴーラウンドの絵の書いたブリキの缶で思いついたゲーム。それにハマって行く二人。それは二人が高校を卒業する時まで続く。卒業試験にパスしないとヤバいジュリアン(カネ)。ジュリアンはある日、父親(ジェラール・ワトキンス)から”遊び人ソフィー(コティヤール)を取るか?私を取るか?”と迫られる。
そして素直に“愛している!”と言えないジュリアンからソフィーは去って行くのだった...
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主演のギョーム・カネもマリオン・コティヤールも最近シリアスな作品にばかり出演している(日本公開作品限定)が、二人ともコメディ似合うのになぁと思う。
二人とも撮影時は30才前後だが、高校生役が結構OKでやはり俳優だなぁと関心する。
ギョーム・カネの笑顔はとろけそうで素敵!
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幼なじみってこんなにも大切な存在なのかと感嘆してしまう...縁がないので幼なじみ...
映画の展開が展開なので興味は別れる所だが、私的にはナイスな作品!
原タイトルはそのものズバリ!“子供たちの遊び(ゲーム)”。
“もし挑戦するなら私を愛して”と言った意味合いのInternationalタイトルも中々素敵。
邦題は相当苦労して考えたか?なんかスッゴイ邦題だが...
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by margot2005 | 2007-11-20 22:35 | Comments(0)