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「プロヴァンスの贈りもの」

「プロヴァンスの贈りもの」_a0051234_22132594.jpg「A Good Year 」2006 USA
「グラディエイアー/2000」のリドリー・スコット&ラッセル・クロウが織りなす、南フランス、プロヴァンス舞台のラヴ・ロマンス。
上コンビのラヴ・ロマンスって??と躊躇しながら観に行ったが、コレが中々シャレたラヴ・コメディとなっている。ラッセル主演なので単なるラヴ・ストーリーではないと想像していたが、コメディ・タッチの素敵なヒューマン・ドラマでもある。
原作はピーター・メイルの小説“南仏プロヴァンスの12か月”。
マックスが出会う地元のレストラン経営者ファニーに「世界でいちばん不運で幸せな私/2003」や2006年度のフランス映画祭で上映された「ラヴ・イズ・イン・ジ・エアー/2005」のマリオン・コティヤール。
マックスの叔父ヘンリーに「エリン・ブロコビッチ/2000」「ビッグ・フイッシュ/2003」etc.で現在も活躍しているUK俳優のアルバート・フィーニー。
マックスのブドウ畑を守って来たフランシスにディディエ・ブルドン。その妻リュディヴィーヌに「マドモアゼル/2001」のイザベル・カンディエ。
ヘンリーの娘と名乗るクリスティーにアビー・コーニッシュ。
プロヴァンスの公証人ナタリー・オーゼに「明日へのチケット/2005」「ぼくを葬る/2005」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ。
マックスの少年時代を演じるのは「ネバーランド/2004」のフレディ・ハイモア。
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ラッセル・クロウの映画って「L.A.コンフィデンシャル/1997」を始めとしてずっと観ている。売れないオーストラリア時代の作品もビデオ(この頃はDVDではない)やwowowで観て来た。しかし「シンデレラマン/2005」は観てない。シアターはもちろんの事。DVDでもwowowでも観てない。最近のラッセル映画ってオスカーを意識した作品ばかりで...
この作品、間違ってもオスカー候補にはならないであろうと思える軽いタッチの素敵な物語。
こういった映画って疲れている時に観ると実に癒される。
ラッセルの相手を演じるフランス人女優マリオン・コティヤールがお気に入りの女優ということもあったので観に行く事にした。それとワーナー・マイカル(板橋のワーナー・マイカルは空いていてお勧め)で上映していたし...
最近混んでいる映画館(混んでいる時間とか日にちは避けまくっている)へは行きたくない。どんなに観たい映画を上映していようとも...
映画館が混んでると、人域で疲れてしまいそうで...
マリオンは「世界で一番不運で幸せな私」を観てキュートな女優だなと思った。フランス映画祭で上映された「ラヴ・イズ・イン・ジ・エアー」は今だ劇場公開されないし、DVDにもなっていないが素敵な作品だった。
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ロンドンの証券会社で働く敏腕トレーダー マックス(クロウ)の頭の中はマネー、マネー、マネー、そしてウーマン。彼は数分の間に多額の金を動かす日々。
稼いだお金でリッチな生活を送るマックスの元に1通のエアー・メイルが届く。差し出し場所は南フランス、プロヴァンス。プロヴァンスは両親を亡くしたマックスが叔父ヘンリー(フィーニー)と過ごした思い出の場所であった。
亡くなった叔父ヘンリーの相続人となったマックスはヘンリーの残した家とワイン畑を売り払うため一路プロヴァンスへと向かう。
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現在のマックスの日常を描きながら、過去の世界...ヘンリーと少年時代のマックスの姿を織り交ぜつつ物語は進行していく。
数字しか頭にない証券トレーダーのマックスがプロヴァンスで過ごすうちに自然に誘惑されて行く...まさにそう...少年時代、夏のヴァカンスを過ごしたプロヴァンスの空気に触れて癒されるマックス。
いや誰もがこのような風光明媚な場所で癒されてみたいと思う。
主人公はワインのような映画。観終わって家に帰り冷蔵庫を開けた。最近また赤ワインを飲み始めたのである。コレを観て益々ワインを飲みたくなった。この映画を観た人は誰しも(飲めない人は別ですが...)ワインを飲みたくなることでしょう。
語るまでもなくプロヴァンスの景色は美しい!
お茶目なラッセルにぴったりの役で久々で素敵なラッセルにお目にかかった。
フィーニーは相変わらず素敵なojisama。大昔のアルバート・フィーニーってクールで素敵だったもの。
秋に公開されるマリオン主演の「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」が楽しみ!
エンディングに流れる、60年代に大ヒットしたブライアン・ハイランドの“ビキニスタイルのお嬢さん”のフランス語ヴァージョンがお洒落!!
ワーナー・マイカルにて...
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Commented by mayumi-68 at 2007-08-10 01:33
こんにちは。TBありがとうございました。
癒されるいい映画でしたよね。リドリー・スコット&ラッセル・クロウのコンビでこんなに肩の力の抜けた作品が出来るとは驚きでした。
マリオン・コティヤールは私も好きな女優さんです。「ラブ・イズ・イン・ジ・エアー」、面白い作品でしたよね。なんで劇場公開されなかったんでしょう・・・。せめてDVD化してほしいですね。
Commented by margot2005 at 2007-08-11 21:38
mayumiさん、こんばんは!
こちらこそコメントありがとうございます!
映画癒されましたよね。
プロヴァンスは憧れの地なんですが、今だ行けておりませんの。
そう「グラディエーター」コンビもこんなSweetな作品を作るなんてびっくりです。
「ラヴ〜」ご覧になってるのですね!ホント是非是非DVDにして欲しいですね。
マリオンはコレから楽しみな女優さんです。
Commented by オリーブリー at 2007-08-30 23:56 x
こんばんは~この映画、想像と違って楽しかったです。
前半はちょっとドタバタしてたけど、自転車やテニスなどコネタも笑えたし、人間模様もさら~と描いていてリドリー・スコットとは驚きです(笑)

そう、ラストの“ビキニスタイルのお嬢さん”は良かったです♪
懐かしいく聞けました(^^)/
Commented by margot2005 at 2007-08-31 21:52
オリーブリーさん、こんばんは!
想像と違ってましたか?
私もラッセル主演なので単なるLOVE STORYではないとおもいつつ観に行きましたが良かったですね!
コメディ色が濃くて堪能しましたわ。
ラッセルはコメディ素敵だと思います。マジな映画ばかりに出ないで欲しいですね?
懐かしのヒット・ソングのフランス語バージョンでお洒落ですね!
by margot2005 | 2007-08-09 22:31 | Comments(4)