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「ゾディアック」

「ゾディアック」_a0051234_23274763.jpg「Zodiac」2007 USA
ブラッド・ピット&モーガン・フリーマンの「セヴン/1995」の監督ディヴィッド・フィンチャーが作った実話を元にしたシリアル・キラー・サスペンス。
原作者は映画の主人公ロバート・グレイスミス。このノンフィクション小説はUSAでベストセラーになったとか...

新聞社サンフランシスコ・クロニクルのカートゥーンニスト(風刺漫画家)ロバート・グレイスミスに「プルーフ・オブ・マイ・ライフ/2005」のジェイク・ギレンホール。
敏腕記者ポール・エイブリーにロバート・ダウニーJr.。
サンフランシスコ市警デーブ・トースキー刑事にマーク・ラファロ。
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1969年7月4日の夜、カリフォルニア、車にいた若いカップルが銃撃され女性が亡くなる。その事件を通報して来た男は最後に“犯人は俺だ!”と言い残す。
1ヶ月後、新聞社サンフランシスコ・クロニクルに1通のメールが届く。それは“ゾディアック”と名乗る者からの最初のメールであった。そしてそれには暗号文が同封されており、それを新聞のトップ・ページに載せなければ大量殺人を決行すると記されていた。
クロニクルの記者ポール・エイブリー(ダウニーJr.)と、カートゥーンニスト ロバート・グレイスミス(ギレンホール)は暗号解読に奔走する。
一方でサンフランシスコ市警のデーブ・トースキー(ラファロ)と相棒ウイリアム・アームストロング(アンソニー・エドワーズ)も狂ったように“ゾディアック”なる人物を追いかけ始める...
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アメリカ人ならきっと誰でも知っているシリアル・キラー“ゾディアック”。
日本人の私にとっては全く知らない事件、人物で、少々引いたが...ストーリーは見応えある。
20数年に渡って描かれるストーリー。難を言えば、ジェイク・ギレンホールとマーク・ラファロがちっとも老けなくてリアリティにかけた気がするがいかがなものか?
「イン・ザ・カット/2003」「死ぬまでにしたい10のこと/2003」で印象深かったマーク・ラファロは大好きな俳優。彼の魅力はあの優しい声に尽きる。
記者役のロバート・ダウニーJr.は、ジョージ・クルーニーの「グッドナイト&グッドラック/2005」で久々にお目にかかり、これでもアル中、ヤク中を好演しファンを魅了している。
ストーリーはちょうどニクソン政権のアメリカ合衆国...サンフランシスコ・クロニコルの二人はウオーターゲート事件を描いた「大統領の陰謀/1976」のロバート・レッドフォード&ダスティン・ホフマンとなぜか?かぶってしまった...シチュエイション全然違うのだが...
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時代設定の古いハリウッド映画を観るたびに感動してしまうのが、車を始めとしたグッズ...ファッションはなんとでもなるが(作れば良い)、時計とか電話とか...大量に保存してあるのだろうか?車は大量に保存してあるということは知っている。
街はCGでどうにでもなるが、小道具に関しては観るたびに興味しんしんとなる。

デイヴィッド・フィンチャー映画って「ゲーム/1997」「ファイト・クラヴ/1999」「パニック・ルーム/2002」と観てきたが、何れも中々面白い!
この映画を観てやはり「セヴン」を思い出してしまった。 
ワーナー・マイカルにて...
Commented by sabunori at 2007-06-20 22:21
margotさん、こんばんは。
私の方からのTBはどうにかできましたー。
ファーストシーンからイヤな予感とともにあっという間にストーリーに
引き込まれてしまいました。
おもしろかったです。
私の場合特に実話をベースにした作品に引かれる傾向があるみたい。
昔はロバート・ダウニーJrって苦手な役者だったのですが、
なかなかいい感じになってきましたね。
Commented by margot2005 at 2007-06-21 21:01
sabunoriさん、こんばんは!
ようやっとTB送れるようになりましたわ。
ストーリーが始まってイヤな予感しましたよね。
でもわたしも連続殺人てなんかわくわく(不謹慎ですが...)して引き込まれますわ。
実話はやはり誰しも引かれますね。
エンディングで現在の人物像を語る(字幕)様は感動しますね。
ロバート・ダウニーJr.って癖あり過ぎなので、最近の方が素敵に見えるかもですね?
Commented by JT at 2007-06-21 22:49 x
こんばんはー
なるほどー、小道具の話、ほんと興味深いですね。
新聞社のタイプライターやペンに至るまでこだわるんでしょうから・・・
大変だと思います。
今回のように事務所のシーンが多いと、電話機やパソコンなんかはクローズアップされるから、その時代のものじゃないときっと違和感あるかもですよね。
Commented by margot2005 at 2007-06-22 01:04
JTさん、こんばんは!
映画の小道具って凄く興味あるんです。
「ハリウッドランド」も1959年が舞台なので、時代ものばっちりでしたね。
60〜70年代はパソコンではなくタイプライターで原稿を書きますから、タイプライターを打つあの音...効果音が耳に残ります。
Commented by bara_aya at 2007-06-27 20:50
こんばんは、久しぶりに遊びに来させていただきましたー。
この映画、すっごく見たいんですよ。
私もマーク・ラファロ大好きですし(ほとんどの作品観てます)!!
この記事読んで、やっぱり、観ることに決めました。
Commented by margot2005 at 2007-06-29 00:03
bara-ayaさん、こんばんは!
お出で頂いて嬉しいですわ。
マーク・ラファロ素敵ですよね。
メグ・ライアンとの「イン・ザ・カット」は衝撃的な作品でしたが、ラファロが素敵で思い出深い作品となりました。
「ゾディアック」のラファロも素敵ですわよ。彼の優しい声には癒されます。
Commented by wanco at 2007-07-08 23:45 x
margotさん、こんばんは!

そうか、「大統領の陰謀」の時代だったんですね。
あの時代は何かと事件が多くて、映画の舞台にはもってこいかもしれませんね。
ロバート・ダウニーは、地じゃないかと思えるくらいの、アル中演技でしたね。
こちらからも、TBさせて頂きますので、よろしくお願いします。
Commented by margot2005 at 2007-07-10 20:29
wancoさん、こんばんは!
こちらこそコメントありがとうございます!
TBは今だ反映されないようでなんか寂しいですね。
そうです!新聞社の彼らの席の側にニクソンのステッカー貼ってありました。なんとなくダウニー&ギレンホールがレッドフォード&ホフマンに重なりましたの。
ダウニーは存在感ありの演技者ですね。
Commented by amamori120 at 2007-10-07 23:39
二度目まして。
コレも観ました。
下らぬ記事をT.Bさせていただきます。
Commented by margot2005 at 2007-10-08 19:42
amamori120さん、こんばんは!
TBありがとうございます!
by margot2005 | 2007-06-18 23:53 | Comments(10)