イタリア映画祭2007...「私たちの家で/愛と欲望 ミラノの霧の中で」

a0051234_001573.jpg「A casa nostra」 ...aka「Our Country」2006 イタリア
監督はフランチェスカ・コメンチーニ。
彼女の父親は「ブーベの恋人/1963」の監督ルイジ・コメンチーニ。
ミラノを舞台に、繰り広げられる群像劇。主演のリータに「あるいは裏切りという名の犬/2004」のヴァレリア・ゴリノ。銀行家ウーゴにルカ・ジンガレッティ。

銀行家ウーゴ(ジンガレッティ)を摘発しようとしている財務警察官のリータ(ゴリノ)。スーパーマーケットの店員ジェリー(ルカ・アルジェンテロ)は、ウーゴの若き愛人でモデルのエロディエ(ラウラ・キアッティ)と浮気をする。ガソリン・スタンドの店員オテッロ(ジュゼッペ・バッティストン)は街娼ビアンカを密かに愛している。ビアンカと、リータの恋人マッテオ(ファビオ・ギドーニ)の母親は、後にジェリーの妻が看護士として働く病院に入院することになる。
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それぞれに異なった職業を持ち、暮らしぶりも違う彼らが何処かで出会い、結びつき、少々哀しいラストでエンディングを迎える。
登場人物が多いわりには、繋がっていく人々と、その物語がわかりやすく、上手くまとめてあり混乱しないで観る事ができて良い。

イタリア人にとってサッカーというのは生活の一部なのかもしれない。
銀行家のウーゴがジェントルマン数人でレストランで話すシーン...最近のセリエAにはイタリアンがいなく外人ばかりというオチだったが...
そしてもう一つ、イタリアと言えばオペラの国。劇中、オペラのアリアが流れ、物語を盛り上げる。やはりオペラはイタリア映画に素敵にマッチするなとしみじみ感じる。
ピエトロ・ジェルミの名作「刑事/1959」のテーマ“アモーレ・ミーオ!”も流れ、懐かしい以外の何ものでもない。
「レインマン/1988」以来ハリウッド映画に多々出演しているヴァレリア・ゴリノだが、記憶に残るのは「フリーダ/2002」くらいかな...
大々的に修復中のミラノの大聖堂と路面電車が映画の中に登場する。
「気ままに生きて」のキム・ロッシ・スチュアートは滅茶ゴージャス、イタリアンだが、この作品でもジェリー役のルカ・アルジェンテロがかな〜りゴージャス!(下写真)
G.W谷間の平日最終上映ということもあるが、結構空席ありだった。
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by margot2005 | 2007-05-05 00:32 | 映画祭 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Bianca at 2007-05-06 00:56 x
昔「コーザ・ノストラ」という映画がありましたよね、このタイトルはそれを意識しているのでしょうか?
Commented by margot2005 at 2007-05-07 00:11
Biancaさん、こんばんは!
「コーザ・ノストラ」ってマフィア映画ですよね?
これは残念ながらマフィアではなく、何でもカネで解決するリッチな銀行家が主人公でございます。
英語圏のタイトルは「Our Country」となってまして、casaってhouseの意味のようですが、広い意味でcountryにしたのでしょうか??
タイトル意識したかどうか?定かではございません。
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