2007年 03月 04日
「パリ、ジュテーム」
カンヌ映画祭(2006)はもちろん、ルーマニアから始まって、ロシア、フィンランド、アイスランド、カナダ、オランダetc.世界中の映画祭で上映されたこの作品。とうとう東京でも公開された。
ずっと前から楽しみにしていた大好きなパリが舞台の映画。
観たら又パリに行きたくなるだろうな??と思っていたが...案の定である。明日にでもパリに行きたくなって来た!!...無理な話だが...
この映画ってパリが好きな人は絶対観るだろうと思えるが、パリに興味ない人が無理矢理誘われて観に行ったら少々退屈するかもしれない。何せパリ!パリ!パリ!の世界だから...
パリの街を18個選んで、それぞれのエピソードを描いたショート・ストーリー。
それぞれのエピソードの監督、出演者はアメリカ、ハリウッドと、フランスやイギリスを始めとしたヨーロッパから多々有名人が参加している。
“16区から遠く離れて”のエピソードの監督はブラジル出身のウォルター・サレスで、主演のアナは「そして、ひと粒の光/2004」のカタリーナ・サンディ・モレノが演じている。
“モンマルトル”のエピソードから始まって、“14区(モンパルナス地区)”のエピソードで映画は終わる。
120分映画なので、それぞれのエピソードは5,6分といった所、コレがなんだか短すぎて、私的にはあんまり満足出来なかったのだが...
素敵だったのは...
“チュイルリー”のエピソード。監督はあのジョエル&イーサン・コーエンで、主演はあのスティーブン・ブシェミ。このエピソードは面白かった。チュイルリー駅(ルーヴル美術館が近い)のみが舞台で、ブシェミ演じるパリ訪問中の観光客の男が、パリジャンから因縁付けられる。短いながらもブシェミはさすが存在感あり。
“バスティーユ”のエピソードの監督は「死ぬまでにしたい10のこと/2003」のイザベル・コイシェ。主演は「マーサの幸せレシピ/2001」のセルジオ・カステリットと「オペラ座の怪人/2004」のミランダ・リチャードソン。このエピソードはなかなかお洒落だった。バスティーユはパリに行った際の思い出の場所でもあるし...
“ペール・ラシェーズ墓地”のエピソードもなかなかgood。アメリカ人のウエス・クレイヴン監督。主演は「マッチ・ポイント/2005」のエミリー・モーティマー&「トリスタン&イゾルデ/2006」のルーファス・シーウェル。有名人が眠るパリ最大の墓地ペール・ラシェーズを訪れた結婚間近のウイリアムとフランシスのカップル。オスカー・ワイルドのお墓の前で喧嘩が始まる。そしてそこへオスカー・ワイルドの幽霊が...
“ピガール”のエピソードはアメリカ人のリチャード・ラグラヴェネーズ監督。主演は「恍惚/2003」のファニー・アルダン&「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」のボブ・ホスキンス。のっぽのアルダンとちびのホスキンスの配役が絶妙で、大人のラヴ・ストーリー。
その他それぞれがお洒落であったが、私的には1つのエピソードが短すぎちゃって少々不満が残る。
ああ!!夢見そうなくらいパリに行きたい!
5分間ではなく、もっと見ていたい!って思うものが多かったですー。でもそれなりに凄く満足。お気に入りはティグヴァ監督の作品かな。
ホント、パリに行きたくなっちゃいますよ。私はまだ行ったことがないのです;観光地ではない素顔のパリを垣間見れてよかったです。
そうなんです。もうちょっと長ければ、もうちょっと味わえるのに...みたいな作品多々ありましたね。
ナタリー・ポートマンのエピソードですね。中ではアレが一番インパクト合ったかもしれません。
私的にはコーエン監督のエピソード ナイスでしたね。ブシェミも素晴らしい俳優だしで...
後やはり“バスティーユ”が素敵でした。
ほんとパリの街を見せてもらいましたよね。なんとなく、行った気分になれました。
シャーロットさんも是非パリへ!“Seeing is believing”でございます!!
marogotさんの気持ちわかる~~~~~
私も超パリに行きたいモードだもん。(笑)
いやー、いいですよね、この作品。
生活者目線なのが本当にいいなーって思いました。
映画を観て、ちょっとパリに行った気分に浸れて幸せでしたわ。
パリで一度生活してみたいですね。夢でございますわ。
私が気に入ったエピソードは「チュイルリー」と「14区」。
考えてみれば両方ともトラベラーのエピソードでした。
その他に「16区から遠く離れて」も味がありました。
ラストの各エピソードの人達のその後的なショットも心が温かくなるもの
でしたよね。
ステキな作品でした。
私的に同感、同感!そうそうトラベラーのエピソードでしたね。
16区〜も味が...
なんか観終わったらどれもこれも味がありましたね。
そうラストのその後を描いたのも素敵でしたわ。
もう一度観たくなってきましたが...
私はたんに、パリを満喫したかっただけなんで(笑)満足した映画でした!
古い記事にコメントありがとうございます!
そうこの作品出演陣は豪華絢爛でございます。
パリにまた行きたくなる映画でしたね。
こんな素敵な企画が実現できたのはやはりパリという都市の魅力のおかげでしょうか?
お気に入りが観る人ごとで違っていて、皆さんの記事を読ませて頂くのも楽しいですね。
私はセーヌ河岸のエピソードが心に残りました。
margotさんはやはり「パリ体験」していらっしゃるんですね。
京都の紅葉といい、ヨーロッパといい、実に羨ましいです~♪
TBさせて頂きました。
“パリ、パリ、パリ!”映画は素敵ですね。パリは大好きな街です。
セーヌのエピソードは一番始めのエピソードですよね?
ヨーロッパって人種が入り交じって住んでいる都市なのでこういった素敵なストーリーも芽生えるのでしょうね?日本では考えられませんね。
二度のパリは夏と春だったので、一度、冬、それもクリスマス・シーズンに行くのが夢ですが...まぁ当分無理ですわ。
margotさんの ”パリにゆきたーい” 熱を再燃させてしまっても申し訳ないですしね(ニコ)
「パリところどころ」との大きな違いは、世界各国から監督を集めたところですよね。
ちょっと短くて残念だったけど、
現在のパリの抱える問題なんかもしっかり入っていてよかったと思いまっす!
やっぱりパリにゆきたいですぅ!
「パリところどころ」は地味な作品でしたね。
この作品は世界中から監督を集め、俳優たちも豪華で楽しめましたわ。
そう現代のパリって色々と問題抱えてるようですね。
ご覧になられたのですね。
そうそう一つ、一つのエピソードが短かったですね。私もちょっとでした...でもファニーやジーナの出演には満足でした。
なるほどパリに遊びに行きたかった俳優&監督...かもですね?
ところで、パリですか!羨ましい!
昨今のサーチャージの高騰でヨーロッパは過去にない遠い国とあいなりましたわ。なんとかならないのか原油価格!!
CCさん!パリ満喫なさってくださいませ。
うだる熱さに息絶え絶えの東京人より...