2007年 02月 13日
「幸せのちから」
巷で話題のこの作品。観に行くつもりはなかったのだが、なんとなく数人の友人たちと観に行ってしまった。いや観て来て良かった...
主演のクリス・ガードナーにウィル・スミス「最後の恋の始め方/2005」。妻リンダ役は「クラッシュ/2004」のタンディ・ニュートン。
息子クリストファーにジェイデン・クリストファー・サイア・スミス。
監督はイタリア人のガブリエレ・ムッチーノ。
1981年、サンフランシスコ。“骨密度測定器”を医療機関にセールスし始めたクリス・ガードナー(スミス)。しかし、高級医療機器は思うように売れず、商売は暗礁に乗り上げてしまう。生活費を稼ぐため、妻リンダ(ニュートン)は一日16時間も働くはめになり、とうとうある日不満が爆発し家を出て行ってしまう。
そして、それから、クリスの子育てと新しい仕事への戦いが始まる。
“Dreams come true!”の国アメリカは、ホームレスでも努力すればミリオナーになれる。
アメリカならではのサクセス・ストーリー。実話なのだが、マジ??って感じ...
ストーリーは最初から解っている(成功する事)。しかし、終盤にはなんか感動してしまって...やはり子供の姿(力)が大きいこの作品。
でもでも、成功した後日談とか、少しで良いから映像で描いて欲しかったな。妻と再会して仲直りしたとか...実際はどうなのでしょう??
主演のウイル・スミスは中々素敵だった。
ウイル&ジェイデン・クリストファーが演じる、本当の親子の姿が余計感動を生んだ作品かなと思える。
「最後の恋の始め方」でのウイルは、素敵なplay boy役とっても似合っていたが、やはり“地”であるこういった役も似合うのだ。
タイトル「幸せの追求」の“Happyness〜”...息子クリストファーが通う、中国人が経営する妖しい保育園(のようなもの...)の看板に書かれた“Happyness”...yがiと書かれ、間違っているとクリスが何度か主張するあのシーン。
映画を観終わってから、あのシーン、あの字の間違いにこだわるクリス・ガードナーはホントに“Happyness”になりたかったんだなぁと切に感じた。
しかしウイルは走る、走る、サンフランシスコの街を、鞄抱えながら、あれかなりキツかったのじゃないだろうか?