「黒衣の花嫁」

a0051234_1944174.jpg「La Mariée était en noir」...aka「The Bride Wore Black」1968 フランス・イタリア
監督、脚本「隣の女/1982」「柔らかい肌/1964」のフランソワ・トリュフォー。
“黒衣の花嫁”ジュリーに「死刑台のエレベーター/1958」「ぼくを葬る/2005」のジャンヌ・モロー。
原作はコーネル・ウールリッチの“黒衣の花嫁”。この本は過去に読んでいる。
ある復讐のため場所を変え、次々に男を殺害していく女ジュリー...
映画の中でなぜ?見ず知らずの男たちを殺害していくのか?過去の映像を見せながらストーリーは展開していく。
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最後の最後迄とことんリヴェンジを果たし、全うする女ジュリーの復讐魂にはスゴイものがある。ラストのラストでの殺しは圧巻...言う事無し。
ジュリー役のジャンヌ・モロー...殆ど笑顔を見せない、そして衣装はほぼ黒&白。
神秘的な役がしっくりくるモローならではのこの役であろう。
この時ちょうど40才のモロー。少々お腹が出て太り気味であるが、モローはバディを売りにする女優じゃないのだとあえて納得。
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ただ一人殺されないコレー役に「女は女である/1961」のジャン・クロード・ブリアリ。
殺される男の一人、コラル役のミッシェル・ブーケはアラン・ドロンの「ボルサリーノ/1969」「暗黒街の二人/1973」に出演していて、顔はかなり記憶にある俳優。
同じくジュリーの餌食になるルネ・モラン役のミッシェル・ロンズデールは「ふたりの5つの分かれ路」「ミュンヘン/2005」それぞれでパパ役の彼。

皆に祝福されながら、白いウエディング・ドレスを着たジュリーが花婿と結婚式を終えて教会から出て来るシーン...やがて教会の鐘が響き渡る...
このシーンが映画の中に何度か登場する。コレがとっても劇的で映画を思い切り盛り上げてくれる。
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by margot2005 | 2007-02-12 20:34 | フランス | Trackback(2) | Comments(8)
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Tracked from CHEAP THRILL at 2007-04-06 21:05
タイトル : 真・映画日記(1)『黒衣の花嫁』
12月24日(日) 朝9時前に起き、 早速日記に取り掛かるが……(1)しか書けなかった。 途中で書くのがおっくうになってしまった。 気持ちを切り替え、 前に録画したトリュフォーの『黒衣の花嫁』を見る。 見てビックリ! 乱暴に言うと 「トリュフォー版キルビル」なのだ! …というか『キル・ビル』がマネしてるのね(笑)。 1968年の作品。 主演はジャンヌ・モロー。 ちょいとぽっちゃりしてる。 黒や白のドレスをまとった謎の美女ジュリー(ジャンヌ・モロー)...... more
Tracked from Belle &E.. at 2007-06-03 08:28
タイトル : 黒衣の花嫁(1968)
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Commented by Bianca at 2007-02-13 01:18 x
margot2005さん、こんばんわ
これ見たのですが、今一つ良く覚えていません。彼女の動機は何だったのか?夫殺しは岩下志麻の「五弁の椿」イザベル・アジャーニの「殺意の夏」もありますね。
Commented by margot2005 at 2007-02-14 00:46
Bianca さん、こんばんは!
この作品は同じトリュフォーの、ウイリアム・アイリッシュ原作「暗くなるまでこの恋を」とごっちゃになるかと思えます。「暗く〜」はドヌーヴなんですが...
どうも原作でごっちゃになってる始末...Bianca さんはいかがかな??

それとですが、これは夫殺しではないので...夫を殺されて怒る妻でございます。イザベルの「殺意の夏」は未見ですわ。「五弁の椿」は観てますが...
Commented by Bianca at 2007-02-14 16:30 x
あれ、そうでしたか。Margotさんが、記事の中に「結婚式を終えて教会から出てくるシーンが何度も」とあったから、つい、間違えてしまいました。何度もと言っても、結婚したのは一度だけなんですね。つまり、あまりに夫を愛していたがゆえの復讐殺人という訳ですか。それじゃ、日本武士道でも女の鑑になれそうな行為に過ぎないですよ。悪女じゃなく烈婦ですね。「殺意の夏」未見ですか。アジャーニといえども、全部はご覧でない?この映画は私もあんまり・・です。
もう一つ、梶芽衣子「修羅雪姫」も似ています。
Commented by margot2005 at 2007-02-15 00:50
Biancaさん、そうでしたわ。
教会の場面が何度も登場して物語を盛り上げるという訳です。
“烈婦”と言う表現をするのですね?
モローは悪女役似合いますが、コレではただひたすら愛する夫のために殺人をしまくると言う...ここまでこだわるか??なんて気もしますが..まぁ小説ですから。
アジャーニ映画未見もあります。あんまり...なんですね?ではパスで宜しいかしら??
梶芽衣子ですか?「修羅雪姫」は観てないですね?タイトルは何となく知ってますが...
Commented by Bianca at 2007-08-30 14:36 x
マルゴさま、御注進御注進!CCさんのBlogでこれ取り上げてますヨ。
Commented by margot2005 at 2007-08-30 20:46
Biancaさん!Merci beaucoup お知らせ!
Commented by claudiacardinal at 2007-08-30 21:37 x
マルゴさま、ビアンカさんからの情報で早速遊びに来ました!
ジャンヌ・モロー、この役にはちょっときつかったような。夫を殺した男達をここまで追いつめる女性にしては、年とり過ぎ・・・。いっその事もっと年をとった女性の設定にしてしまえばまた怖さを増してよかったかも。
でもまぁジャンヌ・モローなので許してしまいます(笑)
Commented by margot2005 at 2007-08-31 20:20
CCさん、こんばんは!
モローは40才でしたものね。
おっしゃるように、もうちょっと若いか、うんと年配の方が良かった感じしますね。
モデルになって画家に近づく役はちょっと一番苦しかったです。モデル役頑張ってましたが...
私もジャンヌ・モローだからってことでこの役許しちゃいました。
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