2007年 02月 06日
「見つめる女」
2006年イタリア映画祭で上映された作品。
シアターで公開されずにいきなりDVDとなった。
監督、脚本はパオロ・フランキ。
物語は北イタリア、トリノの街から始まる。
窓越しに見つめる“隣の女”ならぬ“向かいの女”。
向かいのマッシモ(アンドレア・レンツィ)に一方的な恋をするヴァレリア(バルボラ・ボブローヴァ)のラヴ・ストーリー。
毎日窓越しにマッシモを見つめることで満足しているヴァレリアだが、ある日犬を抱いてタクシーを捕まえようとしているマッシモと出くわし、彼をタクシーに乗せる。そして、その後、ヴァレリアは同時通訳の仕事を通してマッシモを知る事になる。彼と遭遇することに動揺を覚えたヴァレリアは、仕事場から立ち去る。
しかし、見つめること以上の欲望を覚えたヴァレリアは、突然ローマに旅だったマッシモを追いかけるため列車に乗る。ローマに着いたヴァレリアはひょんな事から、マッシモの恋人フラヴィア(ブリジット・カティヨン)と運命の出会いをする。
もしかして?とは思っていたが...アメリカ映画ならあのようには描かないだろうな?と少々哀し過ぎるのだが...監督あれで良いのでしょうか??
窓から見つめる...という手法は映画にしやすいのだろうか?
フランス映画では「隣の女/1982」 「仕立て屋の恋/1989」...
この映画のヒロインにはストーカーに近いものを感じる。ヒロインの目がスゴイ。
ヒロイン役のバルボラ・ボブローヴァも、見つめられる男アンドレア・レンツィも初めてお目にかかった。
レンツィは英国俳優アラン・リックマンに似てるなぁ実に...レンツィの方がう〜んと若いが...
フラヴィア役のブリジット・カティヨンは「ムッシュ・カステラの恋/1999」でベアトリスを演じている。
ストーカーまがいの...それマズいんじゃないですか?Biancaさん??
コレは是が非でもBiancaさんご覧くださいませ!!
そして是非コメントを!!!お待ちしておりますわ。
邦題通りの「見つめる」でしたね。(笑)
見つめるより私もストーカーだよな~って思いました。
まぁ気持ちはわかりますけど・・・
これ、私はイタリア映画祭で見たんですけど、
この前に上映された短編の方が面白かったですよー。
そういや“ストーカー”と、ただ“見つめる”だけでは違いますが、ヴァレリアは追いかけて行きますから、相当気合い入ってましたよね。
でもあの結末...女心は、同じ女でも理解に苦しみますわ。
短編が面白かったなんて得した気分になれて良かったですね!