2007年 01月 04日
「リトル・ミス・サンシャイン」
主演のリチャード&シェリル・フーヴァー夫婦に「恋愛小説家/1997」のグレッグ・キニアと「アバウト・ア・ボーイ/2002」のトニ・コレット。二人ともお気に入り俳優なのでこれは観逃せないと前から思っていた。監督はジョナサン・デイトン。
フーヴァー家の息子ドウェーンに「キング 罪の王/2005」のポール・ダノ。娘オリーヴにアビゲイル・プレスリン。シェリルの兄フランクに「ブルース・オールマイティ/2003」のスティーヴ・カレル。一家のじいちゃんに「ノエル/2004」のアラン・アーキン。
とても心暖まるロード・ムーヴィー。しかしかなりのコメディ(ブラック含む)が入っていて大笑いしてしまった。
家から一番近い映画館“シネ・リーヴル池袋”で観た。このシアターは家から10分とかからないで行けるので、リピーターになりたいのだが、私的に観たい映画を上映してくれないので滅多に行かない。今回は数年ぶりかと思える。
実は今年初映画はこれではなく、昨日007/「カジノ・ロワイヤル/2006」をまたしても観に行ってしまった。
二回同じ映画観るなんてこと皆無なのだが...お正月ってことで...
アリゾナ州アルバカーキに住むリチャード(キニア)は、施設から追い出されたじいさん(アーキン)を引き取り、妻シェリル(コレット)と、息子ドウェーン(ダノ)、娘オリーヴ(プレスリン)の5人暮らし。ある日ここへ自殺未遂をしたゲイであるシェリルの兄フランク(カレル)が同居人としてやって来る。じいさんはヘロイン中毒、ドウェーンは独自の成功論を振りかざす父リチャードへの反抗心から喋ることを止めている。オリーヴはジュニア・ミスコンに出場することだけが生き甲斐...という滅茶病める家族で構成されている。
そしてとうとうミスコン出場のため、ある朝アルバカーキからLAに家族全員で向かうことになる...
しかし全米でスマッシュ・ヒットしたこの作品も日本では単館系公開である。
家族の絆を描くハリウッドものは少々うんざりだが、これは“サンダンス映画祭2006”で上映された際、スタンディング・オベージョンになったという...いや解る、解る...素晴らしい映画であった。とにかく映画には全然お金かかってないなぁ...とまず感じる。
お金をかけないでも素晴らしい映画を作ることが出きるというのは素晴らしいことだと思う。
グレッグ&トニの夫婦役を始めとして、フランク役のスティーヴ・カレルと、じいさん役のアラン・アーキンが素晴らしく、オリーヴ役のアビゲイルも、きっとこれから注目されることであろう。
今年初のミニ・シアター作品は正解であった。
トレーラー
見たくなりました。ジョンベネはいやな事件だったけど。「007」にまたいらしたんですね(ニコ)。劇場内、女性同士、男性同士、女性主導のカップルとにぎわっていて、結構ファン層はあついのですね。
本日の読売新聞夕刊にもこの映画の紹介がありました。
観に行ってきださいませな。おすすめでございます。
“007”また行ってしまいました。007未見の息子を誘ったのですが、結局“007”全て制覇している夫と観に行きましたの。前回はほっぽいといて一人で行ったもので...“New Bond ダニエル”の夫評は"Very nice!"でした。
この作品、なんといっても俳優陣がよかったですね。
妙に味のある冴えないけれど愛しい面々でした。
シネ・リーヴル池袋に徒歩で行ける所にお住まいですか!
シネ・リーヴルでは邦画系が多いかな?
確かにmargotさんの好みのモノは少なそうですね。(笑)
あっけにとられながらも、大笑いしてきました。
日本人的な家族とは感覚が全然違うけど、でも、見ているうちに共感しだし、ラストは拍手喝采!!
それぞれの個性的な俳優さんたちはもろん素晴らしいけど、ぽっちゃりのオリーヴちゃんを演じたアビール・ブレスリン、将来的はラブコメに合いそう!
margotさんは「シネリーブル池袋」の近くなのですか。
我が家からだと50分ぐらいは掛かるけど、都内では一番近いです。2度ぐらい行ったことあるけど、もっと見たい作品をして欲しいですねぇ~!韓国ものが多かったような?
ホント良かったです俳優陣。確かに冴えないけど愛せますよねあの方達。
池袋は我が町でございますが...歩いてはやはり25分くらいかかりますね。長距離ランナーなら10分OKでしょうか?
シネ・リーブル会員になりたいのですが...上映作品がどうも芳しくなくて...そうそう「王の男」なんぞ上映中でしたわ。
ホントこれぞアメリカ映画でした!こういったブラック入ったアメリカ映画は最高ですね!
ロード・ムーヴィーはわたしも大好きで楽しませてもらいました。一緒に観た夫も“中々ナイス!”なんてのたまっておりました。
ご覧になったのですね。まぁ映画ですからあんな行動とれるんだと思いますよ。現実ではありえないことも映画の世界では可能ですから...
夫婦役のグレッグ&トニは大好きな俳優さんなので余計楽しめました。アビゲールちゃんも芸達者でしたよね。ラヴコメ良いかもしれません。
池袋はわが町でして...電車だと最寄りの駅から3分くらいで行けます。
シネリーヴルはメトロポリタンの中にあって、帰りに食事も出来るしで最高ですが...観たい映画上映してくれないのですね。残念ながら、そう韓国映画かかってましたね。
フランス映画の「あるいは裏切りというなの犬」が1/13〜ここで公開されるようですね。看板かかってましたわ。おすすめですわよ紫の上さん。
これは本当に良かったですね。
こういうエキセントリックな人たちが出てくる映画ってギャグもエキセントリックで僕は笑えないことも多いのですが、これは心の底から笑えるし、幸せな気分になれました。
嘘みたいな極端な家族達の設定を無理なく見せてしまう俳優陣の好演も良かった!
ほんとエキセントリックな方たちばかりで楽しめましたわ。
まぁ映画の世界だから、あんな日常が可能なんでしょうが...
あの演技者の俳優たちが演じると、なんか嫌みなく日常ぽく見えて素敵な作品でした。
この作品は俳優のアンサンブルが素晴らしく、素敵なロードー・ムーヴィ−でした。wowowで放映していたのでまた見てしまいましたわ。