「明日へのチケット」

a0051234_205896.jpg「Tickets 」イタリア/UK/イラン 2005
巷で評判のこの映画...エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチ 3監督の合作。
ヨーロッパ大陸横断列車(インスブルッグ〜ローマ)内の人間模様を描いた素晴らしいドラマ。イタリア(フランス、ハーフ)人女優のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ「ぼくを葬る/2005」のみ有名人で、他は私的に知らない俳優総出演作品。
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仕事を終え、オーストリア、インスブルッグから家族の待つイタリア、ローマに戻ろうとしている大学教授。
わがままな将軍の未亡人と、その付き添いのフィリポ。
アルバニアからの難民家族と、スコットランドからサッカーの試合を観にローマへと向かう3人のサッカー青年。
この3グループを、上記監督が順番に描いて行く感じの、オムニバスとはちょっと違った趣の作品。
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大学教授(カルロ・デッレ・ピアーネ)は、帰りの飛行機がテロ対策のため飛ばなくなり、列車のチケットを手配してくれた、訪問先企業の秘書(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)に駅で見送られる。親切にしてくれた彼女に淡い気持ちを抱き、後ろ髪惹かれながら列車に乗る。
イタリアの小さな街から乗車して来た将軍の未亡人(シルヴァーナ・ドゥ・サンティス)は傲慢この上なく、まるで使用人のように連れ歩いてるフィリポ(フィリッポ・トロジャーノ) にわがまま言い放題。兵役義務として未亡人に仕えているフィリポは哀しいことに文句が言えない。
同じ駅から乗車したアルバニア人一家はローマ、テルミニ駅で父親が待っていると言う。しかし家族全員の切符を買えずに乗車していた。
最後に登場するサッカー青年3人組。隣の座席のイタリアの女の子たちにナンパを試みるが、彼女たちが降りた駅にはそれぞれのボーイ・フレンドが迎えに来ていた。
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それぞれが、それぞれの目的で乗り合わせた列車、そして“チケット”...“チケット”を題材にひと時の人間模様が巧く描かれた素晴らしい作品。これってロード・ムーヴィーとよんで良いのだろうか?
そういやこれに登場するサッカー青年たちは、中村俊輔が活躍するセルティックの熱心なサポーターだった。
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ヨーロッパの列車にはフランスとイギリスで乗ったことがあるが、国際列車ではない。
一度是非国際列車に乗ってヨーロッパを旅してみたいものだ。
冒頭でテロ対策のためか、警察犬が列車に乗り込んでクンクンやっていた。やはり国際列車なんだなぁ(当たり前...)と又また実感。
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by margot2005 | 2006-11-23 02:11 | イタリア | Trackback(17) | Comments(18)
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タイトル : 【映画】明日へのチケット
"Tickets" 2005年イタリア/イギリス監督)エルマンノ・オルミ アッバス・キアロスタミ ケン・ローチ出演)カルロ・デッレ・ピアーネ ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ シルヴァーナ・サンティス フィリッポ・トロジャーノ マーティン・コムストン ウィリアム・ルアン ガリー・メイトランド満足度)★★★★☆ (満点は★5つです)シネ・アミューズにて ローマに向かう国際列車。大学教授と提携先企業の秘書。将軍の未亡人と彼女に付く事になった兵役中の若者。サッカー観戦の為にスコットランドからやってきた若者とア...... more
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タイトル : 『明日へのチケット』
素晴らしきコラボレーション。ナイスチームワーク!ナイスプレイ!ロードムービーは最高。3人の名匠が織りなす鉄道ロードムービー。別々の3本の映画ではなく、イラン、イタリア、イギリスの監督が協調して3人で1本の作品を作るという試みがとてもステキだ。物語はローマへ向かう国際列車の中でだけ展開し、それぞれの監督がおのおのの持ち味を発揮しながらも、自分だけが目立とうとせずに、さりげなくも鮮やかに旅の途中のドラマを見せてくれた。 列車は、トンネルを抜けて橋を渡り国境を越える。しがらみもわだかまりも超越するかの...... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2006-11-24 00:51
タイトル : 明日へのチケット
78年「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ、97年「桜桃の味」のアッバス・キアロスタミ、そして今年「麦の穂をゆらす風」のケン・ローチ。全員がカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムド-ルの受賞者たち。 オムニバス形式ではなく、バトンリレーのように設定が受け継がれ列車は走る。 {/cars_train/}{/cars_train/}{/cars_train/}~~~ 登場人物それぞれが持つチケット。そこから始まる接点を、名匠の個性がそれぞれの人物の特性を捉えていく。そして温かさ溢れ出すような視点の深さに感銘を...... more
Tracked from 龍眼日記 Longan.. at 2006-11-24 14:32
タイトル : 明日へのチケット
たまたま同じ列車に乗り合わせただけ。 それでも何かの縁でコトバを交わしたり、それ以上の出会いがあるかもしれない・・・。 列車の旅はそんなロマンも(実際にはほとんどないのだが)抱かせてくれる。 ローマ行きの特急列車に乗車した乗客たちの3枚のチケットのストーリー。 1枚目のチケットは初老の大学教授が出張先の秘書の女性に抱く 淡い想いを描くエピソード。 先ほどホームで別れた秘書の女性との会話の1つ1つを何度も思い返して 彼女への思いは徐々に大きくなっていく。 不思議なもので列車に揺られて...... more
Tracked from Chocolate Blog at 2006-11-24 21:21
タイトル : 明日へのチケット
ケン・ローチ、キアロスタミ、エルマンノ・オルミ三巨匠のコラボ作品。 ケン・ローチとキアロスタミの作品はわりと見てるけど、 エルマンノ・オルミなーんて監督知らないわっって思ったら、 「木靴の木」と「聖なる酔っ払いの伝説」の2作品を見てました。 しかも「聖なる~」..... more
Tracked from flicks revie.. at 2006-12-05 23:56
タイトル : 『明日へのチケット』
 エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ&ケン・ローチがつづるインスブルックからローマへと向かう列車の中で起こる三者三様の物語。どのストーリーがどの監督か、というのは非常にわかりやすかったというか。... more
Tracked from サーカスな日々 at 2007-05-06 01:24
タイトル : mini review 07047「明日へのチケット」★..
カテゴリ : ドラマ 製作年 : 2004年 製作国 : イタリア=イギリス 時間 : 110分 公開日 : 2006-10-28~2006-12-22 監督 : ケン・ローチ エルマンノ・オルミ アッバス・キアロスタミ 出演 : カルロ・デッレ・ピアーネ ヴァレリア・ブルーニ=デデスキ シルヴァーナ・ドゥ・サンティス フィリッポ・トロジャーノ マーティン・コムストン インスブルック駅を出発したローマ行きの急行列車を舞台に、『木靴の樹』のエルマンノ・オルミや...... more
Tracked from 銀の森のゴブリン at 2007-05-20 12:50
タイトル : 明日へのチケット
2004年 イギリス・イタリア 2006年10月公開 評価:★★★★☆ 監督:エ... more
Tracked from Kozmic Blues.. at 2007-05-21 19:09
タイトル : (今日の映画)明日へのチケット
明日へのチケット (2005/伊=英=イラン) Tickets... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2007-07-31 23:46
タイトル : 『明日へのチケット』'05・伊・英
あらすじ初老の大学教授は、オーストリアへの出張からローマに帰る飛行機が全便欠航のため仕事相手のオーストリア企業の女性秘書に便宜を図ってもらい、インスブルックからの列車で帰ることになる・・・。感想『木靴の樹』のエルマンノ・オルミ『桜桃の味』のアッバス・キ...... more
Tracked from to Heart at 2007-10-06 09:39
タイトル : 明日へのチケット
原題 TICKETS 製作年度 2005年 上映時間 110分 監督 エルマンノ・オルミ 、アッバス・キアロスタミ 、ケン・ローチ 出演もしくは声の出演 カルロ・デッレ・ピアーネ 、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 、シルヴァーナ・ドゥ・サンティス 、フィリッポ・トロジャーノ 、マーティン・コムストン 、ウィリアム・ルアン テロ対策の警備のため、すべての電車が遅れたことにより騒然とするインスブルック駅を、ローマ行きの急行列車が出発した。仕事相手の企業の秘書(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ...... more
Tracked from Production R.. at 2007-10-08 16:15
タイトル : 映画レビュー#55「明日へのチケット」
基本情報 「明日へのチケット」(2006、イギリス、イタリア) 監督:エルマンノ・オルミ(木靴の樹)、アッバス・キアロスタミ(桜桃の味)、ケン・ローチ(麦の穂をゆらす風) 脚本:エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ポール・ラヴァティ(麦の穂をゆらす風、S..... more
Tracked from JoJo気分で映画三昧!+α at 2008-05-11 16:52
タイトル : 「明日へのチケット」★★★★
'04年製作 監督 ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミ  出演 マーティン・コムストン、カルロ・デッレ・ピアーネ、フィリッポ・トロジャーノ、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキほか 国境を越えてイタリア・ローマを目指す列車。そこには、...... more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2009-05-20 21:09
タイトル : 明日へのチケット
 『それは希望と幸せの乗車券』  コチラの「明日へのチケット」は、エルマンノ・オルミ監督、アッバス・キアロスタミ監督、ケン・ローチ監督という全員がカンヌ映画祭最高賞のパルムドール受賞経験者という、世界が誇る名匠3人によって奇跡のコラボレートが実現したオム...... more
Commented by Bianca at 2006-11-23 12:35 x
margotさんこんにちわ。このキリストみたいな青年が兵役拒否で気の毒な目に遭っている人ですか?国際列車、乗ったことがあります。パリ発でドイツ、デンマーク、スエーデン、フィンランドに行きました。警察犬は、北欧の片隅の駅で乗り込んできて、太田胃散が、麻薬と間違えられそうになって慌てました。遠い思い出です。
Commented by margot2005 at 2006-11-23 21:35
Biancaさん、こんばんは!やはりヨーロッパ横断鉄道に乗車されたことアリですのね。羨ましいですぅ。太田胃散が麻薬ですか!?今となれば笑い話でしようが、そういうことに直面すればあせりますよね。
私も以前シンガポールに行った際、帰りの空港で人々が群がる中、一人だけ入念なボディ・チェックされて焦りましたわ。
そうです彼が兵役義務でわがままな未亡人にくっついて歩いてるフィリポさんです。素敵なイタリアンでしたわ。キリスト顔でしたわねそういや...
Commented by charlotte at 2006-11-24 00:50 x
ヨーロッパは陸続きで列車でも行き来ができるのが魅力的ですね。
あ、駅弁は日本独特のものなんでしょうか~?笑
それぞれのお話での主人公の変化が、ちょっとした事だけどとても前向きに変われているんだなと思うと、なんだか嬉しかったです。
でもフィリッポは婦人を置いてきぼり。う~ん、あの婦人も強烈なキャラクターでした。あそこまで開き直れるようになりたいですー。笑
Commented by Ken at 2006-11-24 01:52 x
margot2005さん、ご無沙汰してます!
飛行機の移動だと、みんなモニターの映画に集中してたり寝てたり、とひとりひとりが別々のことをしているわけですが、鉄道旅行だとみんな良い意味で手持ち無沙汰な感じがいいですよね。
だからこそこんなドラマが生まれる余地があるのだろうし、何だか自分も旅に出たくなりましたです・・・。
Commented by sabunori at 2006-11-24 14:38
margotさん、TB遅くなりました。ごめんなさ~い。
昨日鬼のかく乱を起こして1日ゴロゴロしておりました。
さてこの作品ですが決して大作ではないのですが思わずヒトにオススメしたくなってしまう後味さわやかな作品でしたね。
あの若者3人のエピソードには小難しく語らないけど実にいろいろな
テーマが盛り込まれていました。
それをああいう風にサラッと見せてくれるケン・ローチ監督は
素晴らしい!と思わず拍手です。
Commented by CaeRu_noix at 2006-11-24 18:54
ばなせーら。
これもロード・ムーヴィーと呼びましょう!
列車で国境を越えたのって、プラハ~ウィーン~ブダペスト間くらいなんですが、列車内でパスポート提示するのはまたオツでした。出国の人と、入国の人と二度まわってくるのです。イタリアの列車は遅れたり、自分が乗り遅れたり、苦労した思い出が多いのですが。でも、旅はたのしぃー。
Commented by Chocolate at 2006-11-24 21:23 x
こんばんわっ。

この映画は本当に良かったですよね~
素敵なコラボだなーって思いました。
こういうコラボをこれからもEUの方でガンガンやって欲しいです。
ちょっと違うけど「ジュテームパリ」もとても楽しみですよん。
Commented by margot2005 at 2006-11-25 00:32
charlotteさん、そうヨーロッパは陸続きで羨ましいです。飛行機に乗らないでよその国にいけませんから日本は...
駅弁ですか?そりゃないですよ。ヨーロッパの鉄道には食堂車やビュッフェが必ずついていると思われます。日本の駅弁は郷愁あって良いですね...
ローマ、テルミニ駅にさりげなく降り立ったフィリッポは素敵でしたわ。
Commented by margot2005 at 2006-11-25 00:36
Kenさん、こちらこそご無沙汰でございました。
あのように国境を越えて走る列車だかろこそ生まれたドラマですよね。
鉄道で移動出来るヨーロッパ人に生まれ変わりたいです!
Kenさんもお暇を見つけて鉄道の旅なさって下さいませね。
Commented by margot2005 at 2006-11-25 01:00
sabunoriさん、大丈夫ですか?今風邪流行ってますからお大事になさって下さいね。
そうなんです。わたしも友人を誘って行ってしまいましたが“いい映画だったわぁ!”とコメントしておりました。
ヨーロッパ人が抱える問題をさらっと描いてあって、やはり巨匠(鬼才)たちなのでしょうか?実はこの3人のこと良く知らないので...この後機会があれば彼らの作品を見てみたいなと思いましたね。そうそうケン・ローチの「麦の穂をゆらす風」が俄然楽しみになって来ました。キリアン・マーフィーだし...
Commented by margot2005 at 2006-11-25 01:27
かえるさん、やはりロード・ムーヴィーと呼んじゃいますか?
チェコ、オーストリア、ハンガリーと回られたのですね!うらめしやでございますぅ!ヨーロッパ旅行の醍醐味はやはり鉄道ですよね。
列車の中でパスポートはヨーロッパならでは...一度やって見たいです。
日本のように定刻に発車しなそうですわね。特にイタリア人なら...
フランスで列車に乗り送れそうになった時(トゥールだったか?)待って!と叫んだら、発車しないで待っててくれたのには感激でした。日本じゃ考えられませんが...
Commented by margot2005 at 2006-11-25 01:34
Chocolateさん、こんばんは!
これは皆さん絶賛映画ですね。巷で評判なので、じゃ行くかと...観に行って良かったです。
ホントEUの方にがんがんやってもらいたいものです。
「ジュテームパリ」ですか?「パリ・ジュテーム」のことかな??
「マリー・アントワネット」も観たいですね!
Commented by claudiacardinal at 2006-11-26 22:44 x
この3人の巨匠がつくる作品だなんて、とっても観たいです。けど既にこっちでは公開したのかしら?とりあえず調査してみます。

数日前にこちらにコメントしようとしたのですがcommentタグをクリックすると直ぐに画面がフリーズ、これを3回程繰り返しました。そちら大丈夫でしたか?私の方がバグにやられたのかしら?
Commented by margot2005 at 2006-11-28 00:10
CCさん、こんばんは!
この映画はイタリア、UK 、イラン合作となってますが、映画のエンド・クレジットではUK映画だと思いましたが...そちらで公開されてないなんて??そんなことないですよね??
フリーズですか?なぜでしょう?ログインの際たまにエラー表示が出ることがありますが、書き込みは大丈夫かと思います。また懲りずにおいで下さいませね。
Commented by kimion20002000 at 2007-05-12 23:49 x
TBありがとう。
あの老教授の人も、癖のある俳優で、ヨーロッパでは有名な人らしいですけどね。僕も、初めてでした。
Commented by margot2005 at 2007-05-13 23:40
kimion20002000さん、こんばんは!
こちらこそコメントありがとうございます!そうですか?ヨーロッパでは有名な俳優さんなんですか?存在感ありの俳優さんですよね。
Commented by kira at 2007-10-06 09:47 x
こんにちは~♪
特急列車で国境を越える旅、いいですね~^^
やっぱり飛行機で目的地まで行って帰ってくるんじゃ、こういう人間模様に触れる事もないですよね。

2話目の未亡人は、強烈なキャラでしたね。
このふたりの明日へのチケットが一番心配でした~。
Commented by margot2005 at 2007-10-06 22:37
kiraさん、こんばんは!
国境を越える長距離列車って乗ったことありませんので憧れますね。
英国に行ったとき、ロンドンからリバプール迄列車に乗ったのですが人間模様感じました。やはり列車の旅って素敵ですね。
未亡人のobachan今一度確認したいです。
緑のTシャツの彼の姿がよみがえってきましたわ。
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