2006年 05月 14日
「ナイロビの蜂」
オスカー助演女優賞(2005)/レイチェル・ワイズ
監督はブラジル出身のフェルナンド・メイレレス「シティ・オブ・ゴッド/2002」。主演の英国外交官ジャスティン・クエイルにレイフ・ファインズ「メイド・イン・マンハッタン/2002」「上海の伯爵夫人/2005」、妻テッサにレイチェル・ワイズ「ニューオリンズ・トライアル/2003」。原作はジョン・ル・カレ「テーラー・オブ・パナマ/2001」。
久々のレイフ主演映画で楽しみにしていた。多分、レイチェル・ワイズがオスカーをゲットしたので??大きな劇場で公開に至ったのかもしれない?なんて勝手に想像して...有楽町の丸の内プラゼールで観た...土曜日...雨の午後だったもので、普段映画観ない人とかもいたし...初日だしで...シアターは満員であった。
この作品はやはり...“冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラー”と言うことで納得した。やはりコレは冒険映画だったのだ。常に前知識ゼロで映画を観るため...観る前は、ストーリーを語るしっとりとした作品か??なんて思っていたのが大きな間違いであった。ハリウッド映画ばりの大スペクタクルである。
ある講演で偶然知り合った英国外交官ジャスティン・クエイル(ファインズ)と学生テッサ(ワイズ)。二人は結婚しアフリカ、ケニア、ナイロビに移り住む。ガーデニングが趣味の温和で無欲な夫ジャスティンに対し、妻のテッサは行動力の固まりのような女性で、地元での救援活動に明け暮れていた。ある日、テッサはアフリカ人医師アーノルド(ユベール・クンデ)と出かけたまま帰らぬ人となる。陰謀事件に巻き込まれた後、テッサは殺されたと確信したジャスティンは、一人で事件解明に乗り出す。
レイチェル演じるテッサは前半で死んでしまうのだが、その後ジャスティンがテッサとの過去を思い出す回想シーンでしばし登場する。
原題が語るように主人公はこよなく緑を愛するガーデナーである。
最近冒険活劇は食傷気味なので私的にはおすすめではないが、アフリカの地ケニア、スーダン...ラストに登場する広大な湿地帯は素晴らしく美しい!
劇場の入り口にrottentomatoesの記事が掲載されている。アメリカでは評判良かったみたい...オスカーも受賞したし...。
しかしレイフ・ファインズは「シンドラーのリスト/1993」や「イングリッシュ・ペイシェント/1996」の頃と比べて、余り変化してないのがスゴイ!
「Jの悲劇/2004」のビル・ナイが黒幕で出演している。
TBありがとうございました。
冒険活劇、サスペンスの部分が多かったので、ラブストーリーとしての宣伝はいかがなものかと思いました。
見た後はじんわりと2人の愛情の形の違いや温度差の変化などに思いを馳せました。
こちらこそコメントありがとうございます。
ラヴ・ストーリーなのか?壮大なるアクションなのか?ちょっと中途半端で、妻を亡くした夫役のレイフは素敵で大好きですが、なんとなく納得いかない展開で...まあ原作が、原作なんでしかたないのでしょう。
>2人の愛情の形の違い...でしたね。
ワタクシも、レイチェル・ワイズがオスカーをゲットしたので、大々的に公開になったのだと思いましたですよー
そうでなかったら、意外と単館扱いでひっそりと上映していたかも、、なんて思ってみたりしました。
でで、ワタクシもレイフ目当てデスー♪
ホント、この方、昔から歳を取らないというか、変わらないですよね。ウフフ
レイチェル・ワイズ、ふとした時のお顔が安達祐美に見えました(・・・見えませんかね?笑)
レイチェル・ワイズはよかったですよね。オスカーの前に見たので是非受賞して欲しいと思っていました。けどこの映画初めはいいかなーと思っていたら後半ハリウッドアクションもどきになってしまい残念!でした。
レイチェル・ワイズはキアヌーと共演の「チェーン・リアクション」で初めてお目にかかりましたが、あの頃はまるで少女ようで...ちょうど10年前の作品ですものね。
でもこの作品の中で“外交官の妻死亡、年齢24才”にはちょっと付いて行けなかった気が...10才は上のレーチェルであります。安達祐実ね...そういや面影あるかも...
レイフはいつも素敵ですね!主人公レイフじゃなきゃ観に行ってませんですぅ。「メイド・イン・マンハッタン」以来のシアターでのレイフでしたわ。
レイチェル・ワイズは聡明な役をやると...地もそうだとだと思いますが...とても似合う女優だと思います。「ニューオリンズ・トライアル」のレイチェルもとても良かったです。
そうですね最近ハリウッド・アクション系は食傷気味で観ていて疲れます。
それなりによかったとは思うのですが、表面的なものしか伝わってきませんでしたよ…汗、汗
レイチェルの笑顔はホントに綺麗でした…
レイフ主演なので楽しみしていたのですが...期待すると最近どうもダメですねなぜか??
レイチェル・ワイズは素敵な女優で大好きです!
外交官役はぴったりでした。
レイチェル・ワイズは私も「チェーン・リアクション」で初めてお目にかかったけど、もう10年経っているのですか。
ノーメークみたいな感じだったけど、行動力アル女性ながら、とても女らしさも感じられて、深みがありましたよねっ!
実生活でもお子さんも生まれて、母となり、更にいつか成長した姿が見られるのでしょうねぇ~!楽しみです!
あの湿地帯の色彩が、不思議な色合いに見えて、目を見張りました。
さてレイチェル・ワイズは良いですよね。前〜好きな女性です。
そう「チェーン・リアクション」から10年くらいですね。ブレンダンの「ハムタプトラ、シリーズ」にも出てましたが、強い女性似合います彼女...。
ナイロビとスーダンの景色素晴らしかったですね!
やっとぶるかる映画が出ましたねー。
TBさせていただきます。
この作品、ラストまで一気に引き込まれたのですが2人の関係に違和感を
感じつつラストを迎えてしまいました・・・。
それにしてもレイフの顔って不思議ではありませんか?
正面顔と横顔の印象が全然違う・・・。
ほんと二人の関係違和感ありでしたよね。アジア民族のわたしたちと違って彼らはヨーロピアンなので、少々違うか?とは思っても、でもですよね?
若い夫婦に(テッサ&ジャスティン)大々的な隠し事はいけませんなぁ。
私は冒険系、アクション系って苦手なのですが、この映画はしんみりとしたラブストーリーも折りはさまれていることもあって、よかったです。
ラストシーンも、切なくも美しくて、余韻が残るものでしたね。
冒険映画苦手な人でもこれはOKかもですよね?
楽しまれたようで良かったです。
ラスト・シーンはホント素敵でしたね。アフリカに行きたくなりました...たぶん無理でしょうが...
この映画は本当に”恋愛映画”として観たものですから感情移入することが出来ませんでした。前半は奥さんがあまりにも旦那より仕事を優先し、旦那はかわいそうだなぁって正直思いました。ナイロビの景色は壮大で、製薬会社の実態などサスペンス的な展開にかなりがっかりしてしまいましたねぇ。DVDが出たら、見方を変えてみてみたいと思います。
さて映画ですが、というよりレイフですが、いかにもレイフらしい役どころでステキでした。大好きです。ビル・ナイも普段の作品だととぼけたおっさんぶりが好きなんですけども、珍しく黒幕してましたねー。でも好き^^
まったく同じです。感情移入できませんでした私も....原作が冒険小説なので、描き方もすっごいスペクタクルで、もうちょっと描き方なんとかならなかったのか??と感じた人多かったんじゃないでしょうか?ラヴ・ストーリーとして宣伝してましたものね。もっと製薬会社のあの陰謀にも踏み込んで語って欲しかったです。見方を変えると、又感じ方も変わることでしょうね。
まとめて下さいまし。
ビル・ナイはgoodですよね。あの彼のUK訛りがたまりません。
レイフは前からファンでして、似たような役を演じるような気もしますが、でも好きですね。「オネーギンの恋文」の彼も好きです。情け無い男系似合うのよね...