「家の鍵」

a0051234_02403.jpg「Le Chiavi di Casa」...aka「The Keys to the House」2004 イタリア/フランス/ドイツ
ヴェネチア映画祭(2004)パジネッティ賞主演男優賞/キム・ロッシ・スチュアート
イタリア映画祭(2005)オープニング作品

監督、脚本はジャンニ・アメリオ。主演の父親ジャンニにキム・ロッシ・スチュアート、息子パオロにアンドレア・ロッシ。ニコルにシャーロット・ランプリング「スイミング・プール/2003」。
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15年前ジャンニ(スチュアート)の恋人ジュリアは、19歳で障害のある子供を産んだ後亡くなった。伯母夫婦に引き取られたその男の子パオロ(ロッシ)は15才に成長していた。ミュンヘンで15年ぶりに初めて息子と会ったジャンニ。彼はベルリンのリハビリ施設へパオロを連れて行くため列車に乗る。パオロの扱いにと惑うジャンニ。リハビリ施設で出会ったニコル(ランヴリング)はパオロより重度な障害を持った娘ナディン(アッラ・ファエロヴィック)の母親であった。ニコルと出会ってから、ジャンニに“息子を愛している”という気持ちが芽生え始める。
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観終わって何とコメントしてよいのやら??言葉が浮かばない...周りに健常者しかいない世界で生活している人々にとって、この映画の世界は人事でしかないが、やはり感動...とにかくジーンと来る。
パオロ役のアンドレアが名演技である。ニコル演じるシャーロット・ランプリング、押さえた静かな演技ながらも圧倒的な存在で、相変わらずブラヴォー!シャーロットである。ジャンニ役のスチュアートについての知識は皆無で、今回初めてお目にかかった。スーパー級に素敵なイタリア俳優が又一人増えた感じ...キム・ロッシ・スチュアート
映画のラストは感動ものである!
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イタリア映画祭の時もそうだったが、この映画を上映した岩波ホールを満員にした80%は中高年である。往年のイタリア映画が懐かしいのか??フランス映画だとこれほど、中高年は集まらない気がするが...なぜに??
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by margot2005 | 2006-05-14 00:14 | イタリア | Trackback(20) | Comments(14)
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Tracked from Brilliant Da.. at 2006-05-14 13:25
タイトル : 『家の鍵』
今年のイタリア映画祭は大盛況のうちに幕を閉じましたが烈 過去2年に映画祭で上映し、大好評だった2作品が現在東京で劇場公開されており、続けて鑑賞して参りました。 若き日、出産で恋人を失った衝撃から、生まれてきた我が子も手放してしまった父親ジャンニ。..... more
Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2006-05-15 00:55
タイトル : 家の鍵
15年前、ジャンニの婚約者は、19歳で出産し、その出産が原因で命を落とします。そして、子どもには、出世時のトラブルで心身に障害が遺ります。ジャンニは、婚約者の死がショックで、子どもの前から逃げ出し、その子ども、パオロは伯父夫婦の手で育てられます。医師から「父親と会... more
Tracked from Cartouche at 2006-05-15 09:54
タイトル : *家の鍵*
{{{   ***STORY***          2005年  イタリア ミュンヘン駅のカフェに呼び出されたジャンニは、息子パオロの伯父アルベルトに息子を連れてベルリンのリハビリ施設に行くように説得される。ジャンニは出産で恋人を失ったショックから、息子パオロを手放し、15年もの間、会うことがなかった。パオロの面倒を見るジャンニだが、態度を急変させるパオロにとまどいは隠せない。やがてジャンニはパオロを連れて2人だけの旅に出る。           }}} ストーリー的にむずかしいところ...... more
Tracked from Welcome aboard at 2006-05-16 09:04
タイトル : 家の鍵
自身の体験を著したジュゼッペ・ポンディッジャの「明日、生まれ変わる」を原作とした、ある父と、障害者である息子の出会いによる、苦悩と愛情の物語。イタリア本国で大ヒットし、コチラでもイタリア映画祭2005年のオープニング作品として上映され評判を呼んだ、名匠..... more
Tracked from 私のイタリア映画紀行 at 2006-05-21 12:48
タイトル : 家の鍵 Le chiavi di casa
『家の鍵』Le chiavi di casa 監督:ジャンニ・アメリオ 2005年イタリア映画祭で上映された本作は、2006年4月8日より岩波ホールにて公開。 あらすじ ジャンニ(キム・ロッシ・スチュワート)は、若い時に付き合っていた恋人との間に子どもができるが、難産で恋人は死ん..... more
Tracked from ケントのたそがれ劇場 at 2006-05-22 20:32
タイトル : 家の鍵
06/04/21★★★  もちろん岩波ホールという名前は知っていたが、中に入るのは初めてだった。ここは神保町交差点にあるビルの10階にあり、地下鉄と繋がっているため、雨に濡れずに済むというアクセスの良さがある。 また出版街の中心にあり、しかも岩波の名を冠し... more
Tracked from マダム・クニコの映画解体新書 at 2006-05-22 20:38
タイトル : 家の鍵/無限の責任
 不在の母、突然出現した父、そして重度の障害を持つ15歳の息子の「人生の重みを問う」物語。力作である。 家の鍵  出生時の事故で母親を亡くし、障害ゆえに父親にも逃げられたパオロ。孤児になった彼は、母親の私生児として叔父夫婦に大事に育てられてきた。 一方、父親のジャンニは、パオロを見捨てた罪の意識に囚われながらも、別の女性と結婚し、8カ月になる息子がいる。 父と子は、15年ぶりに顔を合わせ、交流を深めていく。 脳性マヒに加えて高機能自閉症を患うパオロは、善悪の区別が付かない純粋無垢の子...... more
Tracked from 映画評論家人生 at 2006-05-25 23:53
タイトル : 家の鍵
OS名画座 私ごとだが、高校生から大学生までの何年間か、障害児のボランティアをしていたことがある。対象は小学生から中学生。自閉症、盲目、脳障害と様々だった。遠足、運動会、クリスマス会、キャンプと、何... more
Tracked from るるる的雑記帳 at 2006-05-31 09:15
タイトル : 「家の鍵」
「家の鍵」を観ました。 ジャンニは自分の息子・パオロと共にリハビリ施設のあるベルリンへと向かう。実はこの日、ジャンニは15歳になっているパオロと初めて会った。パオロを出産すると同時に恋人が亡くなり、更にパオロには生まれつき障害が残ってしまった。ショックに耐....... more
Tracked from かえるぴょこぴょこ CI.. at 2006-06-02 02:21
タイトル : 『家の鍵』
甘口でも辛口でもないありのままの人間味と心情が胸をうつ。 父ジャンニと15年ぶりに再会した15歳の息子パオロの旅。出生時以来の再会をする15歳の息子が障害をもっているというのはとても微妙な設定。あざとさが感じられてしまいかねないデリケートなテーマなのだけど、アメリオ監督の手腕によって、その物語は誠実に丹念に綴られていた。監督の名前をつけられた父親ジャンニ役のキム・ロッシ=スチュアートも素晴らしい。感情を具に表現するわけではないけれど、戸惑いと不安とをかいま見せつつ誠実に息子と向き合うリアルな父を...... more
Tracked from 銅版画制作の日々 at 2006-06-20 19:23
タイトル : 家の鍵
2004年に制作されたイタリア映画です。現在、京都シネマにて上映されています。15年ぶりに再会を果たす父と子の絆を描いています。子の名前はパオロと言い障がいをもっています。脳性麻痺があり、歩行にもぎこちない。そんなパオロに父ジャンニが声をかけます。気さくに返事するのでほっとしますが、その一方でパオロの無頓着な態度に戸惑います。実は心身にも障害があったのです。パオロの病院での検査・リハビリにジャンニは付き添う事になり、そこから二人の関わりが始まる訳ですが、パオロのさまざまな変化についていけず苦しみます。...... more
Tracked from flicks revie.. at 2007-02-11 23:37
タイトル : 『家の鍵』
 ガールフレンドとの間に授かった小さな命。しかし出産時に若い母親は亡くなり、子どもは障害を抱えて生まれてくる。それから15年の時が流れ、新たな家庭を築き再び息子を授かったジャンニは過去と対面する。 ... more
Tracked from CHEAP THRILL at 2007-04-23 20:05
タイトル : 真・映画日記『家の鍵』
日中はこれといって大したことないな。 ヒマを見つけて金券ショップに入るも そうそう安いチケットはない。 18時に終業。 三田線で神保町に。 岩波ホールでイタリア映画『家の鍵』を観る。 障害児(脳性マヒ?特に説明なし)と彼と疎遠になっていた父親ジャンニの再会し、ベルリン→ノルウェー→イタリア(ミラノ)と旅をしながら二人の時間を見つめる。 障害児とのふれあいというか家族愛と ロード・ムービーが楽しめる 一粒で二度おいしい作品だ。 障害児パオロは障害からなのかある種やりたい放...... more
Tracked from とんとん亭 at 2007-06-10 09:47
タイトル : 家の鍵
「家の鍵」 2006年 伊 ★★★★★ めちゃめちゃ、このパパ役の男優、かっこいい~~★ なので★を多くしました。。。 ジャンニ(スチュアート)は、ミュンヘン駅のカフェに、15年会ってない(一度 も会ってない)息子パオロ(ロッシ)の件で呼び出される...... more
Tracked from 茸茶の想い ∞ ~祇園精.. at 2007-09-29 18:10
タイトル : 映画『家の鍵』
原題:Le Chiavi Di Casa 例えば昔付き合っていた人が、別れた後に妊娠していたことが分かり知らせることもないまま1人で出産していたとしたら・・ある日突然有り得る親子の対面・・ 成長した15歳の自分の子供、見ず知らずで、どんなだろう・・ジャンニ(キム・ロッシ・ス... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2007-09-30 23:00
タイトル : 『家の鍵』'04・伊
あらすじ若き日、出産で恋人を失った衝撃から、生まれてきた我が子も手放してしまった父親ジャンニ。15年の空白を経て、障害を持った息子パオロと出会った彼は、パオロをミュンヘンからベルリンのリハビリ施設に送り届けることになった・・・。感想文部科学省選定東京都...... more
Tracked from cinema!cinem.. at 2008-04-12 01:00
タイトル : 『家の鍵』
イタリアの美形俳優、キム・ロッシ・スチュアート主演の『家の鍵』をDVDで鑑賞。 彼が日本で話題になったのは『アパッショナート』『愛のめぐりあい』と立て続けに出演作が公開された10年以上前の話ですが、日本での公開作が少ないみたいですね。ちょっと残念。 難産により恋... more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2008-12-03 20:31
タイトル : 家の鍵
 『ミュンヘンからベルリン、そしてノルウェイの海辺の町へ、 15年の空白を経て出会った父と息子が辿る 心の旅路』  コチラの「家の鍵」は、ジュゼッペ・ポンティッジャの同名小説を、イタリアの名匠ジャンニ・アメリオ監督が映画化した、心を揺さぶる感動作です。ヴ....... more
Tracked from キノ2 at 2010-02-26 00:00
タイトル : 家の鍵
 2004年のイタリア映画、ジャンニ・アメリオ監督作品。  劇場公開もされたらしいのですが、全然知らなかった、存在も知らなかった、名前も聞いたことなかった。  なのになぜ観たかと言うと、レンタル屋さんを漂っていたら、棚からこの子が呼んだのさ。わけもなく手にとって、わけもなく観たくなって、わけもなく借りてきてしまったら、しこたま泣かされてしまいました。凄い映画だ。ううん。なんでこんな飛び切り上等の映画、全く知らずに生きてこれたのでしょうか。  若気の至りで19歳の恋人に妊娠させてしまい...... more
Tracked from Yuhiの読書日記+α at 2010-03-15 09:11
タイトル : 家の鍵
父と息子の交流を描いたイタリアの作品。監督はジャンニ・アメリオ、キャストはキム・ロッシ・スチュアート、シャーロット・ランプリング、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ他。 <あらすじ> 出産で恋人を失ったジャンニ(キム・ロッシ・スチュアート)は生まれた子どもを手放す。彼は15年後に初めて障害を持つ息子のパオロ(アンドレア・ロッシ)と会い、ベルリンのリハビリ施設に同行する。わが子への接し方がかわからず困惑する父親を、同じような立場の母親ニコール(シャーロット・ランプリング)が励ます。(シネマトゥデイ) ...... more
Commented by ドロップ at 2006-05-14 07:36 x
キム・ロッシ・スチュワート、美形ですよねーー、お久しぶりに名前が聞けてうれしいです。ところでこの映画はやっぱイタリア語ですか??
Commented by margot2005 at 2006-05-15 00:50
ドロップさん、そうコレはイタリア語で会話されておりますが、舞台はベリルンなのでドイツ語も登場します。
キムはご存知でしたのね??わたしは初めての出会いであります!滅茶美形でびっくらしました。
Commented by ラクサナ at 2006-05-16 09:44 x
うわ、↑の髭ずらキムたん素敵!
私なんぞ、この映画の感想で、随分ブログの更新が留まりましたですのに、さすが王妃!
実は私も『ぼくを葬る』の後に観た2本立て鑑賞だったので、かなりキツかったです。(^^;
作品中、フランス語は勿論、イタリア語とドイツ語を駆使して、物語を引き締めるシャーロットさんには、本当に頭が下がりました。
作品中にもシャーロットさんの愛読書として登場した原作の『明日生まれ変わる』、ちょびっと読んでみたい気がしました。^^
Commented by マヤ at 2006-05-16 10:37 x
はじめまして!
キムロッシはもっと露出が増えれば日本で人気でますよねー
Commented by margot2005 at 2006-05-16 22:45
ラクサナさん!キムは舞台で活躍しているみたいですね...ますます彼の姿が観れない状態...
重い映画2本は身体に良くありませんことよ。わたしはとても耐えられない...重い2本は...
シャーロット・ランヴリングは60才になっても素敵ですよね?
あんな風に年を重ねて行きたい...憧れの女性ですぅ!
「明日〜」はそうなんですか??読みたいわたしも...
Commented by margot2005 at 2006-05-16 22:47
マヤ さん!初めまして!ようこそお出でいただきました!!
キムの露出期待したいですね...アレッシオ・ボーニと共にお気に入りのイタリアンとなりました。
Commented by マダムクニコ at 2006-05-22 20:25 x
>スーパー級に素敵なイタリア俳優が又一人増えた感じ...キム・ロッシ・スチュアート

彼の演技には共感を覚えました。
戸惑いや歓び、苛立ちを自然体で表現していましたね。

でも、ロッシ君のほうが迫力あり。
実生活そのものには、太刀打ちできませんもの。

TBに感謝!
Commented by margot2005 at 2006-05-23 00:14
マダムクニコさんコメントありがとうございます!こちらこそTBに感謝であります!
あの二人はなんとなくミス・マッチぽい感じの配役でしたが、観終わって、いやあれで良いのだと思いました。スチュアートの演技も素晴らしかったですね。
ロッシ君からたっぷり感動をもらってシアターを後にしました。
Commented by 紫の上 at 2006-05-28 22:47 x
やっとスチュアートさんに会えて一緒に泣いてきました。
優しくて、美しい彼が苦悩しているのを見るとたまりませんねぇ~。
もし他の俳優さんだったら、これほど共感させられたかしら?
おう、お髭の写真!でもお美しい!
フランスのプボーさん、イタリアの彼・・・ととっても目の保養になりました。
それにしても、ヨーロッパって、すぐお隣がよその国、日本人で、ヨーロッパに行ったことのない私は不思議な感覚でした。
マルゴさんは以前にフランスなど行かれたから、肌で感じてきましたよねっ!
Commented by margot2005 at 2006-05-29 22:35
紫の上さんこんばんは!スチュアートさんに逢えてよかったですね。この映画やはり人気あるのでしょうか?まだ上映してるんですね。
スチュアートが余りにも若いハンサムな父親を演じているので、最初違和感あったのですが...いやコレで良いのだ配役と、観終わって感じましたね。なんとなく親子のミスマッチが絶妙でしたわ。
本国では舞台に出ている俳優のようですね。ますます私たちには遠い存在のスチュアートであります。
ヨーロッパに行ったら、長距離列車が発着する駅とかで、行き先の表示など見て、ああ陸で繋がってるんだと、当たり前ですが感じますね。入国の時もヨーロッパ人と外国人とに分けてあるのを見て、なるほどと思います。通貨がユーロになったのも納得です。英国だけ参加してませんが、エリザベスが反対してるのかしら??
Commented by CaeRu_noix at 2006-06-02 02:25
ぼなせーら。
キム・ロッシ・スチュアート!めちゃステキですね♪
この人は本気でかっこいいですよね。
あなたとなら一緒にパオロを育てますってカンジ。<妻いますって
イタリア映画が人気というよりは、岩波ホールはいつも年齢層高めですよねー。
Commented by Bianca at 2006-06-02 12:59 x
シャーロット・ランプリング がやさしく美しい女性として出てきましたね。うれしいです。私も同じ5月13日に見ました(大阪で)
Commented by margot2005 at 2006-06-03 00:19
CaeRuさん、ヴォナでございます。
キム・ロッシュさんほんとイタリアン(濃い系好き!)で滅茶素敵であります。
妻いるんですか??まぁいない訳ないでしょうね...ゲイでない限り...
岩波ホールは今回十数年ぶりでしたの。やはりあこは中高年のるつぼでしょうか??
Commented by margot2005 at 2006-06-03 00:24
Biancaさんようこそお出でいただいました。
シャーロット・ランヴリング...素敵な、魅力的な女性で大ファンです!
彼女の映画はいつも楽しみにしています。過去にはハリウッド映画でもミステリアスな役で出演していて存在感のある素晴らしい女優だと思います!
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