2006年 03月 12日
「リトル・ランナー」
トロント映画祭プレミア上映作品(2004)
主演ラルフには多くの中からオーディションで選ばれたアダム・ブッチャー。
彼の教師ヒバート神父にキャンベル・スコット「愛の選択/1991」。
ナース、アリスを演じるのはジェニファー・ティリー「愛の行方・ファヴィラス・ベイカー・ボーイズ/1989、ゲッタ・ウエィ/1994」。
ラルフのガールフレンド、クレアにタマラ・ホープ「シャル・ウイ・ダンス/2004」。
監督、脚本はマイケル・マッゴーワン。
原題は“聖人ラルフ”...この原題は映画のラスト・シーンのステンドグラスに反映されていてnikui!
コーマ(昏睡)に陥った母を目覚めさせようと“ミラクル”に向かってひたすら走り続ける“リトル・ランナー”の感動物語。
時代は1953年、カナダ、ハミルトンのカトリック・スクールに通うラルフ(ブッチャー)。父は戦争(第二次世界大戦)で亡くなり、母は病の床に...しかしラルフは明るく、清く...ではなく...隠れてタバコは吸う、女子更衣室を覗き見する等、学校きっての問題児。
宗教が色濃く背景に描いてあるので、キリスト教国ではない私たちの国では馴染めない部分が多々登場するが、とてもユーモアを交えて描いてあるため飽きさせないストーリーとなっている。例えば、ラルフが神の声を聞いたというシーンでも、その神はサンタクロースの格好をしていて笑える。全体的に、ストーリーにちょっと無理があるかな?と感じるが、やはり所々に登場するユーモアで以外に許せてしまう。
上にも書いた無理のあるストーリーのラストは、ストーリーにマッチした音楽が盛り上げて素敵なラストへと導いてくれている。
この手の催涙映画はちょっとパス~と思ってたんですが~
感想伺うと結構いけそうですね?
ジェニファー・ティリーって 頭のてっぺんから声が出る人ですよね?
私の中では妖怪・・ 看護師役とは! 意外です(笑)
笑えるし、泣けるし、最後は爽やかとを感じましたよ。コーチの神父役の人は、なかなかハンサムだし、、見覚えあるなと思ったので、試写会から帰ってすぐに調べたら、「愛の選択」で、すっごくイケメンでハンサムと思った人でした。(笑) 年のせいか、あの頃より、イケメン度は落ちているよう鳴きもしますけどね。(笑) 公開になったばかりの「エミリー・ローズ」にも出演しているというので、楽しみですぅ。
マダムSさんもコメントなさってますけど、ジェニファー・テイリーの声はてっぺんから声が出ていたように思います~笑
そうそう、それにキャンベル・スコットは私も久々でした!
なかなかいい神父さんの役でしたわ。それにブッチャー君、すごく面白かったですよ。だから余計にお母さんへ献身的に話しかける姿がいじらしく、わかっている展開でも素直に応援したくなってしまいました!
「エミリー・ローズ」に出てるようですねキャンベル。ジュリアとの「愛の選択の」のキャンベル良かったですよねぇ。懐かしいです。髪も少し白髪って感じでお年を感じましたわ。
アダム君は頑張ってましたよね。ただあのママのラストにはちょっとばかりビックラしましたが...。
ジュリアとキャンベル・スコットの「愛の選択」観たくなりました。
キャンベル・スコットには一番泣かされましたよ♪
私はそんなにストーリーに無理があるとは感じなくて、あれこれ楽しめてしまいましたー。
神様がサンタクロースの恰好っていう遊んだ発想も好きでっす。
キャンベルに泣かされましたか?キャンベルさんは久しぶりで、素敵なojisama系になっていて満足でございました。そうですね、無理と言えばボストン・マラソンでしょうか!?サンタクロースもほんに良い発想だと思いましたね。わたしにとっては中々素敵な映画でした。
「サンタクロース姿かい?」と思わず突っ込み。ユーモアたっぷりなところがこの映画のいいところですね。ヒトよりも不幸を背負ってるはずなのに、明るいラルフに逆に皆が救われてゆく・・・そんなところが「聖人」なんでしょうね。TBさせてくださいね~
サンタクロース姿...おいおい...と突っ込み入れたくなりましたが、あれスッゴイ良かったと思います。
不幸を、不幸とは思わない(解釈しない)ラルフの生き方は他の人が救われますよね。だからラルフはセイントとなってステンド・グラスに...
あのラストは素晴らしかったです!