2006年 01月 15日
「プライドと偏見」
原作は“エマ”“いつか晴れた日に”のジェーン・オースティン。
主演のエリザベスにキーラ・ナイトレイ、Mr.ダーシーにマシュー・マクファディン。キーラは「ラヴ・アクチュアリー/2003」や「キング・アーサー/2004」etc.でお目にかかっている。マクファデンは「エニグマ/2001」に出演しているようだがどうも記憶にない。とにかく彼はジョン・キューザックに滅茶似ていて困ってしまった。他にドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレッシン、ジュディ・デンチ、そして、“007シリーズ”でボンド・ガールを演じたロザムンド・パイクと豪華な出演陣。
監督はジョー・ライト、脚本はデボラ・モガー。
18世紀の終わり、イギリスの田舎街が舞台。この時代、未婚の女性が親元を離れて生きて行くには、良い伴侶を見つけて結婚するより手だてはなかった。5人の娘を持つミセス・ベネット(ブレッシン)は、それぞれの娘を資産家の男に嫁がせようと躍起になっていた。そんな折、ベネット家の近くにリッチな独身男ピングリー(サイモン・ウッズ)が館を構える。そしてビングリーが催した舞踏会に、父親(サザーランド)を始めとして、ベネット家全員が押し寄せることになる。ピングリーの親友ダーシー(マクファデン)も館に逗留していた。その夜、ビングリーはベネット家の長女ジェーン(パイク)にダンスを申し込む。そして同じフロアーにいたダーシーがベネット家の女たちを冷ややかな、見下す感じで見るのをエリザベス(ナイトレイ)は見逃さなかった。この後のストーリーは割愛させていただく。
コリン・ファースが後にMr.・ダーシーと呼ばれたくらいハマり役だったらしい「高慢と偏見/1995」は未見である。でなもんでなんとも言いがたいが...やはりコリンのMr.ダーシーが是が非でも観たい!!エリザベス役のジェニファー・エールも素晴らしいのではないだろうか?キーラはどうも軽い感じがして...英国人なので配役にはぴったりだとは思うのだが...どうも...。Mr.ダーシー役のマクファデンも駄目...ジョン・キューザックは古典もの似合わないのだ...なんて思ってしまって...。他の出演者については、母親役のブレンダ・ブレッシンが品のない(Mr.ダーシー曰く)女性にぴったりで、ジェーン役のロザムンド・パイクも、007映画の時よりも、この役が素敵である。父親役のドナルド・サザーランドとキャサリン役のジュディ・デンチは貫禄勝ち!
英国の田園風景が素晴らしく、お城級のダーシーの館の中、噴水のある庭や、あずまや(エリザベスとダーシーの雨のシーンは...美しすぎ...!!!)、そしてエリザベスが断崖に立つ、あのシーンも美しかった!!とにもかくにも英国の田園、緑が美しい!!
男っぷりといい、セクシーさといいコリンが勝ちますね。
あと全体的にあちら版のほうが、大人っぽかったですね。
脇もあれほどキャーキャーしてませんでしたし・・
私は、ブレンダ・ブレッシンがよかったと思いました。
TBありがとうございました。
私もコリンのマーク・ダーシーが見たくてたまりません!
きっと似合うだろうな~うっとり(笑)
イギリス物は独特の雰囲気があって大好きです。
やっぱ観たいのはコリン・ファースのダーシー!
BBCのドラマって本当に見応えがありますよね。
そうそう映画のほう、長女役のロザムンド・バイクも美しかったですね。
おっとりとした感じがピッタリはまってました。
ダーシーをもう少し細かく描いて欲しかったかな。個人的に父親役のドナルド・サザーランド一押し!です・・・笑 あんなお父様だったら嫁にいきたくない(爆)
・・・ところで映像は本当に綺麗でしたね。自然の美しさも素朴さといい温かさといい私も実際に行ってみたくなりました!
感想書きましたのでTBさせて頂きました^^
trackbackありがとうございました、わたしも送らせていただきましたわ。
やっぱりわたしら、普通じゃない(爆)
みんなどんどん見に行くのが、早くなってますよねえ。
4,5年前は、こんなじゃなかったですよねえ。やっぱりマダムSさまのサイトのせいだわ。(笑)
皆さん絶賛のBBC版も早く観たいと思いつつ、先にこちらを観てしまいました。
主演キャストはともかく、雨のシーンなど、美しいシーンがあって私的にはよかったです。
TBを。。
雨のシーンはほんと素敵でしたよね。このシーンはBBCドラマ版より断然ロマンティックでありました!映像的にはやはり大画面には勝てないかな?でも機会があればBBC版もご覧くださいませ。
まだ感想書いてないんですが(こらこら)報告&レビュー拝読に
あがりました。このところ重たい映画が続いてたので久々の恋愛ものに
お肌が潤いました。
キーラ・ナイトレイの首のラインがきれいだなーと思ったんですが
ああいうデザインのドレスって首はきれいに見えるけど、ちょっと
胸のあたりが寂しく見えるかも…と思ってしまった。
Mr.ダーシーは画面を見てても彼の顔の上にコリンファースが透視して
みえました。テレビ版はまだみたことがないのですけれども
きっと写真のすり込みでイメージが強いせいですね^^
ロケ地は数箇所に及んでいたけど、まだ英国には、実際に、ああいう邸宅やお城が残されているわけですからね。スタジオでは、あの庭園の感じは、苦しいからね。
英国に行った際、この国は産業革命の旗手で進化して行ったはずなのに、現在でも古い物が多々残されていて素晴らしい国だと感嘆しましたね。