2005年 12月 28日
「秘密のかけら」
主演はケヴィン・ベーコン「フット・ルース/1984、コール/2002」&コリン・ファース「高慢と偏見/1995」「スプリング・ガーデンの恋人、ラヴ・アクチュアリー/2003」。
ヒロインはアリソン・ローマン「ビッグ・フィッシュ/2003」。
1950年代の終わりと、1970年代の初めを描いた、アメリカが舞台のサスペンス・ドラマ。
監督、脚本はアトム・エゴヤンで、原作はルパート・ホルムズ。
1957年ショーヴィジネス華やかなりし頃のアメリカ、この頃TVで大人気者だった、ラニー(ベーコン)とヴィンス(ファース)のコンビ。二人は電話で寄付を募るテレソンの司会で忙しい日々を送っていた。ある夜二人が泊まるホテルのブライダル・スイートに現れたモーリーン(レイチェル・ブランチャード)。彼女は大学生最後のアルバイトで、このホテルのウエイトレスとして働いていた。そしてこのモーリーンがバス・ルームで溺死体として発見される。犯人は誰か?
15年後の1972年、学校教師のカレン(ローマン)は、亡くなった父の職業でもあったジャーナリストに憧れている。彼女は自分の過去に繋がる有名人の暴露本を出して有名になろうと考えていた。
ショーヴィズの世界が舞台で...コンビ演じる二人...ケヴィンは最初から適役だなと思っていたが、コリンはどうも役合わないのではなかろうか?と感じていた...やはりショーヴィズっぽくないのであるコリン...英国人だからって!?わけでもないだろうが?...しかしケヴィンの圧倒的オーラでショーヴィズ場面は許せてしまった。
モーリーンの溺死体が登場した後、誰が犯人なのか?と気にはなるが、話は進まない...で少々中だるみはあるがケヴィンとコリンの魅力で補える。
50年代と70年代の間に15年の歳月が流れる。50年代のラニーとヴィンスは、ほとんど黒っぽい業界系スーツ。70年代にはいると、それぞれのファッションになるのだが、どうもこの15年の歳月の二人の年が変わらなく...ケヴィンなど殆ど同じなので、もうちょっと若かったり、老けたりして欲しかった気がするが...。
この二人、ケヴィンの方が2才年上のようだが、断然コリンがoyajiの雰囲気である。
二人のマネージャー的な役ルーベン演じるディヴィッド・ヘイマン(テーラー・オブ・パナマ/2001)が存在感あり。カレン役のアリソン・ローマン、幼さが残ったキュートな顔立ちながら大胆なシーンを演じているのが妙に艶かしい。21世紀の今ならそれほど問われる事でもない、ある事がこの映画では罪となっているのも時代の成せる技かと切に感じた。
私は一応オヤジフェチ(笑)なんですが、コリンだけは笑ってしまうのですよ~。なんかシリアスな場面でもどうも笑いをこらえてしまう。
もうちょっと過去との差をつけてくれないと混乱してしまうところでした。
ケヴィンの方が年上だったのですね…ちょっと衝撃 (^^ゞ
ルーベン役のオジサンは存在感がありましたね。
後で知ったのでがスコットランド出身で舞台を多く踏んでいるようで、
さすがだなぁと感じました。
英米の演技派が揃って見ごたえがありました。
この映画、50年代と70年代の風俗の違いを見るのもまた楽しいですよね。特に70年代のアリソン・ローマンの超露出ファッション、すごかった。
あんな人がインタビューに来たら、やましい過去が無くたってドギマギしてしまうと思います(笑)。
50年代70年代っと懐かしさもアリ、今の時代に無いショービズの秘め事を楽しませて頂きました。
おっとコリンのオヤジ!?(笑)確かに!
しかしこの原作がルパート・ホルムズだってのにも驚きました。ってか書く人にもなってたのね。
でもこれかなり過激なS○Xシーンありでしたけど、霞がかからなくって良かったです!^^ベーコンったら動き過ぎだすよね・・・(謎爆;)
ルパート・ホルムズさんて知らなかったですが有名人だったのね!?
ケビンさんはしょっちゅう脱いでますよね。でも、色っぽいなぁ。と思える脱ぎっぷりはなかったんですが、この映画では、服を着てても色っぽい!! って思いました。
この映画を見た後の数日間は、とっても落ち込んでしまいました。
でも不思議ともう一度見たくなるんですよね。
私のブログでも、この映画の感想かいてます。
暇があったら遊びに来てください(^^)
そちらにもお邪魔させてくださいね。又お出でくださいませ。
ケビン・ベーコンの素敵なお尻には慣れました(笑)。何か不思議な雰囲気の作品ですが、結構後を引く感じでした。私は好きです。
ヨーロッパ映画がお好きなんですね!最近、ミニシアターづいているので、修行も兼ねてまた遊びにきますのでヨロシクです!
そうなんです、ヨーロッパもの大好きなんです!ミニシアターでもとても素敵な映画が上映されるので、以前のようにハリウッド大作を観に行くのは減りましたね。そちらにも遊びに行きますね。又おいで下さいませ!
確かに15年の歳月の流れを2人の容貌でも工夫してほしかったですね。
>21世紀の今ならそれほど問われる事でもない、ある事がこの映画では罪となっているのも時代の成せる技かと切に感じた。
そうですよねぇ。彼らがもう少し遅く生まれていれば、何も秘密にする必要などなかったんでしょうね…。そう考えるとせつないです。
あと、コリン・ファースはヒゲがあった方がオヤジ度が増して、好きです♪