「ドリーマーズ」

a0051234_22162189.jpg「The Dreamers」...aka「Les Innocents」2003 イタリア/フランス/UK
 
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昨年か?今年に入ってからか?はっきり覚えがないが、都内のどこか?の映画館で数回予告を観た。セーヌ川、エッフェル塔、ルーヴルと観光案内っぽいシーンがあり、観たいなぁ!と思っていたが、結局映画館へは行かなかった。
今回wowowで放送があったので観た。監督はあの「ラスト・タンゴ・イン・パリ/1972」のベルナルド・ベルトリッチ。
主演の3人は、アメリカ人俳優のマイケル・ピット「小説家を見つけたら/2000」。
「ルパン/2004」のフランス女優エヴァ・グリーン、そしてフランス人俳優ルイ・ガレル。
リドリー・スコットの「キングダム・オブ・ヘヴン/2005」でハリウッド・メジャー・デビューしたエヴァ・グリーンの映画デビュー作である。
原作はギルバート・アデアの小説“The Holy Innocents”。

1968年5月革命の最中、アメリカ人留学生マシュー(ピット)は、パリのシネマテークで、映画フリークであるイザベル(グリーン)、テオ(ガレル)の双子の姉、弟と出会い意気投合した。マシューは二人に誘われるまま、両親が留守の間、彼らのアパルトマンで暮らし始める。3人は”映画ゲーム”に興じながら、マリファナを吸い、奔放なセックスへと発展する。映画の中の映画としてジャン・ポール・ベルモンドの「勝手にしやがれ/1960」、フレッド・アステアの「トップ・ハット」etc.のワンシーンがモノクロで登場する。

欧米でベルトルッチは“愛の巨匠”と呼ばれているらしく、この作品もラヴ・ストーリーではあるのだが、巨匠が描く“愛”は「ラスト・タンゴ・イン・パリ」にしろこの作品にしろ、尋常ではない。イザベル役のエヴァ初め、nudeシーン満載であるが、あのぼかしだけはやめて欲しい!余計iyarashisaが増すのだが...。
冒頭でフランソワ・トリフォーの「大人は判ってくれない/1959」で主演のアントワーヌを演じた、ジャン・ピエール・レオーが本人役で出演している。
映画の舞台は1968年のパリだが、 21世紀に撮影されてもパリ、セーヌの景色が同じというのは古き都パリならであろうか...。
しかしさすがエッフェルだけは部分的にしか撮影されていない。ジミー・ヘンドリックスのギターで始まり、エディット・ピアフのシャンソンでエンディングを迎える音楽も素晴らしい!ルイ・ガレルは映画監督フリップ・ガレル「夜風の匂い/1999」の息子ということだが、彼の映画は初めてだ。ガレル滅茶キュート!
エヴァの母はフランス女優マルレーヌ・ジョベール。チャールズ・ブロンソンとの共演作「雨の訪問者/1969」が一番有名らしい。観たような気がするが、記憶にない。
フランス語タイトルの“無邪気”という題は「ドリーマーズ」より合ってると思うのだが...。この作品は2005年2月にDVD&ビデオで発売されている。
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by margot2005 | 2005-11-12 01:34 | イタリア | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from CHEAP THRILL at 2007-04-23 20:03
タイトル : 真・映画日記『ドリーマーズ』
1月9日(火) 本日の日記は映画のことのみにしたい。 忙しい一日でそれなりに書くことはあるが…… とにかくこの映画のことを書きたい。 帰宅し、しばらくしてから先日TSUTAYA新橋店で借りた『ドリーマーズ』を見た。 最初に言う。 点数は10点満点以上である!! 予想を上回る快進作! 映像の質、色彩、俳優、演出、音楽、 そしてストーリーとテーマ…どれをとっても世界最高のレベル。 オシャレでエロエロな 映画マニアというか映画オタのための映画である。 2003...... more
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