2022年 11月 26日
「ザリガニの鳴くところ」
1950年代、ザリガニが泣くといわれるノースカロライナの湿地帯。カイアは6歳の時両親に捨てられ学校にも通わず、たった一人で自然から生きる術を学んだ。1965年、19歳になったカイアの世界に心優しい青年テイトが現れ心通わせて行く。しかし大学に進むテイトはカイアと約束した場所に来ず、その後も姿を見せることはなかった。1969年のある時、裕福な家庭で育った青年チェイスの変死体が発見され、湿地帯に住むカイアに容疑がかかる…
容疑者となり裁判にかけられるカイア。トム・ミルトンがカイアの弁護士だった。裁判所で語られるカイアの幼い頃から大人になるまでの人生は壮絶極まるものだった。
周りからは軽蔑にも満ちた眼差しを受けるカイア。その中で、雑貨屋を経営する黒人のジャンピンとメイベルだけがカイアを理解し手を差し伸べる。二人の存在がなかったらカイアはより以上過酷な人生を送ったに違いない。
湿地帯を背景に描くミステリー・ドラマ。湿地帯が美しくてミステリアスで素晴らしい。
ウェブサイトに”結末は正真正銘の衝撃!”とある。あのラストは最高だった。
最近本を読まなくなったので「ザリガニの鳴くところ」が世界的ベストセラーとは知らなかったが、今年の夏に全米で公開されたのは知っていた。Hollywood Expressでも何度も何度も紹介していてかなり期待していた。そして期待通りだった。
原作のディーリア・オーエンズは動物学者だそう。本読みたい。
ハリス・ディキンソンは「マレフィセント2/2019」でプリンス役だった英国人俳優。ヒロインのデイジー・エドガー=ジョーンズも英国人で初めて見た俳優。
カイア・クラークにデイジー・エドガー=ジョーンズ。
テイト・ウオーカーにテイラー・ジョン・スミス。
チェイス・アンドリュースに「キングスマン ファースト・エージェント/2021」のハリス・ディキンソン。
トム・ミルトンに「ノマドランド/2020」のデヴィッド・ストラザーン。
ジャンピンにスターリング・メイサー・Jr。
メイベルにマイケル・ハイアット。
監督はオリヴィア・ニューマン。
原作はディーリア・オーエンズの「ザリガニの鳴くところ」。
製作には「わたしに会うまでの1600キロ/2014」のリース・ウィザースプーン他。
テーマ・ソング♪Carolina♪を歌うのはテイラー・スウィフト。
TOHOシネマズ池袋
いつかはこんな生活もいいよな~でしたよ。
夫婦になって時が経ち結局犯人は?モヤモヤしたまま終わるのかな~でしたがスッキリしました。
時間的に不可能であるとみんな思ってましたもんね。
ほんと自然の中に溶け込んでましたね。
>いいよな~ ですか?
わたしは雑草アレルギーで自然ダメなのです。
でもカロライナの大自然は素晴らしいですよね。
映画のロケに多く使われるのも納得です。
ラスト、マジでスッキリでした!
原作を先に読んでいたのでとても楽しみにしていました。
小説の中ではカイアの孤独が深く深く描かれていたのもあって、もっと暗いものを予想していたのですが、映画は自然もカイアも美しくてあっと驚きました。
人ではなく、自然の生き物から生きるすべを学んだ彼女なので、あのラストは納得できるものがありましたね~。
こんばんは。
いつも見に来てくださってありがとう。
さてそちらのブログにまたまたコメントできませんでした。
原作を読まれたのでなおいっそうドラマに共感されたかと羨ましいです。
>映画は自然もカイアも美しくてあっと驚きました...
初めてお目にかかったヒロインの俳優デイジーはなかなか良かったですね。
なるほど、ラストで納得ですね。私もあのラスト気に入りました。
こちらに瞳さんへのコメント貼り付けました。
本読まれたのですね。最近は目が疲れるので本を全然読んでないのです。
でもこの本はとっても読みたいです!
とにかくカイアの壮絶な人生には驚くばかり。
弁護人を引き受けるトムが、事件前バーのようなスポットで、”今は弁護士ではない”発言思い出しました。彼がカイアの弁護人を名乗り出たのは、カイアを守りたかったのでは?なんて想像しました。トムは知っていたのでは?と思った次第です。
カロライナの自然が美しかったですね。
こちらにコメントいただいたのに反映できずにごめんなさいね~(>_<)
何か対処ができるといいのですが・・・。
コメント貼ってくださってありがとうございます。
せっかくなので、私の方から(うちのブログに)コメント貼らせていただきますね。
こちらこそどうもありがとう。
ホント何がダメなのでしょうね?
またトライしてみますね。
アメリカ南部の美しい風景と、過酷な環境でひとり力強く生きるヒロイン
ミステリー仕立てのドラマティックな物語に引き込まれました。
雑貨屋のご夫婦以外、誰も手を差し伸べようとないのが
不思議だったな...。
原作は序盤の過酷な少女時代で止まっていたので
続きを読むのが楽しみです。
ドラマがアメリカ南部の美しい風景とぴったりで素晴らしかったです。
これはミステリー映画かと思うのですが、原作者が動物学者だけあって
ミステリーPlusで盛り上がりを見せるniceなドラマになっていたと思います。
雑貨屋のご夫婦が唯一の救いというのも作者の考えだったのでしょうか?
原作読みたいですね。