2022年 03月 15日
「THE LAWYER ~復讐の天秤~」TVシリーズ シーズン1/8エピソード
「Advokaten」…aka「The Lawyer」2018~2020 スウェーデン/フランス/フィンランド
スウェーデン、マルメとデンマーク、コペンハーゲンを舞台に、何者かに両親を殺された兄妹が復讐を誓い危険な犯罪組織に挑むサスペンス・スリラー。
養子のフランクと実子のサラは幼い頃、車に仕掛けられた爆弾で両親が殺されてしまう。事件から20年経った現在フランクは敏腕弁護士で妹のサラは麻薬課の刑事になっていた。サラは薬物依存症で夫と離婚し、一人息子とは定期的に会う生活を送っている。一方で独身のフランクは検事のパトリシアと不倫中。
サラは両親を殺した犯人を独自に調べ上げていた。20年前の事件当時、一人の警察官が現場にいたことに不信感を持っていたサラ。フランクを呼び出しその警察官ヤーヌに会いに行く。既に警察を退職したヤーヌは爆弾を仕掛けたのは裏社会の大物トーマス・ヴァルドマンだと告げる…
フランクはあるパーティでスヴェン・エリクからトーマス・ヴァルドマンを紹介される。そして以前から誘われていたスヴェン・エリクの法律事務所に転職する。ヴァルドマンはスヴェン・エリクの顧客だった。
弁護士フランクの愛人パトリシアが検事なのに事件に巻き込まれたり、麻薬課の刑事サラが強引な捜査で停職になったりと予期せぬことが起こる展開から目が離せない。
フランクとサラが弁護士と刑事という立場を利用してトーマス・ヴァルドマンを追い詰めて行くストーリーはスリリングで見ごたえがあった。
ハリウッド映画にも出演するアレクサンダー・カリムがスーパークール!
犯罪組織のボスを演じるトマス・ボー・ラーセンは良い人のイメージが強くてワルは似合わない。大物ボスの凄味がなくって残念。一方でヴァルドマンの手下マルコス役のヨハネス・ラッセンがワルにぴったり。それとヴァルドマンの娘テレーズ役のサラ・ホルト・ディトレブセンもniceだった。彼女は若い頃のミラ・ソルヴィーノに似てる!
そしてニコライ・コペルニクスがレイフ・ファインズにそっくり。
フランク・ノードリングに「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「ラスト・リベンジ/2014」のアレクサンダー・カリム。
サラ・カリルにマリン・ブスカ。
トーマス・ヴァルドマンに「フォロー・ザ・マネー 詐欺対策班/2016〜2019」「アナザー・ラウンド/2020」のトマス・ボー・ラーセン。
スヴェン・エリクにニコライ・コペルニクス。
パトリシアに「ミッドサマー/2019」のリーヴ・ミョーネス。
マルコスに「ブラインデッド:ゾウズ・フーキル/2021」のヨハネス・ラッセン。
テレーズ・ヴァルドマンにサラ・ホルト・ディトレブセン。
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