2021年 12月 30日
「キングスマン ファースト・エージェント」
「The King's Man」2021 UK/USA
1914年、貴族社会を打倒するため闇の組織が陰謀を企み世界大戦を引き起こす。平和主義者である英国の貴族オックスフォード公爵は独自の情報網で闇の組織の動きを察知して陰謀を阻止し、大戦を終わらせようとスパイ活動を始める。彼の仲間はオックスフォード家の使用人たち。ポリーはメードで射撃の名人。執事でショーファーのショーラはアフリカの戦士だった。そして1人息子のコンラッドは兵士として大戦に参加しようとするが父に止められ、闇の組織との戦いに加わって行く…
第一次世界大戦開戦前後。国家に属さないスパイ組織「キングスマン」誕生の物語。
歴史ありアクションありで面白かった。レイフのアクションがスゴくて「キングスマン」のコリンを思い出した。
時代背景は史実に基づいていてドラマは歴史と政治色が濃い。前作、前々作とはかなり違った趣。
登場する歴史上の人物は...怪僧と呼ばれるグレゴリー・ラスプーチン、女二重スパイ、マタ・ハリ、そして英国のジョージ5世、ロシア皇帝ニコライ2世、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世。ちなみにジョージ、ニコライ、ヴィルヘルムは従兄弟同士でトム・ホランダーが3人を演じていて笑える。
こんなレイフは初めて見た。当然スタントマンがいるだろうけど、リス・エヴァンス演じるラスプーチンとの闘いは圧巻。でもレイフの髪…あれって絶対カツラ。
ロシアやドイツのメイド絡みの独自の情報網が洒落てる。
リス・エヴァンス最高!怪しいキャラがぴったり。
ジャイモン・フンスーはいつもクール!
マシュー・グードは良い人もワルも似合う。
「ゲーム・オブ・スローンズ」のタイウィン・ラニスターや、「ザ・クラウン」のマウントバッテン卿などを演じたチャールズ・ダンスの貫禄はいうまでもない。
話はそれるが、「ゲーム・オブ・スローンズ」は最終章まで鑑賞した。ナイトウオッチャー、ジョン・スノウのラストを見れて良かった。キットがナイス!
エンドクレジットが始まり、闇の組織Flockがレーニン&髭の人(アドルフ・ヒトラー)を紹介する。レーニンはアウグスト・ディールで髭の人はダフィット・クロスだった。続アリ??
本作はそもそも2019年の12月から2020年の2月にかけて一般公開されるはずだったが延びて2021年の2月が8月になり、結局公開されたのは2021年12月となった。
シアターで鑑賞した最後の映画。
オーランド・オックスフォードに「時の面影/2021」「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ/2021」のレイフ・ファインズ。
ポリーに「人生はシネマティック!/2016」「ビルド・ア・ガール/2019」のジェマ・アータートン。
コンラッド・オックスフォードに「マレフィセント2/2019」「マティアス&マキシム/2019」のハリス・ディキンソン。
グレゴリー・ラスプーチンに「もうひとりのシェイクスピア/2011」「オフィシャル・シークレット/2019」のリス・エヴァンス。
ショーラに「クワイエット・プレイス 破られた沈黙/2020」のジャイモン・フンスー。
モートンに「ダウントン・アビー/2019」のマシュー・グード。
キッチナーに「Mank/マンク/2020」「ザ・クラウン/2019~2020」のチャールズ・ダンス。
エミリー・オックスフォードに「コリーニ事件/2019」のアレクサンドラ・マリア・ララ。
エリック・ヤン・ハヌッセンに「エンテベ空港の7日間/2018」のダニエル・ブリュール。
マタ・ハリに「名もなき生涯/2019」のヴァレリー・パフナー。
ジョージ5世、ニコライ2世、ヴィルヘルム2世に「プライベート・ウォー/2018」のトム・ホランダー。
アーチー・リードに「ノクターナル・アニマルズ/2016」「TENET テネット/2020」のアーロン・テイラー=ジョンソン。
監督、製作、原案、脚本は「キングスマン/2014」「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」のマシュー・ヴォーン。
TOHOシネマズ池袋
ラストで ガラハッド とか ランスロット とか痺れる名前も登場し、
すでに次が楽しみです!
面白かったですよね!
アーサーに続くガラハッド とか ランスロットは次にどう活躍するのか楽しみです。
勝手に続に期待してますが...。
今まで見たジェマ映画の中でこのキャラが一番ステキでしたね。
御意!!!
同感いただきありがとう!!!