2020年 12月 24日
「ミッドナイト・スカイ」
「The Midnight Sky」2020 USA
何らかの理由により地球が人類滅亡の危機に瀕する中、科学者のオーガスティンは北極の天文台に残り続けていた。そんなある時、一人の少女が突然現れる。一方で、任務を終えて地球に戻ろうとする宇宙船は地球滅亡の危機を知らなかった…
少女アイリスと共同生活を送るオーガスティンは、天文台を去ることを決意し過酷な旅に出る。やがて別の天文台にたどり着き、宇宙船の乗組員サリーと交信することに成功する。オーガスティンは、滅亡する地球に戻ることをやめるようサリーを説得するのだった。
天文台にはオーガスティンただ一人が残ったのに突然現れたアイリス。アイリスは誰?なぜここに?北極のシーンと宇宙のシーンだけのシンプルな展開のドラマながら、中身は濃くてとても見応えがあった。
ジョージ・クルーニーのもじゃもじゃのあごひげはまるでサンタのよう。
アイスランドで撮影された北極のシーンが迫力たっぷり。そして神秘的な宇宙のシーンは「ゼロ・グラビティ/2013」を彷彿とさせる。
原作はリリー・ブルックス=ダルトンのSF小説「世界の終わりの天文台」。
双子の子育てが忙しかったのか?クルーニー映画は4年ぶり。
サリーに「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり/2019」のフェリシティ・ジョーンズ。
アドウォールに「グローリー/明日への行進/2014」のデヴィッド・オイェロウォ。
アイリスにケイリン・スプリンゴール。
ミッチェルに「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」「ファースト・マン/2018」のカイル・チャンドラー。
サンチェスに「チェ 28歳の革命/2008」「チェ 39歳別れの手紙/2008」「エイリアン コヴェナント/2017」のデミアン・ビチル。
マヤにティファニー・ブーン。
監督、製作、出演(オーガスティン)は「マネーモンスター/2016」のジョージ・クルーニー。
シネマート新宿にて(期間、時間限定上映中/12/24迄)