2020年 04月 08日
「ルーベ、嘆きの光」
「Roubaix, une lumière」…aka「Oh Mercy!」2019 フランス
レア・セドゥが完璧すっぴんでレズビアンのシングルマザー、クロードを演じている。レアはふてくされた顔が似合うのでこのキャラはぴったり。いつも個性的なサラもクロードを愛するマリーが適役だ。ロシュディ・ゼムにとって刑事はハマリ役なので、移民ながら警察署長に登り詰めた男を好演している。
本作は実際にあった出来事から映画になったという。そして監督のアルノー・デプレシャンはルーべ生まれ。フランス全体で起きている移民問題などを取り入れて描いたミステリーは暗くて重いがスリリング。
刑事の取り調べのシーンが多く、そこにとても見ごたえを感じた。
警察署長ダウドに「ショコラ~君がいて、僕がいる~/2016」のロシュディ・ゼム。
クロードに「たかが世界の終わり/2016」のレア・セドゥ。
マリーに「太陽のめざめ/2015」のサラ・フォレスティエ。
警部補コテレルに「BPM ビート・パー・ミニット/2017」「冬時間のパリ/2018」のアントワーヌ・レナルツ。
監督、脚本は「あの頃エッフェル塔の下で/2015」のアルノー・デプレシャン。
wowow(劇場未公開作品)にて
ヨーロッパ映画が好きで時々覗かせていただいています。
この作品はWOWOWで鑑賞したのですが、あまり観ている方がいないので、こちらで感想を拝見してとても嬉しかったです。
地味で重い作品ですが、たくさんの事件を次々に扱わないといけない署の様子や、署長はじめキャラクターもとても良くて見ごたえのある作品でした。
食い違う二人の女性、レアもサラもさすが!でしたね。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
見に来てくださっていることにも感謝したいと思います。
さてさて、この作品なかなかでした。
>署の様子や、署長はじめキャラクター...
おっしゃるように警察署の様子が上手く描かれていて、
特に取り調べ見ごたえありました。
レア&サラも良かったですね。