2017年 05月 11日
「カフェ・ソサエティ」
「Café Society」 2016 USA
1930年代のハリウッド。ある日、業界の大物エージェントのフィルはニューヨークに住む姉ローズからの電話を受け、次男のボビーがハリウッドで働きたいと言っているので面倒をみてやってくれないかと頼まれる。ハリウッドにやって来たボビーは叔父のフィルから秘書のヴォニーを紹介され一目惚れしてしまう...
ローズに「いちご白書/1970」のジーニー・バーリン。
フィルに「リトル・ミス・サンシャイン/2008」「ゲットスマート/2008」「フォックスキャッチャー/2014」「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」のスティーヴ・カレル。
ボビーに「ハンティング・パーティ/2007」「ソーシャル・ネットワーク/2010」「ローマでアモーレ/2012」「エージェント・ウルトラ/2015」のジェシー・アイゼンバーグ。
ヴェロニカに「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「50歳の恋愛白書/2009」「ザ・タウン/2010」「野蛮なやつら/SAVAGES/2012」「アデライン、100年目の恋/2015」「ロスト・バケーション/2016」のブレイク・ライヴリー。
ヴェロニカ(ヴォニー)に「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」「オン・ザ・ロード/2012」「アリスのままで/2014」「アクトレス ~女たちの舞台~/2014」のクリステン・スチュワート。
ラッドに「スーパーマン・リターンズ/2006」「ブロークン・イングリッシュ/2007」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/2014」「教授のおかしな妄想殺人/2015」のパーカー・ポージー。
ベンに「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~/2014」「ブラック・スキャンダル/2015」「ダーク・プレイス/2015」のコリー・ストール。
マーティに「ホビット シリーズ/2012~2014」「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2011」のケン・ストット。
監督、脚本は「教授のおかしな妄想殺人/2015」のウディ・アレン。
ハリウッドの街を案内してくれたヴォニーにすっかり心奪われたボビーは恋心を打ち明けるが残念なことに彼女には恋人がいた。謎の恋人の存在は気になるがヴォニーを忘れることもできない。しかし紆余曲折の末ヴォニーと別れたボビーはニューヨークへ戻ってくる。ギャングの兄ベンが経営するナイトクラブで働き始めたボビーはやがて支配人となりクラブは大反響を呼ぶ。そんな折、ヴェロニカという名前の美しい女性と出会い恋に落ちる。
ヴォニーはヴェロニカのニックネーム。美しい二人のヴェロニカの間を彷徨うモテモテのボビー。あの切ないラストの続きは?
「教授のおかしな妄想殺人」が全く面白くなかったので期待しないで見に行ったところ中々面白くて大満足。単なる恋愛映画で終わらないところがウディ・アレン流。
ユダヤ人、ギャング、殺し屋、ジャズ、そしてハリウッドとNYのナイトクラブなんて正にウディ・アレンの世界!で、映画を楽しむことができた。
30年代のハリウッド・セレヴのゴージャスな邸宅や衣装を見ているだけでも楽しめる。
ヴォニーのフェミニンと言うのか、ガーリーっぽいファッションがとても素敵。クリステン・スチュワートが上手く着こなして似合っている。そしてブレイク・ライヴリーにはゴージャスなシャネルが似合う。
時折ヘブライ語でぶつくさ言うユダヤ人一家のママ、ローズと、ギャングのベンの存在が何となくアレン映画を盛り上げているような気がした。
TOHOシネマズ みゆき座にて
大胆なポスターに
関心が入ってしまいました。
ゴメンナサイね。
身内にギャングが居たりして単なるロマンス映画でないのがよかったです。
1930年代のハリウッド映画業界の裏側をもっと描いてほしい部分もありますが
聞いたことのあるグレタ・ガルボやウィリアム・ワイラーの名が出てきたときはニヤリとしちゃいました(笑)
こんばんは。
ポスターを探していてコレを見つけました。
色が綺麗で気に入りました。
映画面白かったですよ。
こんばんは。
ウディ・アレンは一ひねりしたロマンス映画を作るのが上手いですね。
往年の有名なハリウッド・スターの名前がいっぱいでてきて嬉しくなりました。
ハリウッド映画業界の裏側を描いたら欺瞞や嫉妬満載の、
醜いドラマになってしまうかもですね?
でも面白そうなのでウディ・アレンにお願いしたいです!