2018年 03月 11日
「ナチュラルウーマン」
「Una Mujer Fantástica」…aka「A Fantastic Woman」2017 チリ/ドイツ/スペイン/USA
チリのサンティアゴに暮らすウエイトレスのマリーナには年の離れた恋人オルランドがいる。音楽家の指導を受けながら時折ナイトクラブで歌うマリーナ。優しく誕生日を祝ってくれるオルランドとの生活は幸せそのものだった。しかし夜中に突然自宅で倒れたオルランドが運び込まれた病院で亡くなってしまう。死因は動脈瘤だった…
ドラマのオープニングは美しいイグアスの滝で、オルランドがマリーナと旅に出ようと思っていた場所。しかしイグアスの滝へ行くことは叶わなかった。
マリーナはオルランドの死を知らせるため、彼の弟ガボに連絡を取る。ガボはマリーナの存在を知っていた。しかしオルランドにはマリーナの存在を知らない息子と別れた妻がいたのだ。
ある時、マリーナが住んでいるアパートにオルランドの息子がいきなりやって来て軽蔑の眼差しで見つめる。そして父親のアパートから出て行け!とマリーナを脅すのだった。マリーナは最愛の人オルランドとの思い出が詰まったアパートを去らなければならない現実に打ちのめされる。やがてオルランドの別れた妻から連絡があり、元夫の車を返して欲しいと言われた後、葬儀には参列しないで欲しいと告げられる。
一方でオルランドの突然死に疑問を抱いた刑事がトランスジェンダーであるマリーナを疑い始める。
トランスジェンダーのマリーナがオルランドの親族(ガボだけはマリーナを理解している)から嫌がらせや差別を受ける。しかしそれに向かって闘い抜き、新しい生き方を見つけるまでを描いた感動のドラマ。
ボクシングのパンチングボールを思い切り叩いてストレスを発散するマリーナがナイス!
本年度のアカデミー外国語映画賞を受賞し、マリーナを演じたダニエラ・ベガも艶やかなローズピンクのドレスに身を包んで登場した。その後、映画「君の名前で僕を呼んで」を紹介。ドレス姿のダニエラ・ベガってスゴく妖艶で驚くばかり。
マリーナにダニエラ・ベガ。
オルランドに「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者/2016」のフランシスコ・レジェス。
ガボに「NO/2012」のルイス・ニェッコ。
監督、脚本は「グロリアの青春/2013」のセバスティアン・レリオ。
ダニエラ・ベガ、きれいでしたね。
最初はちょっと年が離れすぎているかな?と思いましたが
それを感じさせないお似合いの2人でした。
2人の愛はたしかでも、それを世間に認めてもらうということは
たいへんなことなのだな...と考えさせられました。
マリーナのパンチングボール、たくましくなっちゃうよ~
と心配になりました。^^
こんばんは。
ダニエラ・ベガってホント綺麗ですよね。
オスカーでの赤いドレスはとても妖艶でゴージャスでした。
そう歳の差のある二人の関係は意外に違和感なかったですね。
前半の愛し合う二人の感情が見るものにも伝わってきてとても素敵でした。
パンチングボールを思いきり叩くシーンにやはり彼女は男?と思いましたが.
たくましくなったらまずいでしょね??