2017年 04月 19日
「T2 トレインスポッティング」
「T2 Trainspotting」2017 UK
スコットランド、エディンバラ。仲間の3人を裏切り大金を持ち逃げしたマーク・レントンが20年ぶりに故郷へ戻って来る…
マーク・レントンに「われらが背きし者/2016」のユアン・マクレガー。
スパッドに「マッチポイント/2005」「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/2007」「恋のロンドン狂騒曲/2010」「パーフェクト・センス/2011」のユエン・ブレムナー。
シック・ボーイに「ドラキュリア/2000」「ビザンチウム/2012」のジョニー・リー・ミラー。
ベグビーに「フル・モンティ/1997」「フェイス/1997」「リトル・ストライカー/2000」「デス・パズル/2005」のロバート・カーライル。
ダイアンに「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ/2005」「アンナ・カレーニナ/2012」のケリー・マクドナルド。
ベロニカにアンジェラ・ネディヤルコーヴァ。
ゲイルに「マリー・アントワネット/2006」「五日物語 3つの王国と3人の女/2015」「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期/2016」のシャーリー・ヘンダーソン。
監督は「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「127時間/2010」「トランス/2013」「スティーブ・ジョブズ/2015」のダニー・ボイル。
離婚して故郷へ戻って来たレントン。家族に愛想をつかされ自殺寸前のジャンキーのスパッド。シック・ボーイはパブを経営しているが、主たる収入は売春とゆすり。そしてベグビーは殺人罪で服役中。と、まともな人間は誰もいない。
再会したレントンとシック・ボーイは、ベロニカを交えて新しいビジネスに乗り出す。スパッドは自殺寸前の所をレントンに助けられボクシングを始める。ベグビーはレントンの帰郷を知り復讐を誓って脱獄し、ひとまず妻子に会いに行くが全く歓迎されない。
そしていつまでも大人になれない4人のダメ男たちが再び結集する。ラスト、スパッドに文才があったなんて驚き!
ダメ男たちに反して女性たちはタフで、女子高生だったダイアンが弁護士になっていて素晴らしい。レントンがベロニカを連れてダイアンに相談に行くシーン…“あなたには彼女は若過ぎるわよ!”とレントンに言うダイアンが可笑しかった。
007オタクのシック・ボーイは相変わらずジェームズ・ボンドの話ばっかりしているし、刑務所脱獄の上、喧嘩中毒のベグビーは相変わらず怒りを押さえられない。演じるロバート・カーライル最高!
オランダから20年ぶりに故郷へ戻って来たレントンを空港で迎えてくれたのは“ようこそエジンバラへ!”と歓迎の挨拶する東ヨーロッパからの移民の女性。シック・ボーイのガールフレンド(後にレントンの彼女になる)はブルガリア人だし、今時の英国が反映されていて面白い。
本作には時折「トレインスポッティング/1996」の映像が織り込まれていて懐かしいことこの上ない。
wowowでダニー・ボイル特集があり、再び「トレインスポッティング」が見れて良かった。
しかしながらダニー・ボイルってトイレのシーンが好きらしい。本作はポスターにもなっている。「スラムドッグ$ミリオネア」でも重要なシーンでトイレがでてきたのを思い出した。
ユアンはもちろん、ロバート・カーライルの大ファンなのでとても楽しみにしていた。そしてロバート・カーライルの映画を見るのはホントに久しぶり。数年前にDVDとwowowで「家族のかたち/2002」と「サマー~あの夏の記憶~/2008」を見て以来かも知れない。
丸の内ピカデリーにて
本作品で昔の映像を部分的に挿入してくれたのはありがたかったです。
4人は年齢を重ねても昔のままでしたね。
なるほど~!ダニー・ボイルはトイレが好きなんですかね~(笑)
こんばんは。
>超グロなトイレ)...大道具、小道具係の方は本物っぽく作りますよね。感心します。
昔の映像上手く織り込んでありましたよね。
大人になれない4人組、ちょっと年はとった感じでしたが、そのままでした。
ダニー・ボイルにトイレ描写好き??って聞いてみたいですね???