2017年 11月 14日
「女神の見えざる手」
「Miss Sloane」2016 フランス/USA
アメリカ合衆国、ワシントン。エリザベス・スローンは大手ロビー会社“コール=クラヴィッツ&W”で働く超やり手の剛腕ロビイストで、目的のためなら手段も厭わない強者。ある日、銃擁護派団体から“君の力で女性を銃賛成派に変えろ”と頼まれるが、それを一笑に付してしまう。やがてエリザベスの態度に怒りを爆発させた上司は彼女に即刻首を言い渡す。一方で小さな新興ロビー会社のCEO、シュミットがエリザベスに目を付け接近して来る…
エリザベス・スローンに「スノーホワイト/氷の王国/2016」のジェシカ・チャスティン。
ロドルフォ・シュミットに「キングスマン/2014」のマーク・ストロング。
エズメ・マヌチャリアンに「砂上の法廷/2016」「美女と野獣/2017」のググ・ンバータ=ロー。
ジェーン・モロイに「ローマでアモーレ/2012」のアリソン・ピル。
パット・コナーズに「メッセージ/2016」のマイケル・スタールバーグ。
フォードに「キャロル/2015」「ワタシが私を見つけるまで/2016」のジェイク・レイシー。
ジョージ・デュポンに「華麗なるギャツビー/1974」のサム・ウォーターストン。
スパーリング上院議員に「ドリームガールズ/2006」「人生は小説よりも奇なり/2014」のジョン・リスゴー。
監督は「恋におちたシェイクスピア/1998」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のジョン・マッデン。
ドラマはエリザベス・スローンが上院議員の聴聞会に召還される所から始まる。大手ロビー会社にいた時手がけた仕事に不正があったと見なされ、その真意が問われていた。そして物語は3ヶ月前に戻る。
エリザベスには家族も友人もいない。食事はいつも同じ中華屋で食べ(食べる時間短縮のため錠剤ですませても良い...なんて言っていたけど、ビールがぶ飲みしていた感じ)、性的欲求はホテルに出向きエスコートサービスですませる。
眠ることもカットして仕事一筋に生きるなんて、なんと言う味気ない生活なのだろう!と唖然となる。まぁドラマはフィクションだから、このような生活をしていたらきっと頭が変になるに違いない。
何処かにジェシカ・チャスティン怪演…なんて記事もあったけど、この俳優すっごい迫力ある!
常にドレスアップして、真っ赤なルージュにピンヒールが決まっているエリザベスのファッションが眩しいほど素敵だ。
エスコートサービスのフォードが善い人でほっとした。
公開されて4週目に見たが上映館はかなり混んでいて、本作巷で評判になってるのかと思った。132分と長いながらも、立て続けに盛り上がりを見せるドラマはとても見応えがあった。それにしてもあの膨大な台詞を喋るジェシカ・チャスティンは尊敬に値する。
原タイトルは「ミス・スローン」なのに邦題は実に凝っている。
TOHOシネマズ・シャンテにて
ジェシカ・チャステインは大好きな女優さんです。
本作は彼女の魅力がたっぷり味わえる作品でしたね。
ファッションもすてきだった!
日本ではあまりなじみのないロビー活動の裏側が刺激的でしたし
スピーディで予測のつかない展開が、心地よい興奮を与えてくれました。
こんばんは。
ジェシカ・チャステイン私もお気に入り女優の一人です。
彼女は激しいキャラが似合いますね。
ファッションがとても素敵でため息ものでした。
過去にロビイストを描いた映画を何作か見たことがあるのですが
エリザベスは凄まじかったです!
ストーリーもさることながらヒロインの生き様もびっくりでした。
数年前ならジュリア・ロバーツにオファーなんでしょうけど
このジェシカも相当な演技派ですね。
この映画ホント迫力ありました。
“come on!come on!”と命令口調で若者たちをこき使う様が面白かったです。
私が見たシアターはジェシカ ファンのおじさまが多かったような気がします。
彼女演技派でもあるけどおじさまに受けそうな気もします。
ジュリア・ロバーツはもうお年?