「ラビング 愛という名前のふたり」

Loving」2016 UKUSA

a0051234_21414449.jpg

1958年、アメリカ合衆国バージニア州。レンガ職人のリチャードには黒人女性のミルドレッドという幼なじみの恋人がいる。ある日、妊娠を告白されたリチャードは彼女との結婚を決意するが、バージニア州では異人種間の結婚が禁じられていた。そこで二人は法律で認められている首都ワシントンD.C.で結婚式をあげ地元に戻って来る。しかし新婚生活を送る二人の家に突然保安官がやって来て逮捕され、ラビング夫妻は法廷で離婚か25年間の州外退去かの選択を迫られる。別れることなど考えられない夫妻はワシントンD.C.に住居を構え暮らし始める...


ミルドレッドに「プルートで朝食を/2005」ルース・ネッガ。

リチャードに「キンキー・ブーツ/2005」「アニマル・キングダム/2010」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「エクソダス:神と王/2014」「ブラック・スキャンダル/2015」ジョエル・エドガートン。

ブルックス保安官に「マーガレットと素敵な何か/2009」「パパの木/2010」「ドリーム・ハウス/2011」「ノア 約束の舟/2014」マートン・ソーカス。

ガーネットにテリー・アブニー。

レイモンドにアラーノ・ミラー。

弁護士バーナード・コーエンに「聖杯たちの騎士/2016」ニック・クロール。

弁護士フィリップ・ハーシュコプにジョン・ベース。

カメラマン、グレイ・ビレットに「ドリームホーム 99%を操る男たち/2014」マイケル・シャノン。

監督、脚本は「テイク・シェルター/2011」のジェフ・ニコルズ。


ある時、ミルドレッドが当時の司法長官ロバート・F・ケネディに手紙を書く。そしてその手紙がきっかけとなり、ラビング夫妻は最高裁判所で異人種間結婚禁止法は違憲であるとの判決を勝ち取ることになる。


5060年代のアメリカは州によって異人種間の結婚が認められずそれは犯罪だった。信じられないくらい理不尽な法律を変えることに成功した夫妻の真実の物語。互いを思いやる夫妻の深い愛情がスクリーンにあふれ感動する。


オスカー主演女優にノミネートされたルース・ネッガは、キリアン・マーフィーの「プルートで朝食を」のチャーリー役がキュートだった。あれから11年の歳月が流れ、夫に尽くす優しい眼差しのミセス・ラビングを好演している。

ジョエル・エドガートンも11年前の「キンキー・ブーツ」の時はキュートだったが、最近では個性も味もある実力俳優にナイスに変身。本作で彼はなぜか?「エクソダス:神と王」のラムセスと被って困った。


マイケル・シャノン&ジェシカ・チャステインの竜巻の恐怖を描く「テイク・シェルター」はwowowで鑑賞済。どうやら監督はマイケル・シャノンが好きらしい。本作での出番は少ないながらマイケル・シャノン演じるカメラマン、グレイ・ビレットの存在はとても重要。「ドリームホーム 99%を操る男たち」のレビューに顔のせいかワル役しかしない…”なんて書いたことを訂正したい。

「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場/2015」に続きコリン・ファースが製作に参加している。


TOHOシネマズ・シャンテにて



[PR]
by margot2005 | 2017-03-12 23:01 | UK | Trackback(4) | Comments(4)
トラックバックURL : http://margot2005.exblog.jp/tb/23714425
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 映画1ヵ月フリーパスポー.. at 2017-03-13 22:12
タイトル : ラビング 愛という名前のふたり
評価:★★★★【4点】(11) 第89回アカデミー賞主演女優賞ノミネート作品がこれ。... more
Tracked from セレンディピティ ダイアリー at 2017-03-14 16:56
タイトル : ラビング 愛という名前のふたり
1950~60年代、異人種間の結婚が違法とされていたアメリカ・ヴァージニア州で、愛と自由をかけて戦ったラビング夫妻を描いたヒューマンドラマ、「ラビング 愛という名前のふたり」(Loving)を見ました。ジョエル・エドガートン&ルース・ネッガ主演。コリン・ファースが製作に参加しています。 1958年、レンガ積み職人のリチャード(ジョエル・エドガートン)は、恋人のミルドレッド(ルース・ネッガ)から妊娠を告げられ、結婚を申し込みます。当時、ヴァージニアを含むアメリカの一部の州では異人種間の結婚が認め...... more
Tracked from ノルウェー暮らし・イン・原宿 at 2017-03-15 00:07
タイトル : 「ラビング 愛という名前のふたり」☆これぞ男
その名の通り、ラビングさんの実話の愛のお話☆ ラビング氏は知恵は無いけど男気のある、まさに彼こそが愛する人をひたすら守り抜いた男の中の男。 彼の男泣きに思わず目が潤んで胸が熱くなる・・・・・・... more
Tracked from 日々 是 変化ナリ ~ .. at 2017-03-18 07:16
タイトル : 映画:ラビング 愛という名前のふたり Loving 人種..
ド派手な「ラ・ラ・ランド」とは対極。 だが両方とも主演女優がアカデミー賞候補で、結果はデカ目のストーンがオスカーを獲得(笑) こちらの主演女優 ルース・ネッガ (写真:左)の演技は劇渋い。 寡黙な夫は白人、彼女は黒人。 彼らが生きていたバージニア州の当時1958年、まだ異人種間の結婚が禁じられていた。 このため、妊娠を機に合法に結婚できるワシントンで式を挙げるが、戻ったところで逮捕! そこから2人の苦闘が始まる...... more
Commented by ituka at 2017-03-13 22:26 x
この作品は完全ノーチェックでした。
日本のポスターのせいで後期高齢者と介護士のカップルだと思いっきり勘違いしてましたよ。
margotさんのポスター画像なら、おかしな勘違いすることもないですね(笑)
Commented by margot2005 at 2017-03-13 23:09
> itukaさん
こんばんは。
さてノーチェックでポスターで勘違いだったのですね。
私は何度も予告編を見ていたので二人の関係はよ〜くわかっていました。
この映画のポスターって殆どセピアなんですよね。
優しさを感じさせたかったからでしょうかねぇ?
Commented by セレンディピティ at 2017-03-14 16:56 x
こんにちは。
2人の穏やかな愛情に心揺さぶられました。
演じたジョエル・エドガートン&ルース・ネッガもとてもよかったですね。

ミルドレッドの書いた手紙を司法長官がちゃんと目を通して、すぐに動いてくれたことに感動しました。
おっしゃる通り、信じられないくらい理不尽な法律ですが
おかしいことをおかしいと、声を上げて戦ってくれる人権協会の弁護士や
ジャーナリストがいたことにこの国の希望を感じました。
派手さはないですが、すてきな作品ですね。
Commented by margot2005 at 2017-03-15 22:32
> セレンディピティさん
こんばんは。

手紙を司法長官がちゃんと見たというのがラッキーでしたよね。
ジョエル・エドガートンは少々強面のイメージですが
本作では優しい表情を作って頑張っていました。
オスカーにノミネートされたルース・ネッガすごく良かったです。
>派手さはないですが、すてきな作品ですね...
こういった作品は好きです。
<< 「フレンチ・ラン」 奈良東大寺二月堂 お水取り >>