2017年 02月 28日
「僕と世界の方程式」
「X+Y」2014 UK
他人とのコミュニケーションが苦手なネイサンは自閉症の少年。ある日、彼が大好きな父親が車の事故で亡くなってしまう。それ以来ネイサンの心にはポッカリと穴が空きますます心を閉ざしてしまう。母親ジュリーは学校にも馴染めない息子を心配し、大好きな数学を思う存分学ばせてあげようと、数学教師マーティンに個人指導を依頼する...
ネイサン・エリスに「ヒューゴの不思議な発明/2011」「エンダーのゲーム/2013」のエイサ・バターフィールド。
マーティン・ハンフリーズに「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2011」「もうひとりのシェイクスピア/2011」「プロメテウス/2012」「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」のレイフ・スポール。
ジュリー・エリスに「ウディ・アレンの夢と犯罪/2007」「17歳の肖像/2009」「わたしを離さないで/2010」「ジェーン・エア/2011」「ブルージャスミン/2013」「パディントン/2014」のサリー・ホーキンス。
リチャード・グリーヴに「アリス・クリードの失踪/2009」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2010」 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」「おみおくりの作法/2013」の エディ・マーサン。
チャン・メイにジョー・ヤン。
マイケル・エリスに「シャドー・ダンサー/2011」「ベルファスト71/2014」のマーティン・マッキャン。
監督、原案はモーガン・マシューズ。
高校生になったネイサンは数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれる。そして台湾合宿に参加し、そこで中国チームの天才少女チャン・メイと出会う。ネイサンとチャンの“ファースト・ラヴ”が微笑ましい。
中々素敵なドラマながらどうもラストが許せない。チームで戦っているのに一人抜け出すなんて…。マーティンとママはネイサンをフォローしたけど、あの後リチャードと仲間はどうなったのだろう?と少々気になった。
ドラマは今ひとつだったけど、ネイサンの脇を固める俳優が皆素晴らしかった!
まずマーティン役のレイフ・スポール。彼の出演する映画は色々と見ているが、本作で初めて彼の存在を意識した。いやいや中々素敵な俳優ではないか。
数学オリンピックのイギリス代表チームの責任者のリチャードを演じるエディ・マーサンは「おみおくりの作法」を彷彿とさせる、飄々とした雰囲気が役柄にマッチしている。
母親ジュリー役のサリー・ホーキンスがナイス・キャスティング。彼女を最初に見たのはヴェラ・ドレイク/2004」。いつも脇役ながらとても味わいのある女優だ。
ネイサンの父親マイケル役のマーティン・マッキャンは、少ない出番ながら心から自閉症の息子を愛する父親を好演している。
今年20歳になるエイサ・バターフィールドがやけに幼く見えると思っていたらこの映画2014年作だった。
相当前に鑑賞してレビューを書くのを忘れていた一作。恵比寿はロングランが多く、本作もまだ上映中。
恵比寿ガーデンシネマにて
私もまったく同感です。
せっかくすてきなドラマだっただけに
ラストにはちょっと納得できないものを感じてしまいました。
でもエイサくんはばっちりのキャスティングでしたし
脇を固める俳優陣もなかなかいい味を出していましたね。
こちらにもコメントありがとう!
あのラストはなんとかならなかったのでしょうか?
エイサくんは年の割には幼い感じが可愛いですね。
自閉症のネイサン役似合っていました。
そして脇を固める俳優陣がとてもとても良かったです!