2017年 02月 11日
「ドクター・ストレンジ」
「Doctor Strange」2016 USA
ニューヨークの病院に勤務するスティーヴン・ストレンジは天才外科医。ある日、車の事故に遭い大怪我をする。何度も手術を繰り返すが壊れた両手は元に戻らない。そんなある時、神秘の力を操る指導者エンシェント・ワンの存在を知りカトマンズへと向かう...
ドクター・ストレンジに「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁/2015」のベネディクト・カンバーバッチ。
モルドに「シークレット・アイズ/2015」のキウェテル・イジョフォー。
カエシリウスに「悪党に粛清を/2015」のマッツ・ミケルセン。
エンシェント・ワンに「胸騒ぎのシチリア/2015」「ヘイル、シーザー/2016」のティルダ・スウィントン。
クリスティーン・パーマーに「スポットライト 世紀のスクープ/2015」「誰のせいでもない/2015」のレイチェル・マクアダムス。
ウォンに「ハミングバード/2012」「プロメテウス/2012」「オデッセイ/2015」のベネディクト・ウォン。
監督、脚本、原案は「地球が静止する日/2008」「NY心霊捜査官/2014」のスコット・デリクソン。
普段重い映画を見ることが多いのでたまに軽い映画が見たくなる。TOHOシネマズのポイントがたまっていたのと、大好きなベネディクト・カンバーバッチと、マッツとキウェテルまで出演しているので見に行った。
映画はカンバーバッチのドクターのシーン以降はCGを駆使した展開で…まず、ドクターが猛スピードを出して脇見運転する?から始まって、突っ込みどろこ満載ながら、これはアメコミなんだからと自らに言い聞かせて見ていた感じ。2Dで鑑賞したけど、3Dで見たら多分目が回って耐えられなかったと思う。
ヒゲをはやしたカンバーバッチがゴージャス!マントが似合う人ってそうそういないが(アジア人には無理がある)颯爽としたカンバーバッチのマント姿は完璧。「スター・トレック・イントゥ・ダークネス/2013」のクールなカーンを思い出した。そして傲慢な男が実に似合っている。
ワル役が似合うマッツもペイント顔で頑張っているし、キウェテルもかっこいい。そしていつもながら奇妙なキャラが似合うティルダ・スウィントンはスキンヘッドに着物スタイルのアジアン・テイストで相変わらずの存在感。
修行の後ドクター・ストレンジは天才外科医として再び活躍?なんて想像していたが、それでは次作が描けないのでこのような結末にしたんだきっと。
少し前にWOWOWでベン・スティラーの「ズーランダー NO.2/2016」を見た。2017年ラジー賞に選ばれたそれは“「不名誉」史上最多7冠か!?”らしい。怪しいモデル役で出演しているカンバーバッチが笑える。
エンディングで「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースがいきなり登場。”ロキはどうしてる?”なんてカンバーバッチが質問している。そう、あの会話は上から目線のドクター・ストレンジそのまんまで可笑しかった。映画の中でも「アベンジャーズ」の名前がでてきたし、次回はみんなで競演??
TOHOシネマズ日劇にて