「幸せなひとりぼっち」

En man som heter Ove…aka A Man Called Ove2015 スウェーデン

a0051234_20525023.jpg

孤独で頑固な老人が近隣の陽気なイラン人女性によって徐々に心を開いていく過程を描いたハートフル・ヒューマン・コメディ。


オーヴェに「アフター・ウエディング/2006」ロルフ・ラスゴード。

オーヴェ(青年)にフィリップ・バーグ。

ソーニャにイーダ・エングヴォル。

パルヴァネにバハー・パール。

近所の住人アニタにカタリナ・ラッソン。

監督、脚本はハンネス・ホルム。


原作はフレドリック・バックマンが書いたベストセラー小説とのこと。

59歳の孤独な男オーヴェは超頑固人間。頑固な人って年取ったらますます頑固になるもの。

花屋で難癖つけたり、近隣の住民に文句ばかり並べているが、この男の主張は間違ってはいない。ただ頑なで一途な性格が年月を経てますます頑固になっていった様子。最愛の妻を亡くして孤独とも闘っているし…。

妻を亡くしたオーヴェには子供がいなくて本人には兄弟もいない。母親は少年時代に亡くなり、青年になってから父親も亡くしていた。正に天涯孤独人間。


43年勤めた会社からはクビを言い渡され、生きる希望も失ったオーヴェは、日々自殺することばかり考えている。

そんなある日、イラン人のパルヴァネが夫と子供と共に引っ越してくる。陽気な妊婦のパルヴァネはオーヴェを頼りにするようになり、車の運転を教えて欲しいと願い出る。オーヴェはうっとうしいと思いながらも次第にパルヴァネや彼女の子供の世話を焼くようになる。


この男が本当に頑固ものだという証拠...Saab/サーブ以外の車には決して乗らない。VOLVO/ボルボに乗っている友人と絶交したくらいだからかなりなもの。

頑固オヤジも孤独には打ち勝てなかった?かどうかは定かではないが、やはり人間一人では生きてはいけない。

オーヴェは何度も自殺を試みたが一度も成功しなかったのは不運だったのか?幸運だったのか?

自殺を試みる度オーヴェの妄想が始まる。そして観客は彼の過去を知ることになる。オーヴェの過去はなんと波瀾万丈であったことか!

オーヴェの心を開く手助けをするパルヴァネの存在がナイス。

大笑いするほどのコメディではないが、ほのぼのとした温かい気持ちにはなる。巷で評判なのかウイーク・デイの夕方シアターは混んでいた。


新宿シネマカリテにて


[PR]
by margot2005 | 2016-12-20 21:08 | ヨーロッパ | Trackback(2) | Comments(0)
トラックバックURL : http://margot2005.exblog.jp/tb/23489024
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 象のロケット at 2017-01-02 22:57
タイトル : 幸せなひとりぼっち
59歳の元町内会長オーヴェは、妻を亡くして一人暮らし。 近所では気難しいオジサンで通っている。 43年間働いてきた鉄道局を首になり、孤独に耐えきれず自殺を図るが、向かいの家に引っ越してきた賑やかな一家の妻パルヴァネに邪魔をされてしまう。 成り行きでパルヴァネに車の運転を教えることになったオーヴェは、亡き妻ソーニャの思い出を語り出す…。 ヒューマンドラマ。... more
Tracked from rambling rose at 2017-03-02 21:07
タイトル : 幸せなひとりぼっち
ずっと連れ添って来た最愛の妻ソーニャを病気で亡くし仕事もリストラされたオーヴェ。絶望した彼は自殺を図ろうとするが、丁度その時、向いに慌ただしく引っ越して来た一家が目にとまり・・... more
<< 「ミス・シェパードをお手本に」 「マダム・フローレンス! 夢見... >>