2016年 12月 04日
「マイ・ベスト・フレンド」
ミリーとジェスは小学校時代からの大親友。ミリーはキットとできちゃった結婚をした後幸せな生活を送っている。何でも先んずるミリーに遅れを取るジェスもジェイゴと出会い暮らし始める。しかし子宝に恵まれないジェスは不妊治療を決心するが中々上手くいかない。そんな折ミリーに乳ガンが見つかる…
ミリーに「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」「ヒッチコック/2012」「しあわせはどこにある/2014」のトニ・コレット。
ジェスに「ラッキー・ユー/2007」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」「だれもがクジラを愛してる。/2012」のドリュー・バリモア。
キットに「ある公爵夫人の生涯/2008」「17歳の肖像/2009」「ドラキュラzero/2014」のドミニク・クーパー。
ジェイゴに「思秋期/2010(監督、脚本)」「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」「マクベス/2015」のパディ・コンシダイン。
エースに「ラブ&マーシー 終わらないメロディー/2015」のタイソン・リッター。
ミランダに「いつも2人で/1967」「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇1995」「ハニートラップ 大統領になり損ねた男/2014」のジャクリーン・ビセット。
ジル(ウイッグメイカー)に「ヒューゴの不思議な発明/2011」のフランシス・デ・ラ・トゥーア。
監督、製作総指揮は「マリア/2006」「トワイライト~初恋~/2008」「赤ずきん/2011」のキャサリン・ハードウィック。
シアターで何度も予告編を見てアラフォー女性の騒々しさがすごかったけど、ミリーはやはりクレージーな女性だった。
あの展開は予測していたがかなりリアルに描いてあって辛くなる。ラストはうるうるきそうだった。
原タイトルの“Miss You Already”。今別れたばかりなのに又すぐに会いたくなる同性の友人。この二人は自分の夫より友達の方が好きなのでは?と思うくらいの仲。
ロンドンから“Wuthering Heights/嵐が丘”のモデルとなったヨークシャーにタクシーを飛ばすクレイジー、ミリー。付き合うハメになったジェスも妊婦となった身体にむち打って付いて行ったけど、あのシチュエーションにはベスト・フレンドでも怒りを覚えて当然!
エースとのクレイジー、ミリーの行動は不意謹慎ながら、なんとなく気持ちわかるなぁと思った。
ミリーの母親ミランダより親友ジェスの方が頼りになるとは何とも奇妙。
ドミニク・クーパー、パディ・コンシダインにジャクリーン・ビセットと俳優陣が魅力的で見応えがあった。
ちょっとネタバレ…
IMDbなどにはコメディ・ドラマと記してあるが、これはコメディに分類してしてもらいたくないなと思った。ラストはミリーが死を迎えるのだから…。
TOHOシネマズ・シャンテにて
もしそうだとするなら、しっかり見ておけばよかったと後悔してます。
margotさんの記事でビックリしました(ホント今さら)^^;
そうジャクリーン・ビセットでした。
60年代から映画にでている彼女は70代で、シワはありだけど、今だ女の魅力ありの女性だと思います。このような女優って希少価値かもです。