2016年 11月 27日
「ガール・オン・ザ・トレイン」
「The Girl on the Train」2016 USA
愛する夫トムとの間に子供ができず飲酒に走り、アルコール依存症になったレイチェルは離婚し、友人キャシーの家に身を寄せているが、傷ついた心もアルコール依存症も治らない。通勤電車の窓からレイチェルが見つけた“理想のカップル”の姿が見える。その幸せそうな光景を眺めるのがレイチェルの日々の慰め。夫婦の家の近くにはかつてレイチェルがトムと暮らした家もあり、今ではトムと新しい妻アナと生まれたばかりの子供が住んでいる。そんなある日、“理想の妻”が夫ではない男とキスをしているところを目撃する...
レイチェルに「スノーホワイト/氷の王国/2016」のエミリー・ブラント。
アナに「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション/2015」のレベッカ・ファーガソン。
メガンに「ラブソングができるまで/2007」「イコライザー/2014」のヘイリー・ベネット。
トムに「マイアミ・バイス/2006」「ブロークン・イングリッシュ/2007」のジャスティン・セロー。
スコットに「タイタンの戦い/2010」「ブリッツ/2011」 「推理作家ポー 最期の5日間/2012」「ドラキュラzero/2014」「ハイ・ライズ/2015」のルーク・エヴァンス。
ライリー刑事に「JUNO/ジュノ/2007」「Re:LIFE~リライフ~/2014」のアリソン・ジャネイ。
精神科医に「ボーン・アルティメイタム/2007」「バンテージ・ポイント/2008」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「悪の法則/2013」のエドガー・ラミレス。
キャシーに「噂のギャンブラー/2012」のローラ・プリポン。
マーサに「フレンズ、シリーズ/1994~2004」」「P.S.アイラヴユー/2007「水曜日のエミリア/2009」のリサ・クドロー。
監督は「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」のテイト・テイラー。
あっと驚く結末…と言うのも意外な人物が犯人だった。何人かが怪しい人物ながら誰?とはわからずやっぱりレイチェル??“人はひとを殺したことを忘れられるのか?”の言葉も脳裏をかすめたし…。
何はともあれヒロインのレイチェルが痛々し過ぎる。別れた夫は新しい妻と、レイチェルが精魂込めて室内装飾を手がけた家に住み子供まで生まれているのだ。これは正に悪夢を見ているようなもの。
“理想の妻”が気になり夫婦の家に向かうが途中で記憶が途切れてしまう。自分の部屋で目覚めたら怪我をして血まみれ状態。常に酔っているのでなぜ?怪我をしたのか思い出せない。その後レイチェルは理想の妻メガンが行方不明になったことを知る。そしてとうとうライリー刑事がレイチェルを訪ねて来る。
ドラマはベストセラー小説の映画化だそうで、小説だと細かい心理描写が楽しめそうだが、結末がわかってしまったサスペンスは読んでもつまらないかも知れない。
レベッカ・ファーガソンが子供を溺愛する母親役で最初誰だかわからなかった。エンドクレジットで「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を思いだした。
ヘイリー・ベネットはジェニファー・ローレンスにそっくり。
マダムの雰囲気を漂わすリサ・クドローが妙に素敵に映る。
エミリー・ブラントはお気に入り女優の一人。アルコール依存症役が様になっている。
少々ネタバレかも...
恨みを晴らす女性たちが強くてラストは爽快!
TOHOシネマズみゆき座にて
この作品、肝心のヒロインがアルコール依存症で記憶があてにならない...というわけで
謎解きよりも、心理ドラマとして見ていました。
男性3人がひどすぎるし、女性たちもそれぞれ問題ありで、なかなか共感できませんでしたが
ラストはほんの少し希望が感じられたかな...?
レイチェルにはこれをきっかけに乗り越えて欲しいなーと思います。
こちらにもコメントありがとう。
肝心のヒロインはいつも酔っぱらっていてダメでしたね。
犯人は誰?とずっとわからずじまいでストレスたまりましたが
ラストはしっかと発散することができて良かったです。
アルコール依存症のレイチェルはあれから飲むのをやめたのか気になります。