2016年 11月 06日
「ジェイソン・ボーン」
「Jason Bourne」2016 UK/USA
世間から姿を隠し静かに人生を送っていたジェイソン・ボーンは全ての記憶を取り戻していた。ある日、ギリシャに潜伏しているボーンに元同僚のニッキーが接触を試みる。ニッキーはCIAのサーバーから秘密情報を盗み出し “トレッドストーン計画”の全貌とそれに関わったボーンの父親の情報も手にしていた。しかしニッキーの足取りを追跡したCIA長官デューイはギリシャに凄腕アサシン、アセットを送り込む…
ジェイソン・ボーンに「オデッセイ/2015」のマット・デイモン。
ヘザー・リーに「アンナ・カレーニナ/2012」「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮/2012」「ガンズ&ゴールド/2013」「エクス・マキナ/2015」「コードネームU.N.C.L.E./2015」「リリーのすべて/2015」 「二ツ星の料理人/2015」のアリシア・ヴィキャンデル。
ロバード・デューイに「告発のとき/2007」「カンパニー・メン/2010」「リンカーン/2012」のトミー・リー・ジョーンズ。
アセットに「美女と野獣/2014」「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」のヴァンサン・カッセル。
ニッキー・パーソンズに「ボーン・アルティメイタム/2007」「世界にひとつのプレイブック/2012」のジュリア・スタイルズ。
監督、脚本、製作は「ボーン・スプレマシー/2004」「ボーン・アルティメイタム/2007」「キャプテン・フィリップス/2013」のポール・グリーングラス。
帰って来たジェイソン・ボーン!「ボーン・アルティメイタム/2007」から9年。ジェレミー・レナーの「ボーン・レガシー/2012」を見たけどマジでつまらなかった。やはりジェイソン・ボーンはマット・デイモンでなくては…とは言いつつ「ボーン・アルティメイタム」のレビューにはあまり面白くなかったなんて書いている。そう、今回のジェイソン・ボーン再登場にはあまり期待しないでおいた。
でもかつて読んだロバート・ラドラムの“暗殺者”のファンでもあるのでこのシリーズには思い入れがあり、マットもお気に入り俳優だし...。
このシリーズは世界中を飛び回るジェイソン・ボーンと、彼の強さが楽しめる娯楽作品。
ロケーションで今回スゴかったのはラスベガスのシーン。解体する前のホテルで撮影されたというシーンはかなりの迫力。ジェイソン・ステイサムの“トランスポーター・シリーズ”のノリで、あり得ない場面もあったが…。他にも毎回登場するヨーロッパ諸国でも撮影されている。
シリーズに欠かせなかったニッキーがあっさりと殺されてしまって可哀想だったけど、次回に続くヘザーの登場がナイス!
キーラ・ナイトレイの「アンナ・カレーニナ」や、デンマーク、スウェーデン合作の「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」で始めお目にかかったスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル。オスカーもゲットし今や引っ張りだこの彼女は、クラシックな作品も現代物も未来ものも全てOK。本作ではCIA若手エージェントがこれまた良く似合っている。
ワルが完璧にまで似合うヴァンサン・カッセルの出演も良かったな。トミー・リー・ジョーンズも然り。
ボーン追跡を任された若手エージェント、ヘザー・リーとCIA長官デューイとのやり取りが何気に面白い。アリシアは作品ごとに素敵な女優になっていく。
ラスト、ジェイソン・ボーンとヘザー・リーが対決??次作が楽しみとなった。
TOHOシネマズ・スカラ座にて
margotさん言われるように史劇から現代劇、近未来と
何でもこなせてしまうのが彼女の強みなんでしょうね。
ニッキ―をあっさり退場させちゃいましたけど
次回から新たな仲間の登場(あるのかな)にチョット期待(笑)
アリシア・ヴィキャンデルは素敵な女優ですね。
ホント何でも演じてしまう彼女は素晴らしいと思います。
次作からはマット&アリシアのコンビで行くのでしょうか?
ちょっと気になりますね。
ドラマは少々マンネリズムですが...。
前3部作で私の中ではこのシリーズ、すっかり完結していましたが...
ボーン・レガシーが少々不本意だったので、仕切り直し?となった本作
スリリングでスピード感があって楽しめました。
グリーングラス監督の甘さを排したクールな展開、大好きです。
アリシアも魅力的でしたね☆
そう私もすっかり終わったものと思っていましたが...
マット&ポール・グリーングラス、コンビで再び蘇らせたのでしょう。
スリリングでクールなところはとても良かったです。
でも正直言って少々飽きてきた思いもあります。
アリシアはホント魅力的な女優ですね。