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「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」

「Trumbo」2015 USA
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“ハリウッドに嫌われながらも偽名でアカデミー賞を2度も受賞した感動の実話”

ダルトン・トランボに「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「トータル・リコール/2012」「アルゴ/2012」「GODZILLA ゴジラ/2014」のブライアン・クランストン。
クレオ・トランボに「理想の恋人.com/2005」「ハリウッドランド/2006」「最後の初恋/2008」「マン・オブ・スティール/2013」のダイアン・レイン。
ニコラ・トランボに「ドア・イン・ザ・フロア/2004」「デジャヴ/2006」「バベル/2006」「帰らない日々/2007」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」のエル・ファニング。
コラムニストのヘッダ・ホッパーに「黄金のアデーレ 名画の帰還/2015」のヘレン・ミレン。
脚本家アーレン・ハードに「アメリカン・ハッスル/2013」「ブルージャスミン/2013」のルイス・C・K。
脚本家イアン・マクレラン・ハンターに「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/2007」のアラン・テュディック。
映画プロデューサー、フランク・キングに「お買いもの中毒な私!/2009」「アーティスト/2011」「アルゴ」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌/2013」「ミケランジェロ・プロジェクト/2013」のジョン・グッドマン。
映画プロデューサー、ルイス・B・メイヤーに「ヒッチコック/2012」のリチャード・ポートナウ。
俳優エドワード・G・ロビンソンに「完全なるチェックメイト/2015」「スティーブ・ジョブズ/2015」のマイケル・スタールバーグ。
俳優ジョン・ウェインにデヴィッド・ジェームズ・エリオット。
俳優カーク・ダグラスに「ホビット シリーズ/2012~2014」のディーン・オゴーマン。
監督オットー・プレミンジャーに「ワルキューレ/2008」「イングロリアス・バスターズ/2009」「誰がため/2008」「コードネームU.N.C.L.E./2015」のクリスチャン·ベルケル。

1940年代のL.A.。ハリウッドの脚本家として大成功を得たダルトン・トランボは妻子と共に幸せな日々を謳歌していた。時は冷戦の時代で、トランボはアメリカ共産党の党員という別の顔も持ち合わせており、米国政府の赤狩りの対象となるが、議会での証言を拒んだため投獄されてしまう。出所後家族を養うため、B級映画プロデューサー、フランク・キングから依頼を受け偽名で脚本を書きまくるのだった。

とにかく出演者がややこしくなるくらい多い。それも重要なキャラばかり。
登場するのは有名俳優のエドワード・G・ロビンソン、ジョン・ウェイン、カーク・ダグラス...ジョン・ウェインはミスター・アメリカと呼ばれ、“アメリカの理想を守るための映画同盟”のメンバーであった。そんな彼に凄みを見せるトランボ。
ヨーロッパの絵画が大好きな名優エドワード・G・ロビンソンや、人気俳優だったカーク・ダグラスに、監督のオットー・プレミンジャー。彼らは脚本家仲間のアーレンとイアン同様トランボの復帰を影で支えた人物であり、華麗なる人脈に驚くばかり。

オットー・プレミンジャーは「栄光への脱出/1960」の監督で、ドラマの中でも“ポール・ニューマンが出演する。”とトランボに話している。「栄光への脱出」はかなり前に見た記憶があり素晴らしい映画だった。プレミンジャーが“原作は良くない。”なんて言ってるのでやはり脚本が良かったに違いない。
そしてダルトン・トランボが「ローマの休日/1953」の脚本(原案)を書いたことも今回知った。あのようなロマンティックなドラマも書く人なんだと少々驚いたが…。

トランボは1週間に7日。1日18時間脚本を執筆した。それは風呂の中にまで及び、書くことが本当に好きな人だったんだと思わずにはいられない。妻クレオと彼は同志のような間柄だったように思えた。
ドラマの中には実写が上手く挟み込まれている。124分と少し長いが、とても興味深く見ることができた。
今回ブライアン・クランストン主演の映画を初めて見た。そういえばアカデミー主演男優賞にノミネートされていたのを思い出す。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2016-07-29 23:10 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from セレンディピティ ダイアリー at 2016-08-14 20:28
タイトル : トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
1950年代の赤狩りの時代に「ローマの休日」などの名作を送り出した脚本家、ダルト... more
Commented by セレンディピティ at 2016-08-14 20:44 x
こんばんは。
赤狩りという本来は重いテーマを、ユーモアたっぷりに家族愛の物語として描かれていて楽しく見ました。
トランボ側の視点で作られていますが
敵方の赤狩り推進派のことも一方的に悪くは描かれていなくて
配慮が感じられたのがよかったです。
ブライアン・クランストンはこれまで味わいのある脇役...と思っていましたが
本作を見て改めてすばらしい俳優さんだなーと再認識しました。
Commented by margot2005 at 2016-08-15 23:12
セレンディピティさん、こんばんは。
”赤狩り”に関しては若干刑務所のシーンなどありましたが、敵方を一方的に悪くとらえて描くことはなかったですね。
上手く実写を挟み込んで展開されたのがナイスかと思いました。
ブライアン・クランストンの映画って色々と見ていて名脇役か?と思ってましたが、本作で一歩でた感じです。
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