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「ブルックリン」

「Brooklyn」2015 UK/カナダ/アイルランド
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アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュはより良い生活を求めて単身アメリカへ渡る。やがてニューヨーク、ブルックリンのミセス・キーオの邸宅で同郷の女性たちとの寮生活が始まり、高級デパートで働き始めるが孤独に苛まれ新生活に中々馴染めないでいた。そんな折、ダンス・パーティで知り合ったイタリア移民のトニーと出会う…

エイリシュに「つぐない/2007」「ウェイバック -脱出6500km-/2010」「ビザンチウム/2012」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のシアーシャ・ローナン。
トニーに「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のエモリー・コーエン。
ジムに「わたしを離さないで/2010」「シャドー・ダンサー/2011」「アンナ・カレーニナ/2012」「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒/2015」「エクス・マキナ/2015」のドーナル・グリーソン。
フラッド神父に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」「ウイークエンドはパリで/2013」「パディントン/2014」のジム・ブロードベント。
ミセス・キーオに「ジェイン・オースティンの秘められた恋/2007」「パディントン」のジュリー・ウォルターズ。
ミス・ケリーに「シャドー・ダンサー/2011」のブリッド・ブレナン。
エイリシュの姉ローズに「ハリウッド式 恋のから騒ぎ/2008」のフィオナ・グラスコット。
母親メアリーにジェーン・ブレナン。
友人ナンシーにアイリーン・オヒギンズ。
監督は「ダブリン上等!/2003」「BOY A/2007」のジョン・クローリー。

エイリシュの日常を淡々と描いていて最初は少々つまらないなぁなんて思っていたが、運命のいたずらでエイリシュがアイルランドに戻った辺りからストーリーが変化して行って惹きこまれた。
ちょっとネタバレ...
姉の死によってアイルランドに戻ったエイリシュにとって、一人暮らしとなった母親の側にいることはとても安心なことだった。友人ナンシーの結婚式に出席するために滞在を延長。そしてナンシーに紹介されたジムとつきあい始め心は揺らぐ。エイリシュはトニーから届いたエアー・メールに返事も書かず引き出しにしまいこむばかり。確かにトニーにどのように返事を書けばわからなかったに違いない。ジムと会っている事実を知らせるわけにもいかないし…。もし意地悪なミス・ケリーに詰問されなかったたらエイリシュはアイルランドに残ったのだろうか?

エイリシュの人生に関わる、新天地で出会ったおしゃべりで善人のミセス・キーオと、愛する故郷の意地悪なミス・ケリーの存在が真逆でなんとも興味深い。
1950年代のファッションを纏うエイリシュ。最初はダサイが次第に洗練されて行く過程がとても素敵に映る。シアーシャ・ローナンはまだ20歳を過ぎたばかりの年齢ながら妙に落ち着いた雰囲気の女性。少々憂い顔のせいかも知れない。ヒロイン役にはナイス・キャスティング。
トニーを演じたエモリー・コーエンは「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」でブラッドリー・クーパーの息子役。今回イメージが全く違って最初誰だかわからなかった。本作でのエモリー・コーエンは中々素敵だ。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2016-07-17 00:55 | UK | Trackback(4) | Comments(4)
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Commented by セレンディピティ at 2016-07-19 09:55 x
こんにちは。
私もmargotさんと同じ。^^
最初は少々退屈だな...と思っていましたが、帰郷してからおもしろくなりました。
いじわるなミス・ケリーによって、エイリッシュが目を覚ますことになるとは、なんという皮肉。
でもその落としどころが見事でした。
エモリー・コーエン、聞いたことがある名前だな...と思ってたら
プレイス・ビヨンド~の男の子だと知って私も驚きました。
すっかりすてきな俳優さんに成長しましたね。
Commented by margot2005 at 2016-07-21 00:30
セレンディピティさん、こんばんは。
やはりアメリカではヒットしたのですね。
シアーシャ・ローナンもオスカー候補になってましたし...。

そう確かにミス・ケリーによって開眼しましたよね。ホント皮肉な展開でした。でもエイリッシュとっては良かったのかもしれません。
エモリー・コーエンは本作でちょっと大人になったようですね。
Commented by mig at 2016-07-28 10:43 x
こちらにも。
作品賞ノミニーでしたね。それだけに期待が大きかったので
最初やはり退屈でした。成長物語でしたね。
シアーシャとが良かったです。


>「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」でブラッドリー・クーパーの息子役。

そうそう、プレイスビヨンドはその年の1位にした映画で何度も見てるのでエモリー・コーエンにすぐ気付いたのですが、
あの悪い感じがなく、今回は
シャイな田舎男の感じが出てて、すごく可愛かったですよね!
Commented by margot2005 at 2016-07-29 22:45
migさん、こちらにもコメントありがとう!

シアーシャ・ローナンはまだまだ若いのになんか風格すら感じますね。
エモリー・コーエンの変化にも驚きました。キュートで、そしてイタリアンって感じで良かったです。
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