「偉大なるマルグリット」

「Marguerite」2015 フランス/チェコ/ベルギー
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1920年のフランス。ある日、郊外の豪邸でサロン音楽会が開かれようとしている。サロンの主人公はマルグリット・デュモン男爵夫人。マルグリットの前座で歌手アゼルが登場し見事な喉を聴かせている。サロンにはいつもの様に大勢の貴族たちが招待され、その中に新聞記者のボーモンもまぎれ混んでいた...

マルグリットに「アガサ・クリスティーの奥様は名探偵/2008」「地上5センチの恋心/2006」「譜めくりの女/2006」「大統領の料理人/2012」のカトリーヌ・フロ。
夫ジョルジュ・デュモンに「不機嫌なママにメルシィ!/2013」のアンドレ・マルコン。
オペラ歌手アトス・ペッジーニに「スイミング・プール/2003」のミシェル・フォー。
歌手アゼルに「ルノワール 陽だまりの裸婦/2012」「シリアルキラーNo.1/2015」のクリスタ・テレ。
執事マデルボスにドゥニ・ムプンガ。
新聞記者リュシアン・ボーモンにシルヴァン・デュエード。
監督、脚本は「情痴アヴァンチュール/2005」「ある朝突然、スーパースター/2012」のグザヴィエ・ジャノリ。

夫ジョルジュ、執事マデルボス、そして貴族たちは決してマルグリットの音痴ぶりにはふれないようにしていた。しかしマルグリットの歌声を聴いた新聞記者のボーモンはあまりの酷さにあきれ返ってしまう。彼女は完璧に音痴だったが、ボーモンは翌日の新聞に“心をわし掴みにする声”と偽りの大絶賛記事を掲載する。そしてそれを読んだマルグリットはパリの新聞社へと車を走らせる。

酷い妻の歌声を聴きたくなくていつもサロンの音楽会にわざと遅れる夫のジョルジュ。おまけに彼は妻の友人と浮気している。
一方で新聞記者のボーモンはマルグリットの音痴ぶりに驚愕したにも関わらず彼女の無邪気さと、大胆さに魅了されてもいた。

新聞記者のボーモンが感じた通り、ドラマを見ればマルグリットってホント無邪気な人だったんだとわかる。呆れ返るくらいあどけなくかわいらしい心を持った人物だったに違いない。
マルグリットに対して忠節を守る執事マデルボスの存在がトレヴィアン!
パリでリサイタルを開くためオペラ歌手アトス・ペッジーニに師事するシーンは少し笑えるかな?

マルグリットは実在の人物フローレンス・フォスター・ジェンキンスがモデルで、彼女はアメリカ人のソプラノ歌手。
本作の予告編はシアターで何度か観ていた。カトリーヌ・フロが主演なのでひょとしてコメディ?なんて思っていたら意外にシリアスなドラマだった。モデルがいるからコメディにするには失礼だったのか?どうか?は定かではないが、コメディっぽいシーンも登場するけど、どうも中途半端でカトリーヌ・フロに期待したのに少々残念だった。

シネスイッチ銀座にて
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by margot2005 | 2016-03-28 21:58 | フランス | Trackback(2) | Comments(0)
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