「白い沈黙」

「The Captive」 2014 カナダ
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雪に覆われるカナダ・ナイアガラフォールズの街。造園会社を営むマシューは妻ティナとスケート選手を夢見る9歳の娘キャスと幸せに暮らしている。ある吹雪の日、車に残したキャスが忽然と消えてしまう。警察に捜査を依頼するが、証拠も何もないためマシューは刑事に疑惑を持たれてしまう。妻ティナにも責められやりきれないマシューは日々車を走らせ娘探しを始める。
8年後、マシューは妻ティナと別居し、自責の念からひたすら娘探しを続けていた…

マシュー・レインに「あなたは私の婿になる/2009」「グリーン・ランタン/2011」「デンジャラス・ラン/2012」「ハッピー・ボイス・キラー/2014」のライアン・レイノルズ。
ティナ・レインに「デビルズ・ノット/2013」「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所/2014」のミレイユ・イーノス。
キャス・レインに「アウトロー/2012」のアレクシア・ファスト。
ジェフリー・コーンウォールに「死ぬまでにしたい10のこと/2003」「アンダーワールド/2003」「君への誓い/2012」のスコット・スピードマン。
ニコール・ダンロップに「RENT/レント/2005」「アンストッパブル/2010」「トランス/2013」のロザリオ・ドーソン。
ミカに「ロビン・フッド/2010」「フルートベール駅で /2013」「ノア 約束の舟/2014」のケヴィン・デュランド。
ヴィンスに「華麗なる恋の舞台で/2004」「カポーティ/2005」「デジャヴ/2006」「アイム・ノット・ゼア/2007」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「デビルズ・ノット/2013」「パパが遺した物語/2015」のブルース・グリーンウッド。
監督、脚本、原案、製作は「秘密のかけら/2005」「クロエ/2009」「デビルズ・ノット/2013」のアトム・エゴヤン。

犯人がキャスを連れ去ったのには理由があった。ストーリーが進むにつれ、隠しカメラやインターネットでの誘いと、キャスが消えた理由がだんだんわかってくる。映画のオープニングは犯人と少女。でもドラマは犯人の日常には少ししか触れないし、少女をどのような目的で拉致したのかも最初は良くわからない。そして少女の両親の日常を時折挿みながら、主軸は捜査を進める刑事たち。ジェフリーとニコールの刑事コンビが執念を見せる。でもニコールが拉致されたのには驚いた。

ドラマは時系列で描かれないので過去と現在が行ったり来たりして少々ややこしい。
アトム・エゴヤンの世界はどれもこれもダーク。映画の舞台は雪に埋もれるカナダ・ナイアガラフォールズの街。
原タイトルは“捕虜/監禁された”とそのものずばりながら、邦題の「白い沈黙」にそそられ、白い世界にダークなサスペンスとくればドラマはかなり盛り上がるように思える。でも誘拐された少女たちをインターネットでは見れるが、どこにいるのかわからない。ラスト犯人は殺されるがどうもすっきりしなくて困った。
「デビルズ・ノット」のラストもすっきりしなかった記憶が…。それってアトム・エゴヤンの世界なのかも知れない?

俳優陣は皆素晴らしい。
先だって「ハッピー・ボイス・キラー」で少々変なキャラのライアン・レイノルズを見たばかり。本作は忽然と姿を消した娘を案じる真面目な父親役が似合っている。来月公開される「黄金のアデーレ 名画の帰還/2015」も楽しみだ。

TOHOシネマズシャンテ
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by margot2005 | 2015-10-24 22:04 | MINI THEATER | Trackback | Comments(0)
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