「ターナー、光に愛を求めて」

「Mr. Turner」2014 UK/フランス/ドイツ
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ロマン主義の巨匠ジョゼフ・マロ—ド・ウィリアム・ターナーを描いたヒューマン・ドラマ。

ジョゼフ・マロ—ド・ウィリアム・ターナーに「美しき家、わたしのイタリア/2003」「魔法にかけられて/2007」「英国王のスピーチ/2010」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」のティモシー・スポール。
ハンナ・ダンビーにドロシー・アトキンソン。
ソフィア・ブースに「人生は、時々晴れ/2002」のマリオン・ベイリー。
ウィリアム・ターナー・シニアに「英雄の証明/2011」のポール・ジェッソン。
天文学者メアリー・サマヴィルに「家族の庭/2010」「はじまりは五つ星ホテルから/2013」のレスリー・マンヴィル。
サラ・ダンビーに「家族の庭」「ビトレイヤー/2013」のルース・シーン。
美術評論家ジョン・ラスキンに「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」のジョシュア・マクガイア。
監督、脚本は「秘密と嘘/1996」「ヴェラ・ドレイク/2004」「家族の庭/2010」のマイク・リー。

ジョゼフ・マロ—ド・ウィリアム・ターナーは1775年ロンドン、コヴェント・ガーデンの理髪師の息子として生まれた。映画では説明されていないが彼には精神疾患を持つ母親がいて、彼女のその姿を見るのに耐えられなかったらしい。
ターナーにまつわる女性…若い頃の恋人サラとの間に生まれた娘が二人いるが共に暮らすことはなかった。晩年ロンドンのチェルシーで共に暮らしたソフィアが心の支えだったのかも知れない。ターナーの家政婦ハンナは生涯彼に尽くし、一方的な愛を捧げたように映る。サラや娘たちと一緒に住まないで父親と暮らしたターナーは父親しか愛さなかったのかも知れない。

「ハリー・ポッター」シルーズで広く知られるティモシー・スポールながら、そのシリーズはほとんど見ていないので、彼のキャラクターもよくわかっていない。わたし的には「魔法にかけられて」やwowowで見た「ラブ・パンチ/2013」などコメディが似合う俳優というイメージ。しかし本作では自信家で偏屈な男を大熱演している。
「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密/2012」より本作の方が良かったかな?
英国とウエールズでロケされた景色がドラマに溶け込んで素晴らしく美しい。
時の女王ヴィクトリアに“汚い絵ね。”と酷評されたにも関わらず、国に寄贈したのはたくさんの人々に自分の絵を見て欲しかったに違いない。

2013年の秋に上野の東京都美術館で催された”ターナー展”で見た数々の絵画を思い起こした。あの時、結構たくさんの絵画が紹介されていてた。
BSの旅番組で見たロンドンのテート・ブリテン美術館にターナー専用の展示室があるのでいつか見てみたいものだ。
映画に登場する美しい景色の数々…ターナーはスケッチ旅行でコッツウォルズを最初に訪れたとBS番組で紹介されていた。

女王が“汚い絵ね。”といったターナーの絵...晩年はモネと同じく目が良く見えていなかった様子。似たような絵画をよくもあんなにたくさん描いたのものだと感嘆する。
全体的にかなり見応えのある映画で主演俳優のティモシー・スポールが素晴らしかった。
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ヒューマントラストシネマ有楽町にて
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by margot2005 | 2015-07-05 00:12 | UK | Trackback(2) | Comments(0)
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