「青の寝室」

「La chambre bleue」…aka「The Blue Room」 2014 フランス
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フランスの田舎町。農機の販売をするジュリアンには愛する妻デルフィーヌと幼い娘がいる。ある時、偶然再会した女性エステーと関係を持ってしまう。元々ジュリアンとエステーは幼なじみで、再会以来二人の関係は11ヶ月にも及んでいる。一方で、薬屋を経営するエステーの夫は病を抱えていた…

監督、脚本、出演(ジュリアン)に「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して/2013」のマチュー・アマルリック。
脚本、出演(エステー)にステファニー・クレオ。
デルフィーヌに「パリの確率/1999」「女はみんな生きている/2001」「ナルコ/2004」のレア・ドリュッケール。
判事にロラン・ポワトルノー。
原作はジュルジュ・シムノンの“青の寝室”。

ドラマのオープニングはジュリアンとエステーが愛し合うホテルにエステーの夫がやって来るところから始まる。窓からエステーの夫を見つけたジュリアンは慌てて身支度を整えホテルを後にする。
やがてシーンは変わり逮捕されたジュリアンを尋問する判事の部屋…尋問されるジュリアン、そして妻デルフィーヌと幼い娘のいる平和な家...シーンは過去、現在と行ったり来たりする。

エステーがジュリアンに“あなたの奥さんは私たちのことに気づいていないの?”と聞く。“妻は全く気づいていない。”と答えるジュリアン。しかし彼は後ろめたさから家族サービスに努めたりしている。
夫の浮気を妻は本当に知らなかったのだろうか?その辺りも曖昧にしか描かれない。ジュリアンとエステーはそれぞれの配偶者を本当に殺したのだろうか?結末は全く知らされない、あのあまりにも唐突のラストに唖然とする。
妻とは決して上手くはいってなかったが、妖艶なる女性に溺れ破滅へと向かった哀れな男が至ってお気の毒。マチュー・アマルリックがジャストな演技で素晴らしい。

マチュー・アマルリックと共同で脚本を書いているのは現在の彼のパートナーであるステファニー・クレオ。
マチューの大ファンなのでwowowで放映され、見る事ができて実に嬉しい。エロティックでまさにフランス映画といった展開のサスペンスは臨場感にあふれとても見応えがある。

wowowにて
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by margot2005 | 2015-05-18 00:40 | フランス | Trackback | Comments(0)
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