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「パレードへようこそ」

「Pride」2014 UK/フランス
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1984年、サッチャー政権下の英国。時の石炭庁総裁は採算のとれない20ヵ所の炭坑の閉鎖を決定する。やがて炭鉱労働者はそれに抗議するためストライキに突入する。そんな中、特にウェールズの炭坑労働者は不況に苦しんでいた。ある日、TVニュースでそれを知ったロンドン在住のゲイの青年マークは彼らを支援しようと立ち上がる…

マークにベン・シュネッツァー。
ジョーに「ディファイアンス/2008」「サンシャイン/歌声が響く街/2013」のジョージ・マッケイ。
ジョナサンに300<スリーハンドレッド>「ジョン・カーター/2012」のドミニク・ウェスト。
ゲシンに「SHERLOCK(シャーロック)/2010~2014」「ジミー、野を駆ける伝説/2014」のアンドリュー・スコット。
マイクにジョセフ・ギルガン。
ステフにフェイ・マーセイ。
ジェフに「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船/2011」「パレーズ・エンド/2012」のフレディ・フォックス
クリフに「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」のビル・ナイ。
ヘフィーナに「ヴェラ・ドレイク/2004」「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ/2005」「フリーダム・ライダーズ/2007」「家族の庭/2010」「マレフィセント/2014」のイメルダ・スタウントン。
ダイに「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男/2005」「ボーン・アルティメイタム/2007」「思秋期/2010(監督、脚本)」「ブリッツ/2011」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」のパディ・コンシダイン。
シアンにジェシカ・ガニング。
監督は「背信の行方/1999」のマシュー・ウォーチャス。

ロンドンの街でゲイ関連本を扱う店を経営するゲシンと俳優であるパートナーのジョナサン。ゲシンの店にいつも集うのはゲイのマークとマイク、それにジェフにレズビアンのステフたち。彼らは仲間たちと炭坑労働者を救うためLGSM(Lesbians and Gays Support the Miners/炭坑夫支援レズ ビアン&ゲイ会)を立ち上げ募金活動を始める。パティシエをめざし料理学校に通う17歳のジミーは誘われるままパレードに参加した後、親に内緒でLGSMに仲間入りしていた。
集まった寄付金を全国炭坑労働組合に送ろうと連絡するもLGSMの説明をするやいなや反感から電話を切られてしまう。そうこうするうちマークは直接炭坑に連絡する事を思いつく。そしてウェールズの炭坑町ディライスが支援に対して“イエス!”と言ってくれたのだ。
やがてディライスの代表としてダイがロンドンにやって来る。ダイは“LGSM”とは何の略?と尋ねた所レズビアン/LesbiansのLだとわかり驚くが、偏見を持たない彼は初めて訪れたゲイクラブで熱く演説する。

寄付金のお礼にと招待され、マークたち一行はミニバスに乗ってウエールズを目指す。しかしウエールズに着いてやはり彼らははみ出しものだと痛感させられる。マークの電話を受けた役場の女性がLGSM(Lesbians and Gays Support the Miners)のLはLONDONのLだと思い込んでいたのだ。でもはるばるやって来た彼らを追い返すわけにはいかない。そこでダイはもちろんのこと役場のヘフィーナが接待役を勤めることになる。支援してくれたロンドンからの客人をもてなすため感謝のパーティが催される運びとなり、ヘフィーナが歓迎会の委員長となる。やがてダイとヘフィーナに続けとクリフも加わりパーティは幕を開ける。

ビル・ナイとパディ・コンシダインの出演に楽しみにしていた一作。しかしながら彼らは主演ではない。主演はゲイのマークと彼の周りのゲイ人間たち。ビル・ナイはウエールズの隠れゲイ役。イメルダ・スタウントンは硬派なドラマよりこういった陽気で賑やかなものが似合う。パディ・コンシダインも優しいキャラで良い感じ。
主演のマークに大抜擢されたベン・シュネッツァーは人を惹き付け華やかで魅力たっぷりの人物で、彼はブリティッシュではなくアメリカンながら素晴らしいキャスティング。

ウエールズの農村の景色が素晴らしく美しいのと80年代のMusicがこれまた素晴らしい。本作は実話に基づいている。ラストで、マークは26歳の若さでエイズで亡くなったと紹介される。しかしエイズに冒されていたジョナサンは65歳の今も元気だそう。
偏見にさらされ続けるゲイ人間たちのドラマの原タイトルが“Pride”というのがなんとも素晴らしい!

ゲイであることを知った母親に絶縁状を突きつけられたウエールズ出身のゲシンがラスト近くで母親と再会するシーンが素敵。母と息子の愛情は不滅だから…。逆に親に内緒でLGSM入ってしまったジミーは家を出てしまう。美形のジェフがウーエルズの少女たちにバービー人形のように扱われたり、ウエールズの主婦シアンがLGSMに激しく入れ込み彼らをサポートする様子が微笑ましくて、ヘフィーナたちおばさんパワーもスゴいし...見所はいっぱいのドラマのラストに感動する。

シネスイッチ銀座にて
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by margot2005 | 2015-04-12 23:44 | UK | Trackback(4) | Comments(0)
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