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「イントゥ・ザ・ウッズ」

「Into the Woods」2014 USA/UK/カナダ
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古典的なおとぎ話をベースに描いたミュージカル。

魔女に「8月の家族たち/2013」のメリル・ストリープ。
パン屋の主人に「ワン チャンス/2013」「はじまりのうた/2013」のジェームズ・コーデン。
パン屋の妻に「砂漠でサーモン・フィッシング/2011」のエミリー・ブラント。
シンデレラに「マイレージ、マイライフ/2009」「50/50 フィフティ・フィフティ/2011」のアナ・ケンドリック。
シンデレラの王子に「アンストッパブル/2010」「スター・トレック イントゥ・ダークネス/2013」「エージェント:ライアン/2014」のクリス・パイン。
ジャックに「レ・ミゼラブル/2012」のダニエル・ハットルストーン。
ジャックの母親に「おいしい生活/2000」のトレイシー・ウルマン。
赤ずきんにリラ・クロフォード。
ラプンツェルにマッケンジー・マウジー。
ラプンツェルの王子に「ザ・イースト/2013」のビリー・マグヌッセン。
シンデレラの継母に「マンマ・ミーア!/2008」のクリスティーン・バランスキー。
シンデレラの義姉妹ルシンダに「華麗なる恋の舞台で/2004」「恋のロンドン狂騒曲/2010」のルーシー・パンチ。
同じくフロリンダに「グッド・シェパード/2006」「キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~/2008」のタミー・ブランチャード。
オオカミに「フレンチなしあわせのみつけ方/2004」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマン・チェスト/2006」「パブリック・エネミーズ/2009」「Dr.パルナサスの鏡/2009」「ローン・レンジャー/2014」「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密/2015」のジョニー・デップ。
監督、製作は「シカゴ/2002」「SAYURI/2005」「NINE/2009」ロブ・マーシャル。

童話は大好きなので、ミュージカルも基本的に好きだし、シアターで何度も予告も観たし、で、観に行った。
有名なる童話の主人公シンデレラ、赤ずきん(オオカミも...)、ジャック(ジャックと豆の木)、ラプンツェルが登場する。そしてラプンツェルの継母の魔女と、子供ができなくて悩むパン屋の夫婦が主軸でドラマは進む。
ある日、パン屋の夫婦は魔女に呪いをかけられる。呪いを解くために必要なものは…“白い牛、赤ずきん、黄色い髪、そして黄金の靴”。

呪いを解くための4つのアイテムを探すため森にやって来たパン屋の夫婦。やがて彼らの導きにより童話の主人公たちが集まってくる。
“I Wish! I Wish!”と歌う彼らは皆願いを叶えることが出来たのだろうか?
シンデレラの王子がパン屋の妻に言い寄る場面や、王子二人が互いに自画自賛で歌うシーンには笑えるし、シンデレラの靴がガラスではなく黄金というのも面白いアイデア。そして大食いの赤ずきんが太めでちっとも可愛くないのだ。というのもオオカミに襲われるも生き返り、やっつけた後オオカミの毛でマントを作るくらいだから...。

映画はディズニーらしくない感じで、子供の観る映画でもないし、でも大人が堪能出来るってほどのものでもないし…何か中途半端なイメージで残念だった。大人のミュージカル「シカゴ」を作ったロブ・マーシャルの本作は今一つといったところ?
でもミュージカルだけあって皆ホント歌が上手い。ジェームズ・コーデンやアナ・ケンドリックの上手さは当然のことながら、意外やクリス・パインとエミリー・ブラントが上手い。特にエミリーは素晴らしい美声の持ち主。

クリス・パインの映画って色々と見ているものの今回初シアター。この方中々魅力的な俳優だ。アクション俳優というイメージが強烈な俳優ながら、ミュージカルも捨てたものではない。とにかく皆さん歌が上手くて、上手くて驚き。
ジャックと赤ずきん役の二人の歌声は素晴らしい!の一言。
メリル・ストリープが相変わらずのスーパー貫禄。ジョニー・デップも良かったな。「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」は最悪だったけど…。
“本当は恐ろしいグリム童話”という本が一時期ブームになったのを思い出す。

TOHOシネマズ日劇にて
by margot2005 | 2015-04-06 22:34 | Comments(0)