「きっと、星のせいじゃない」

「The Fault in Our Stars」2014 USA
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末期がん患者であるヘイゼルは両親に勧められ、ガン患者の集会“サポートグループ”に嫌々ながら参加することになる。そこで彼女は、骨肉腫で片足を切断したオーガスタスと出会う…

ヘイゼルに「ファミリー・ツリー/2011」のシェイリーン・ウッドリー。
オーガスタス(ガス)に「キャリー/2013」のアンセル・エルゴート。
アイザックにナット・ウルフ。
ヘイゼルの母親フラニーに「夫以外の選択肢/2004」 「ザ・マスター/2012」のローラ・ダーン。
ヘイゼルの父親マイケルにサム・トラメル。
ピーター・ヴァン・ホーテンに「インサイド・マン2006」「パリ、ジュテーム/2006」「フェアウェル/哀しみのスパイ/2009」「アンチクライスト/2009」「ミラル/2010」「ハンター/2011」「4:44 地球最後の日/2011」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」「誰よりも狙われた男/2013」のウィレム・デフォー。
リデヴァイに「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族、1,2,3/2011〜2013」のロッテ・ファービーク。
監督はジョシュ・ブーン。

“全米大ヒット感動青春ラブ・ストーリー”と言う映画案内に少々引き、難病ものも苦手だし…しかしシアターで予告を見た限りそうでもなさそうなので、そして巷でも評判の様子。で、観に行ってしまった。

“あなたの母親で良かった!”というフラニーの言葉が胸を打つ。難病の子供を持つ母親の心境って計り知れないほど辛いに決まっている。過去には母親でいるのが辛くて嘆いたこともあるフラニー。残された命はわずかながらも懸命に生きようとする娘に、彼女自身生きる歓びを見いだしのではないだろうか?
スゴく、スゴく辛いドラマながら見終わっても暗い気持ちにならないのがナイスだ。
母親フラニーを演じたローラ・ダーンが良かった。今まで見た彼女の映画の中で一押しの役柄かも知れない。

少々難を言えば、ヘイゼル役のシェイリーン・ウッドリーはとてもキュートながら既に20歳を超えていて17歳役は少々キツいかな?そしてオーガスタス役のアンセル・エルゴートが抱きしめたいくらい可愛い。彼は実年齢とほぼ同じなので違和感なし。オーガスタスがウイットに飛んだ明るい性格で、このドラマを暗くしていないのは彼の力?オーガスタスの友達アイザックも素敵だ。車に卵をぶつけるシーンは痛快。

本作を観にいったもう一つの理由はウィレム・デフォーの出演。性格俳優ウィレム・デフォーの大ファン。色んなジャンルに出演する彼ながらこういった趣向(青春映画)のドラマは初めて観た。ヘイゼルとオーガスタスが訪問するオランダのシーンと、ラストに少し登場するだけだが、この方は存在感のある俳優だとしみじみ思う。とてつもないオーラを持つ俳優なのだから…。

ヘイゼルとオーガスタスがオランダ、アムステルダムでヴァン・ホーテンのパートナー、リデヴァイに案内され“アンネの家”を訪ねるシーンが良いな。収容所で15歳で亡くなったアンネ・フランクとヘイゼルをダブらせた様子が素晴らしい。
池袋で見たので、予想道りシアターは高校生の女の子が多く、映画終了後聞こえて来た会話で、彼女たちが感動しているのがわかった。

シネ・リーブル池袋にて
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by margot2005 | 2015-03-06 23:29 | MINI THEATER | Trackback(12) | Comments(2)
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こちらにも。
この作品、私も難病もの苦手だしどうしようかな...と思っていたのですが
margotさんの記事を拝見して、見てみたくなりました。私もウィレム・デフォー、好きなので。^^
感動的な映画をぶち壊す?ある意味悪役ですが、彼ならではの役どころでしたね。
主演のふたりも魅力的でした。
Commented by margot2005 at 2015-03-29 21:03
セレンディピティさん、こちらにもコメントありがとう。
さてさて難病ものにも関わらず爽やかで素敵な映画でしたね。

ウィレム・デフォー良いですよね。大好きです。
あの方はやはり個性的な悪役が似合いますね。
主演の彼らはホントチャーミングでした。
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