「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して」

「Jimmy P.」2013 USA/フランス
a0051234_19495831.jpg

a0051234_1949921.jpg

a0051234_19493690.jpg

a0051234_207839.jpg

a0051234_19492665.jpg
a0051234_19553374.jpg
a0051234_19491989.jpg

1948年、アメリカ、モンタナ州ブラウニング。アメリカ・インディアン、ブラックフット族のジミーは第二次世界大戦から帰還後、原因不明の不快なる症状に悩まされていた。姉ゲイルと一緒に暮らすジミーは彼女に促されるままカンザム州トピカの軍病院へ入院する。しかしジミーを悩ます症状の原因を突き止めることはできず、困った病院のスタッフはニューヨークからフランス人精神科医ジョルジュ・ドゥヴルーを呼び寄せる…

ジミー・ピカードに「悲しみが乾くまで/2008」「チェ 28歳の革命/2008」「チェ 39歳別れの手紙/2008」「セブン・デイズ・イン・ハバナ/2012」「野蛮なやつら/SAVAGES/2012」のベニチオ・デル・トロ。
ジョルジュ・ドゥヴルーに「毛皮のヴィーナス/2013」のマチュー・アマルリック。
マドレーヌに「ノッティングヒルの恋人/1999」「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族/2011~2013」「つぐない/2002」のジーナ・マッキー。
ゲイル・ピカードにミシェル・スラッシュ。
カール・メニンガー医師に「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け/2012」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のラリー・パイン。
ホルト医師に「ミルク/2008」ジョセフ・クロス。
ヨークル医師に「13ディズ/2000」のエリヤ・バスキン。
ジェインに「フローズン・リバー/2008」「8月の家族たち/2013」のミスティ・アッパム。
監督、脚本は「キングス&クイーン/2004」「クリスマス・ストーリー/2008」のアルノー・デプレシャン。

第二次世界大戦で頭蓋骨を骨折し、頭痛や視覚障害を訴えるジミーの治療にあたったメニンガー、ホルト、ヨークルたち医師は科学的な方法でジミーの症状を解明しようとするが敵わない。そこで精神療法に長けるジョルジュ・ドゥヴルーにジミーを委ねる。人類学者でもある彼はアメリカ・インディアンのモハヴェ族の実地調査を行っていた人物。
ジョルジュとの対話で、ジミーは優しい姉や、元妻、そしてかつてのガール・フレンド、ジェイン等、女性たちとの関係を語り始める。戦争後遺症と思われていたジミーの症状は過去の体験や、女性たちとの関係に大きく影響しているとジョルジュは気づくのだった。ジミーには結婚と、一人の娘が存在する過去があった。
二人の対話は毎日続き、ジョルジュを訪ねてやって来た英国人の恋人マドレーヌが見守る中、患者と精神科医の間に友情のようなものが芽生え始める。

マチュー大好きなのと、お気に入り俳優ベニチオ・デル・トロの出演に是非観たかった一作。地味ながら二人の俳優が素晴らしい。監督はアルノー・デプレシャンだし…。
シアター・イメージフォーラムで予告を何度か観た。このシアターで公開される映画は万人好みではない。実話を元にしたとても重厚な心理ドラマは中々見応えがあった。

プエルトリコ出身のベニチオ・デル・トロがネイティブ・アメリカンを演じている。映画の舞台は1940年代。この頃彼らはインディアンと呼ばれていた。フランス人精神科医ジョルジュがユダヤ人でもあることも興味深い。
オフィシャルに“見るものに静かな感動を与える...”とあるがその通りのドラマ。

シアター・イメージフォーラムにて
[PR]
by margot2005 | 2015-01-26 00:06 | フランス | Trackback(1) | Comments(0)
トラックバックURL : http://margot2005.exblog.jp/tb/20803381
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 象のロケット at 2015-01-31 23:31
タイトル : ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して
1948年、アメリカ。 第二次世界大戦から帰還後、原因不明の症状に悩まされていた先住民ブラックフット族の男ジェームズ・ポカードは、軍病院に入院する。 診断を依頼されたのは、フランス人精神分析医ジョルジュ・ドゥヴルー。 ハンガリー出身のユダヤ人という出自を持つジョルジュは、人類学者として先住民の実地調査も行っていた。 二人は患者と医師として、毎日対話を重ねていく…。 実話から生まれたヒューマンドラマ。... more
<< 「ジミー、野を駆ける伝説」 「トラッシュ!-この街が輝く日... >>