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「ドラキュラzero」

「Dracula Untold」...aka「Dracula Year Zero」2014 USA
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15世紀、東ヨーロッパ、トランシルヴァニア地方。君主のヴラドは美しい妻と一人息子をこよなく愛し幸せな日々を送っていた。しかしある時オスマン帝国の皇帝メフメト2世がオスマン軍のためにヴラドの息子も含む100人の少年を差し出せと要求してくる…

ヴラド・ドラキュラに「タイタンの戦い/2010」「ブリッツ/2011」「インモータルズ -神々の戦い-/2011」「推理作家ポー 最期の5日間/2012」のルーク・エヴァンス。
ミレナに「危険なメソッド/2011」「ドリーム・ハウス/2011」「複製された男/2013」のサラ・ガドン。
オスマン帝国皇帝メフメト2世に「ある公爵夫人の生涯/2008」「17歳の肖像/2009」「デッドマン・ダウン/2013」のドミニク・クーパー。
ヴラドの息子にアート・パーキンソン。
マスター・ヴァンパイアに「タロット・カード殺人事件/2006」「ラヴェンダーの咲く庭で/2004(監督、脚本)」のチャールズ・ダンス。
監督はゲイリー・ショア。

ドラキュラ(ヴァンパイア)もの大好きなので楽しみにしていた一作。ドラキュラのモデルとなったルーマニアのトランシルヴァニア地方にあるブラン城はBSの旅番組で見たことがある。一般公開しているその城を一度見てみたい!とは思っているが…本作のロケ地は北アイルランド。
実在の君主ヴラド・ドラキュラには“串刺し公”の異名があり、ドラマの中でも激しく串刺しの場面が登場し、ダークでファンタジーな世界まっしぐらの本作はスゴく興味深い。演じるルーク・エヴァンスがこれまたクールでドラマを盛り上げている。マスター・ヴァンパイアとの洞窟のシーンやCGを駆使したコウモリなどダークな場面はとても見応えがある。

ウエールズ出身のルーク・エヴァンスは現在35歳ながら老けてるのか?ヘンリー・カヴィルの「インモータルズ -神々の戦い-」でも父親役(ゼウス)だったし…。顔的に落ち着いた雰囲気があるのだろう。ドミニク・クーパーが年上なのに若く見えるのは童顔のせいも知れない。
ルーク・エヴァンス映画はジェイソン・ステイサムの「ブリッツ」以外古典ものばかり観ているが、wowowで見た「ワイルド・スピード EURO MISSION/2013」の彼がクールでファンになった。お気に入りUK俳優に入れたい。
ドラキュラ映画といえばフランシス・フォード・コッポラ の「ドラキュラ/1992」が一番記憶にある。ドラキュラ役はゲイリー・オールドマン。クリストファー・リーの「吸血鬼ドラキュラ/1958」はTVで見たことがある。

サラ・ガドンもルーク・エヴァンス同様古典ものが似合う。
エンディング、21世紀ロンドンの街で出会う二人(ヴラドとミレナ)のシーンが素敵だった。

TOHOシネマズ日劇にて(既に上映終了)
by margot2005 | 2014-12-09 00:13 | Comments(0)