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「誰よりも狙われた男」

「A Most Wanted Man」2013 UK/USA/ドイツ
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ドイツ、ハンブルグ。諜報機関でテロ対策チームを率いるギュンター・バッハマンは密入国した一人の青年に目を付ける。彼はイッサという名前のチェチェン人で、イスラム過激派として国際指名手配されている人物だった…

ギュンター・バッハマンに「カポーティ/2005」「M:i:III/2006」「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「その土曜日、7時58分/2007」「ダウト ~あるカトリック学校で~/2008」「パイレーツ・ロック/2009」「ザ・マスター/2012」「25年目の弦楽四重奏/2012」のフィリップ・シーモア・ホフマン。
アナベル・リヒターに「幸せのポートレート/2005」「あぁ、結婚生活/2007」「消されたヘッドライン/2009」「きみがぼくを見つけた日/2009」「ミッドナイト・イン・パリ/2011「トゥ・ザ・ワンダー/2012」「パッション/2012」のレイチェル・マクアダムス。
トミー・ブルーに「インサイド・マン2006」「パリ、ジュテーム/2006」「フェアウェル/哀しみのスパイ/2009」「アンチクライスト/2009」「ミラル/2010」「ハンター/2011」「4:44 地球最後の日/2011」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のウィレム・デフォー。
マーサ・サリヴァンに「こわれゆく世界の中で/2006」「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「消されたヘッドライン」「50歳の恋愛白書/2009」「ドラゴン・タトゥーの女/2011」「声をかくす人/2011」「美しい絵の崩壊/2013」のロビン・ライト。
イッサ・カルポフにグリゴリー・ドブリギン。
イルナ・フライに「イェラ/2007」「東ベルリンから来た女/2012」のニーナ・ホス。
マキシミリアンに「ニューヨーク、恋人たちの2日間/2012」のダニエル・ブリュール。
ファイサル・アブドゥラ博士に「君のためなら千回でも/2007」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」のホマユン・エルシャディ。
ジャマールに「もうひとりの息子/2012のメディ・デビ。
監督は「ラスト・ターゲット/2010」のアントン・コルベイン。
原作は「裏切りのサーカス/2011」のジョン・ル・カレ。

イッサはハンブルグに住むトルコ人の友人により人権団体の女性弁護士アナベル・リヒターを紹介され彼女を介して銀行家のトミー・ブルーに接触する。それは彼の銀行にイッサが求める秘密口座が存在している可能性があったから…。
一方でバッハマンはCIAと共にイッサを逮捕しようともくろんでいた。そこでまずアナベルとトミー・ブルーに近づき、強引に協力させることに成功する。しかしイッサの境遇を知り親身になって行動するアナベルは窮地に追い込まれてしまう。

バッハマンの忠実な部下イルナとマキシミリアンの存在。イルナに全幅の信頼を寄せるバッハマン…二人の関係はイルナがバッハマンに愛情を抱いているにも関わらず彼は意外に無関心といったところか?二人の私的な関係はドラマの展開に意味がないので深く掘り下げないところも良いなと思った。
父親を裏切るジャマールの苦渋の選択や、ラストCIAにしてやられる展開には少々驚きだったが…やはりアメリカは“9・11”を決して忘れず、許せないのだろう。

「裏切りのサーカス」同様最高にシブい映画で素晴らしかった。ギュンター・バッハマンは多分独身かと思える。散らかった部屋でウイスキーを飲みひたすらタバコを吸っている。タバコは職場でも、移動の車の中でも決して離さない。孤独な男を演じるフィリップ・シーモア・ホフマンがナイスだ。
個性派俳優フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作は「ハンガー・ゲーム2/2013」で、少し前にwowowで見た。もう彼の映画が見られないのは実に寂しい。
お気に入り女優のロビン・ライトがCIAマーサ・サリヴァン役で出演。そして同じくお気に入り俳優のウィレム・デフォーはいつもクールでうっとりする。
ドイツ人女優ニーナ・ホスの出演にも大満足で、ドラマと共に出演陣も楽しむ事ができた。難をいえばレイチェル・マクアダムスがドイツ人に見えなくて困ったけど...。

「リスボンに誘われて/2013」はポルトガルが舞台でポルトガル人役の俳優たちが皆英語を話している。本作も舞台はドイツで、ドイツ人の設定ながら台詞は英語。ドイツ人ハーフのダニエル・ブリュールと、ドイツ人のニーナ・ホスまで英語で話しているのが妙なのだが、International公開するためには英語の台詞が不可欠なのだろう。主演はフィリップ・シーモア・ホフマンだし…。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2014-11-10 00:48 | UK | Trackback(9) | Comments(6)
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Commented by 3740s at 2014-11-10 08:53
おはようございます。
楽しく拝見しております。
さて、ポスターの中心の女優さんの名前は何と?
Commented by margot2005 at 2014-11-11 00:22
パテオナベさんこんばんは。
いつも見に来てくださってありがとうございます。
真ん中の彼女はレイチェル・マクアダムスね。
Commented by セレンディピティ at 2014-11-11 09:36 x
こんにちは。
ほんとうに渋い、極上のスパイ映画でしたね。
真の諜報戦ともいうべき、きりきりと胃の痛むような?緊張感を堪能しました。
ホフマンはじめ、俳優さんたちもそれぞれに魅力的でした。

ホフマン...最後の作品にふさわしいすばらしい演技でしたが
もう二度と見ることなできないと思うと、ほんとうに残念でなりません...
Commented by margot2005 at 2014-11-12 23:03
セレンディピティさん、こんばんは。

P.S.ホフマン映画がもう観れないとは寂しいですね。個性派を代表する素晴らしい俳優でした。

>真の諜報戦ともいうべき、きりきりと胃の痛むような...
ジェームズ・ボンドも良いですが、こういった真の諜報戦が展開されるドラマは緊張感があって大好きです。
Commented by kogarinta at 2014-12-15 12:45
こんにちは、ここなつと申します。
私も真っ先に「裏切りのサーカス」を思い出しました!
脇を固める俳優さん達もたまらない布陣でしたよね。
Commented by margot2005 at 2014-12-19 23:12
ここなつさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

「裏切りのサーカス」は良かったですよね。
こういった本格的なスパイ映画は大好きです。
出演陣も素晴らしかったです。
そうそうジェームズ・ボンドも大好きです。
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