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「HUNGER/ハンガー」

「Hunger」2008 UK/アイルランド
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ボビー・サンズに「それでも夜は明ける/2013」のマイケル・ファスベンダー。
ゲリー・キャンベルに「Northanger Abbey/2007」のリーアム・マクマーン。
デイヴィー・ギレンにブライアン・ミリガン。
看守(レイモンド・ローハン)に「裏切りのサーカス/2011」「シャドー・ダンサー/2011」のスチュアート・グラハム。
モラン神父に「麦の穂をゆらす風/2006」のリーアム・カニンガム。
監督、脚本は「SHAME -シェイム-/2011」「それでも夜は明ける/2013」のスティーヴ・マックイーン。
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1981年、北アイルランド。サッチャー首相によって弾圧されたIRAのメンバーがメイズ刑務所に収監される。彼らは信念を貫くため抵抗に抵抗を重ねる日々。一方で看守はそれをくい止めるため執拗に暴行を繰り返していた。ある日、メンバーのリーダーであるボビーはモラン神父と面会し“ハンガー・ストライキ”を始めると告白する...

映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」でも描かれていたIRA問題。
投獄されたIRAのメンバーは政治犯としてのステータスを求めハンガー・ストライキを始めるが、サッチャー首相は“犯罪人は犯罪人、政治犯ではない。”と言い放ち一切妥協しなかった。ドラマの中で生のサッチャーの発言が挿入されている。
結果リーダーのボビーを始めとして10人がメイズ刑務所で餓死することになる。

映画はR15ながら、R18にしてもよいくらい壮絶たる、惨たらしいシーン満載。房の壁に自身の排泄物を塗り付けたりするのだ。実際問題、臭いなんてものじゃなかっただろうな?と観ていて吐きそうだった。看守の暴行もとてつもなく凄まじい!人間の尊厳など無視し、まるで動物のように扱っているのだから…。

ハンガー・ストライキを決行するボビー...日に日にやせ細り、最後は骨と皮になって死んで行く姿をカメラが追いかける。
マイケル・ファスベンダーは役作りのため、本当に骨と皮に痩せこけ(日本食を取り入れ痩せたらしい)、ほぼ全編半裸状態で熱演!凄まじい熱演に圧倒される。
「ダラス・バイヤーズ・クラブ/2013」の二人の俳優もスゴかったけど、本作のマイケルは尋常ではない痩せ方をしていて驚く。
「SHAME -シェイム-」のレビューに「HUNGER/ハンガー」が観たいと書いた。ようやく観る事ができたわけだが、二度と観たくない映画の一つとなった。終盤は目を背けたくなる。

監督スティーヴ・マックイーンの長編デビュー作で 2008年カンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞。
そしてスティーヴ・マックイーンはFassyがお好きの様子。

シアター・イメージ・フォーラムにて(2週間限定公開/既に上映終了)
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by margot2005 | 2014-04-21 00:03 | UK | Trackback | Comments(0)
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