「愛しのフリーダ」

「Good Ol' Freda」 2013 USA/UK
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“17歳の時、ファンから秘書になった。50年間誰にも語らなかった、特別な青春。”

エンディングにリンゴ・スターが登場しフリーダの孫へメッセージを送る。というのもフリーダは子供たちに自分がブライアン・エプスタインの元秘書で、その後The Beatlesを影で支えたなんてことを一切語らなかったらしい。でも孫にはそれを知らせたいとドキュメンタリーの中で話している。そしてそれをフォローしたのは他でもないリンゴだった。

しかしながら、フリーダは世界中から舞い込むファンレターに一通、一通返事を書いていたというからスゴい!ファン・クラブの雑誌も彼女が書いていた。
忠誠心ありで謙虚なフリーダは、メンバーからも信頼され、彼らの家族にも愛されたという。四人のプライベート・ライフを知っていたが、ゴシップ雑誌にいくら頼まれても、私生活を明かさなかったフリーダは本当に忠誠心と謙虚の固まりのような女性だ。
というわけで、ドキュメンタリーの中で、“メンバーの誰かとデートした?誰が一番好きだった”なんて質問されても、上手く交わすので、フリーダの口からメンバーの女性問題が語られるなんてことは決してない。
フリーダが気分屋で気難しいブライアン・エプスタインに叱責された後、ジョンたちが彼女をなぐさめた...なんて素敵なエピソードも登場する。

私自身The Beatlesが大好きでリヴァプールまで行ったけど、60年代に世界中に山ほどいた熱狂的ファンはスゴ過ぎる。
今思えば、あの時代フリーダの存在が明らかになったらファンに八つ裂きの刑にされていたかも知れない。

このドキュメンタリーの製作&監督ライアン・ホワイトのメッセージ....メッセージのラストに“「愛しのフリーダ」は単なるビートルズ映画ではない。世界で最も切望された職の一つに就いた無名の少女が、ショービジネスの光を浴びてもなおその道義を守り抜いた様を描く物語なのである。”という文章がとても印象に残った。

ドキュメンタリーにThe Beatlesの楽曲は少ししか流れない…それってレノン&マッカートニーの著作権なのかな?ヨーコとポールが許さなかったのかも知れない。

「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ/2009」

角川シネマ有楽町にて
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by margot2005 | 2014-01-22 22:12 | UK | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 象のロケット at 2014-01-24 20:15
タイトル : 愛しのフリーダ
17歳でマネージャーのブライアン・エプスタインに“ザ・ビートルズの秘書”にならないかと誘われたフリーダ・ケリー。 解散後、一切の沈黙を守っていた彼女が、ザ・ビートルズとの11年間、当時の仕事やメンバーとの交流について初めて語ったドキュメンタリー。... more
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