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「トランス」

「Trance」2013 UK
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サイモンに「つぐない/2007」「ジェイン・オースティンの秘められた恋/2007」「ウォンテッド/2008」「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」「声をかくす人/2011」「ビトレイヤー/2013」のジェームズ・マカヴォイ。
フランクに「オーシャンズ13/2007」「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」「ブラック・スワン/20101」「危険なメソッド/2011」のヴァンサン・カッセル。
エ リザベスに「RENT/レント/2005」「アンストッパブル/2010」のロザリオ・ドーソン。
フランクの相棒ネイトにダニー・スパーニ。
赤い車の若い女にタペンス・ミドルトン。
監督は「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「127時間/2010」のダニー・ボイル。

物語はオークションにかけられたゴヤの傑作『魔女たちの飛翔』 が会場から盗まれるところから始まる。盗んだのは競売人のサイモン。彼はギャング、フランクと手を組んでいたのだ。サイモンはフランクに絵を差し出すはずだったが、土壇場になって抵抗してしまう。怒ったフランクはサイモンを殴りつけ、“絵はどこにある?”と執拗に問いただすが、殴られた後遺症で記憶の一部を失っていたサイモンは“覚えていない!”と繰り返すばかり。
その後フランクは催眠療法士のエリザベスを雇ってサイモンの記憶をよみがえらせようと躍起になる。

敵?か味方か?…サイモン、フランク、エリザベスのトライアングル関係が面白い。とても斬新なストーリーに度肝を抜かれること間違いない。

ダニー・ボイルの映画は大好きなので本作も期待していたが、次から、次へと息をもつかせない展開は面白く、なおかつとてもスタイリッシュで大満足だった。
ジェームズ・マカヴォイは時代ものより、過激な現代もので魅力を発揮する俳優でサイモン役はvery nice。
フランク役のヴァンサン・カッセルもワル役最高だし…で、エ リザベスを演じたロザリオ・ドーソンの貫禄に驚き。年を重ねると共に一回り大きく(太った)なったようす。彼女監督ダニー・ボイルの恋人だそう。
ジェームズ・マカヴォイの次作「フィリス/2013」をシアターの予告編で観た。原作は「トレインスポッティング/1996」のアーヴィン・ウェルシュということで俄然楽しみな一作。

TOHOシネマズシャンテにて
Commented by セレンディピティ at 2013-11-13 09:11 x
こんにちは。
オープニングのスピード感、スタイリッシュな映像と音楽に
一気に作品の世界に引き込まれました。
どこに着地するのか予見できないストーリー展開がみごとでしたね。
ヴァンサン・カッセルのワルぶりは想定通りでしたが…
それがかすんでしまうほどの悪にびっくりでした。^^

今頃はパリの空の下でしょうか?
楽しんでいらしてくださいね☆
Commented by margot2005 at 2013-11-28 22:00
セレンディピティさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

スタイリッシュな映画って大好きなんです!ダニー・ボイルの映画は裏切りませんね。これも最高でした。

>ヴァンサン・カッセルのワルぶり...かすみましか?そうヴァンサンもしてやられたって感じでしたね。

パリ堪能してきました。ありがとう!
by margot2005 | 2013-11-10 23:25 | Comments(2)