イタリア映画祭2013...「司令官とコウノトリ」

「Il comandante e la cicogna」...aka「The Commander and the Stork」2012 イタリア/スイス/フランス
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配管工のレオは夜な夜な妻テレーザのゴーストに愚痴をこぼしている。男手一つで16歳の娘マッダレーナと13歳の息子エリアを育てるのは大変なこと。そしてマッダレーナは男に夢中で、エリアはコウノトリに夢中…
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レオに「ナポレオンの愛人/2006」「錆び/2011」のヴァレリオ・マスタンドレア。
ディアーナに「ボローニャの夕暮れ/2008」「私を撮って/2008」「やがて来る者/2009」「ミラノ、 愛に生きる/2009」のアルバ・ロルヴァケル。
アマンツィオに「愛と欲望 ミラノの霧の中で/2006」「まなざしの長さをはかって/2007」「人生、ここにあり!/2008」のジュゼッペ・バッティストン。
テレーザに「題名のない子守唄/2006」「恋するローマ 元カレ/元カノ/2009」のクラウディア・ジェリーニ。
エリアにルカ・ディローディ
マッダレーナにセレーナ・ピント。
マラッファーノ弁護士に「愛と欲望 ミラノの霧の中で」「バッグにはクリプトナイト/2011」のルカ・ジンガレッティ。
弁護士の秘書チンツィアに「ミラノ、 愛に生きる」のマリア・ピアート。
探偵エミリアーノにミケーレ・マガンツァ。
スーパーの店長に「NINE/2009」のジュゼッペ・チェデルナ。
不動産屋に「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女/2009」のファウスト・ルッソ・アレジ。
ジュゼッペ・ガリバルディの声に「家の鍵/2004」「題名のない子守唄」「対角に土星/2007」「天使と悪魔/2009」「気楽な人生/2010」のフランチェスコ・ファヴィーノ。
監督、脚本は「ベニスで恋して/2000」「30日の不倫/2010」のシルヴィオ・ソルディーニ。

今年もイタリア映画祭に行って来た。例年通り観たい作品より、観に行ける日にちを優先する。昨年はたまたま観た4作のうち3作が暗かったので、満足したのは上にも書いた「気楽な人生」1作だけだった。しかし今年の第一作はかなりの満足。

コウノトリに夢中のエリアがスーパーで冷凍の蛙を万引きする。その理由は彼のコウノトリのエサにするため。
男に夢中のマッダレーナはボーイ・フレンドにきわどい写真を撮られたあげくInternet公開されてしまう。
売れない画家ディアーナは家賃をも滞納するほど日々の生活に困っている。
ディアーナの大家アマンツィオはインテリの世捨て人で、ただいま語学の勉強中(あるとあらゆる国の娼婦と寝るため?)。
レオはマッダレーナの窮地を救うべく弁護士に相談に行く。レオはそこで事務所の壁画を描くディアーナと出会う。

レオを軸に、彼の子供たちマッダレーナとエリア。エリアはスーパーでアマンツィオと出会う。アマンツィオとディアーナは大家と店子の関係。それぞれが上手く絡み合ってとても面白いコメディとなっている。
夜な夜な現れるレオの亡くなった妻テレーザのゴーストがとてもナイスな演出。コーヒーの匂いを嗅ぐのが好きなゴーストって?きっと生前コーヒーが大好きだったのだろう。

映画の舞台は北イタリアのとある街とあるが、ロケはトリノだそう。
街中に立つ銅像のガリバルディが市民の素行の悪さに嘆くシーンでオープニングが始まる。
ガリバルディの後、イタリアが生んだ著名人カッツアニーガ、ジャコモ・レオパルディ、そしてレオナルド・ダ・ヴィンチとそれぞれの銅像が登場する。
レオナルド・ダ・ヴィンチ以外は日本人にとって著名人ではない。イタリアを二回訪問したため(ガイドブック読んでる)、ガリバルディはイタリア統一に大きく貢献した人物として知っている。しかしカッツアニーガ、ジャコモ・レオパルディに至っては全く知らない。それで調べてみたところジャコモ・レオパルディはイタリアの詩人で、随筆家、哲学者、文献学者だそう。で、カッツアニーガってオペラ・シンガー??

有楽町 朝日ホールにて(イタリア映画祭:5/6まで開催)
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by margot2005 | 2013-05-05 23:40 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)
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