「プリンセス・カイウラニ」

「Princess Ka'iulani」 2009 USA/UK
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プリンセス・ヴィクトリア・カイウラニに「ニュー・ワールド/2005」のクオリアンカ・キルヒャー。
クライヴ・デイヴィーズに「華麗なる恋の舞台で/2004」「BOY A/2007」のショーン・エアヴァンス。
アリス・デイヴィーズに「ジェーン・エア/2011」のタムジン・マーチャント。
ローリン・サーストンに「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬/2005」のバリー・ペッパー。
サンフォード・B・ドールに「マイティ・ハート/愛と絆/2007」のウィル・パットン。
アーチー(アーチボルド・クレイグホーン)にジミー・ユール。
テオ・デイヴィーズに「タロット・カード殺人事件/2006」のジュリアン・グローヴァー。
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ロケ地はハワイと英国ノーフォーク。
本作の予告はシアターで全く観ていない。たまたま観たい映画がなくて…でもなんか観たいと探していてこちらを発見。上映館の新宿蔵野館(ウイークディ最終回)はほぼ全員中高年でハワイの歴史に若者は興味ないのか?と思ったりして…それとハワイアンが流れていたのも少々oldな感じだった。(観たのは7月中旬)

カメハメハ1世は知っていても、ハワイ王朝最後の王女プリンセス・カイウラニ(1875 ~1899)という女性は全く知らない。でも映画を観て23歳で亡くなったプリンセス・カイウラニの物語(史実)に少々感動した。プリンセスはとても美しい女性でワイキキに彼女の銅像があるそう。
映画の中でハワイの景色を堪能出来るか?なんて想像していたが無理だった。それは19世紀後半のハワイと21世紀のハワイではあまりにも景色が違っているからだろう。

オープニングからしばらくしてハワイに反乱が起きプリンセスは父親アーチーの命により彼の母国に追いやられる。アーチーはスコットランド、エジンバラ出身で、ハワイ王ディヴィッド・カラカウアの妹ミリアム・リケリケと結婚し、カイウラニは二人の一人娘。カラカウアの姪である彼女は王位継承者でもあった。
ハワイから逃れるように英国にやって来たプリンセス・ヴィクトリア・カイウラニは父の旧友テオ・デイヴィーズとその家族の館に同居することになる。やがてテオの娘アリスと共に寄宿学校で学び始める。しかし英国ではもはやプリンセスではないカイウラニは人種差別を体験する。そしてデイヴィーズの息子クライヴとの間に愛が芽生え彼のプロポーズを受ける。しかしそんな折ハワイの王政が崩壊する。デイヴィーズは王政が崩壊したことをカイウラニに知らさないようクライヴにも警告していたが、彼女はそれを知ることになる。
アメリカ軍により国民虐殺を知ったカイウラニはクライヴに別れを告げてハワイへ戻る。時の大統領クリーブランドに会うためアーチーと共にワシントンへ向かったカイウラニ。
この女性は実に強い。その上、ハワイ人ということに非常に誇りを持っていて、英国名で“ヴィクトリア”と呼ばれることを嫌っていた。

カイウラニとクライヴは絶対結ばれないだろうなと想像していたがやはりであった。クライヴとの結婚はハワイを捨てて英国に渡るということ。カイウラニは決してハワイを捨てることが出来なかった。とてもプリンセスらしい選択に感動する。

プリンセス・カイウラニを演じるのはドイツ出身のクオリアンカ・キルヒャー。”ポカホンタス”から5年。20歳の大人になった彼女は素敵なレディに変身している。

新宿武蔵野館にて(8/10まで)
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by margot2005 | 2012-08-11 01:28 | MINI THEATER | Trackback(3) | Comments(4)
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Commented by ほし at 2012-08-20 20:26 x
はじめまして。興味深い映画ですね。
ほんの子供の頃(5,6歳か)彼女の伯父カラカウア王が来日した際、日本の皇族とカイウラニ王女とのあいだに結婚話が持ち上がったそうです。
日本側も乗り気になったけど結局お流れになりました。そんな歴史もちょっと見たかったですね。
Commented by margot2005 at 2012-08-22 19:33
ほしさん、初めまして。コメントありがとうございます。

ハワイ王朝は中々興味かったですね。
そうそう、カイウラニ王女と日本の皇族の結婚は映画のHPに記事がありました。
カイウラニ王女が若くして亡くならなければ、色んなロマンスが芽生えたことでしょうね。素敵なドラマでした。
Commented by kintyre at 2012-11-04 20:09 x
こんばんは、この映画を観たことでハワイ王国がどのようにしてアメリカへ併合されたのかが始めて分かりました。
スコットランドに渡ってもハワイ王女してしの誇りを忘れず、同時にハワイのことを王家の一人として忘れなかった様子が分かりました。
Commented by margot2005 at 2012-11-06 00:15
kintyreさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。

本作は公開期間も、場所も少なかったのでしょうね。全く持って万人受けする映画ではなかったですから。
でもプリンセス・カイウラニはハワイ王国を愛してやまない素晴らしい女性だと思いました。
そして、そう、アメリカへ併合される過程も知ることができました。
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